基礎課程「おだわら学講座」の第11回目は、「小田原の農業～現状・課題～」というテーマで開催しました。
前半は、かながわ西湘農業協同組合指導販売課技術顧問の露木洋一氏から、県内・市内の農業の概要（課題とJAの取組）についてお話しいただきました。市内でも農家の高齢化が進み、耕作放棄地が増え、鳥獣による被害が増えるなどの課題を聞くとともに、小田原ならではの米・柑橘・梅・キウイフルーツ・イチゴ・玉ねぎ・足柄茶などの生産物の概要をお聞きしました。合わせてさまざまな課題に対するJAの取組についてもお聞きすることができました。
後半は、市内片浦地区で耕作放棄地の活用や援農に取り組んでいる農地活！片浦の帰山氏、森山氏、姫野氏をお迎えし、活動内容や運営に関する工夫などをお聞きしました。また、皆さんが楽しそうに活動を行っている様子がわかり、実践を続ける秘訣に少しふれることができたような有意義な時間を過ごせました。受講者も活動内容に大変興味を持って熱心にお話を聞いていました。

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。