今回は、「障がい者支援施設 永耕園」を訪問しました。

　始めに、支援部長の吉野順一さんから、永耕園の概要や入所者のかたの様子、職員の仕事内容などについて伺いました。吉野さんの「施設に勤務して20年以上になる。仕事は大変なことも多いが、入所者のかたのとびきりの笑顔に会えるこの仕事に就けて本当に良かった。」との言葉が印象的でした。

　続いて、施設の中をご案内いただき、各グループに分かれて作業をする入所者のかたがたと触れ合いました。入所者のかたと受講生はすぐに打ち解け、作業の様子を見ながら、色々な話を熱心に聞いていました。

　最後に、通所生活介護施設「デイセンター永耕」をご案内いただきました。施設職員の香川さんから全体のお話を伺った後、それぞれの作業場では、通所者のかたが自らその作業内容をご説明してくださいました。

　永耕園では、障がいのある方の生活支援や自立に向けた活動支援を行うたけでなく、近隣の幼稚園との交流事業を行ったり、地元で行われるお祭りに参加するなど、地域との交流を積極的に進めています。その結果、近隣のかたがたと顔見知りになり、入所者・通所者のかたがたが地域でも見守られる姿ができつつあるということでした。
　
　受講生にとって、今後の活動を考える上で大いに参考となる内容になりました。

 

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。