おだわら市民学校専門課程「地域の生産力を高める」第10回・第11回を実施しました
第10回目【12月9日(月)】
「地元の農産物を活用する~湘南小麦を活用したパン職人の事例から学ぶ~」
講座の10回目は、「地元の農産物を活用する~湘南小麦を活用したパン職人の事例から学ぶ~」というテーマで、江之浦にあるパン屋「麦焼処麦踏」の宮下純一さんに講師をお願いし、湘南小麦や小田原産の小麦にこだわって作るパンやお店、将来の夢などをお聞きしました。
もともと埼玉県の川越出身の宮下さんですが、空き家バンク制度の利用やお店の内装に関わった大学生のイノベーション研究グループなどとのかかわりから、秀吉が小田原攻めの時に家臣をお茶でもてなすために作らせた数寄屋「天正庵」跡に、パン屋「麦焼処麦踏」を開店させたとのこと。最初から地産地消を目指していたわけではなく、本当においしい小麦を使おうと思ったらそれが地元産のものだったというお話でした。受講生は実際に宮下さんが店舗近くで育てている麦の畑にご案内いただき、秋に蒔いて芽が出てきた麦を踏む「麦踏み」の体験もさせていただきました。お店の名前にもなっている「麦踏み」をすると丈夫になって生産量が増えるとのことでした。
「お店から海までの傾斜地いっぱい麦畑で黄色く染めたい」というのが宮下さんの将来の夢で、平塚市で製粉を頼むのではなく地元産のおいしい麦を自分のお店で石うすにより製粉をしたいとおっしゃっていました。
宮下さんこだわりのパンは、次から次へとお客さんが買いに来て、正午過ぎには売り切れていました。
もともと埼玉県の川越出身の宮下さんですが、空き家バンク制度の利用やお店の内装に関わった大学生のイノベーション研究グループなどとのかかわりから、秀吉が小田原攻めの時に家臣をお茶でもてなすために作らせた数寄屋「天正庵」跡に、パン屋「麦焼処麦踏」を開店させたとのこと。最初から地産地消を目指していたわけではなく、本当においしい小麦を使おうと思ったらそれが地元産のものだったというお話でした。受講生は実際に宮下さんが店舗近くで育てている麦の畑にご案内いただき、秋に蒔いて芽が出てきた麦を踏む「麦踏み」の体験もさせていただきました。お店の名前にもなっている「麦踏み」をすると丈夫になって生産量が増えるとのことでした。
「お店から海までの傾斜地いっぱい麦畑で黄色く染めたい」というのが宮下さんの将来の夢で、平塚市で製粉を頼むのではなく地元産のおいしい麦を自分のお店で石うすにより製粉をしたいとおっしゃっていました。
宮下さんこだわりのパンは、次から次へとお客さんが買いに来て、正午過ぎには売り切れていました。
宮下さんを囲んで
質疑応答
お店の前の小麦畑
麦踏体験
お店の前で宮下さんと受講生
第11回目【12月21日(土)】
「振り返り・閉講」
本講座の最終回の第11回目は受講者6人全員がそろい、講座の後半のふり返りと「小田原の農業を守るために自分にできること」について話し合いました。これからも援農の場があれば積極的に参加していきたい、受講者同士だけでなく講師や農家の方とも交流を続けていきたいなどの意見も出て、今後もこのグループで活動していくことが決まりました。
最後に受講者一人一人に修了証が授与され、記念撮影をして、全11回の講座が終了しました。
最後に受講者一人一人に修了証が授与され、記念撮影をして、全11回の講座が終了しました。
受講後の活動についての話し合い
修了証授与
記念撮影
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881