おだわら市民学校専門課程「自然を守り育てる」第9回を実施しました
第9回目【11月23日(土)】
「小田原の自然に触れる⑤ ~小田原の放棄竹林、竹炭づくりについて~」
専門課程「自然を守り育てる」の第9回目は「小田原の自然に触れる ~小田原の放棄竹林、竹炭づくりについて~」をテーマに開催しました。
はじめに、東京都市大学環境情報学部教授 吉﨑真司氏より、小田原市に生育するタケ類やササ類について、また、一例として曽我丘陵地域における竹林の占有面積を取り上げ、竹の性質や分布についてのお話がありました。また、マダケ林整備のようすに触れ、作業の大変さを目の当たりにしました。
次に、おだわら環境志民ネットワーク理事 播摩信之氏からは、現在、全国的に荒廃した竹林が増えているお話があり、その要因として、現代の生活の中で、竹を利用しなくなったことが荒廃竹林を招いているという説明がありました。また、生長した竹は木々の光合成を阻害し、やがて木々は枯れてしまうことや密生した竹林は地下茎が隙間なくからみあい、地下茎を弱らせ、地盤との結束が弱まることで、竹林ごと地滑りをおこす土砂災害につながるなど、荒廃竹林の問題点にも触れました。これらの問題点を解消すべく「相州小田原 荒廃竹林解消プロジェクト」を発足し、地域で活動されている方々のサポートを行っているお話を伺いました。さらに、さまざまな効用のある竹炭の利用を促進していくことで、荒廃竹林解消の一助になる活動を伺いました。
次に関東学院大学裏側に移動し、荒廃竹林の現場を観察しました。
受講生は、竹林整備の必要性や竹炭づくりに興味、関心を寄せ、今後の活動につなげていく上で大いに参考になりました。
はじめに、東京都市大学環境情報学部教授 吉﨑真司氏より、小田原市に生育するタケ類やササ類について、また、一例として曽我丘陵地域における竹林の占有面積を取り上げ、竹の性質や分布についてのお話がありました。また、マダケ林整備のようすに触れ、作業の大変さを目の当たりにしました。
次に、おだわら環境志民ネットワーク理事 播摩信之氏からは、現在、全国的に荒廃した竹林が増えているお話があり、その要因として、現代の生活の中で、竹を利用しなくなったことが荒廃竹林を招いているという説明がありました。また、生長した竹は木々の光合成を阻害し、やがて木々は枯れてしまうことや密生した竹林は地下茎が隙間なくからみあい、地下茎を弱らせ、地盤との結束が弱まることで、竹林ごと地滑りをおこす土砂災害につながるなど、荒廃竹林の問題点にも触れました。これらの問題点を解消すべく「相州小田原 荒廃竹林解消プロジェクト」を発足し、地域で活動されている方々のサポートを行っているお話を伺いました。さらに、さまざまな効用のある竹炭の利用を促進していくことで、荒廃竹林解消の一助になる活動を伺いました。
次に関東学院大学裏側に移動し、荒廃竹林の現場を観察しました。
受講生は、竹林整備の必要性や竹炭づくりに興味、関心を寄せ、今後の活動につなげていく上で大いに参考になりました。
講師:吉﨑真司氏
講師:播摩信之氏
荒廃竹林の現場を見る
整備された竹林を見る
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881