おだわら市民学校専門課程「郷土の魅力を知り伝える」第8回・第9回を実施しました

第8回目【10月9日(水)】
「小田原の城下町・宿場町を歩く ~小田原御府内巡り~」

 講座の第8回目は、江戸時代の小田原城を取り囲む武家地や町人地などの「城下町」を講師の小田原市学芸員 湯浅 浩さんの御案内で実習を行いました。
 「通り町」といわれた9町と「脇町」と呼ばれた10町、合わせて19町で構成されている町人地を、地図を片手に確認しながら歩いてみました。東海道筋の通り町は、宿場町「小田原」のたたずまいが見られました。また、甲州道筋の脇町は、今でも商人町の色濃い町並みを確認しました。
 次に武家地について、講師より小田原藩の施設や武家屋敷などが立ち並んでいたお話を伺い、往時を体感することができました。
 受講生にとって、実際に歩いて見ることで、あらためて郷土「小田原」の魅力を再発見した3時間でした。 
 
 
講師:小田原市学芸員 湯浅 浩さん

講師:小田原市学芸員 湯浅 浩さんの説明を聞く受講生

さあ!出発

さあ!出発

竹の花広小路

竹の花広小路

一丁田町

一丁田町を通り過ぎる受講生

小田原宿脇本陣

小田原宿脇本陣

中宿町

中宿町

第9回目【10月23日(水)】
「小田原の邸園文化・別荘文化 ~板橋地区まちあるき&三茶人を知る・茶の湯文化に触れる~ 」
 

 講座の第9回目は、講師の小田原市学芸員 岡 潔さんの御案内で、板橋地区周辺を散策しました。おもに小田原の別荘文化に触れ、政治家・軍人と知られる山縣有朋の別邸「古稀庵」の門前でお話を伺いました。また、実業家・大倉喜八郎が建てた別荘「山月」(近年まで割烹旅館として使用されたいた。)の看板を確認したり、茶人・鈍翁で知られる益田 孝が掃雲台の建築を始め、晩年ここで過ごしたところ(現在は、分譲地と化している。)などを体感し、往時を忍びながら歩きました。「茶の湯文化に触れる」では、近代小田原三茶人(鈍翁 益田 孝・幻庵 野崎 広太・耳庵 松永 安左ヱ門)について説明がありました。
 次に会場を松永記念館 老欅荘に移し、講師の茶道裏千家正教授・キャンパスおだわら人材バンク講師 竹縄 宗慶氏から作法やお点前を習いました。
 受講生にとって、別荘文化や茶の湯文化に触れる実りある講座となりました。
 

 
講師:小田原市学芸員 岡 潔さん

講師:小田原市学芸員 岡 潔さんの説明を聞く受講生

板橋見附

板橋見附「案内板」前で説明を聞く受講生

古稀庵前

古稀庵前

松永記念館本館

松永記念館本館

にじり口から入る

にじり口から入る

掛け軸を拝見

掛け軸を拝見

茶道裏千家正教授・キャンパス講師:竹縄宗慶氏

茶道裏千家正教授・キャンパス講師:竹縄宗慶氏

竹縄氏とお弟子さん

竹縄氏とお弟子さん

茶道体験

お点前を習う

お茶をたてる

お茶を点てる

茶の湯体験1

茶の湯体験1

茶の湯体験2

茶の湯体験2

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「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。

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