おだわら市民学校専門課程「地域の文化力を高める」第10回を実施しました
第10回目【1月19日(日)】
「芸術文化を知る ~文化関係者によるセミナー~ 」
講座の第10回目は、第22回文化セミナー「文化資源の活用と観光」をテーマに、芸術文化を重要な観光資源と捉え、その活用を考えるセミナーを開催しました。第1部 基調講演は、「地域の文化資源を活用した文化観光の取り組み」と題し、文化政策研究者・独立行政法人国立美術館理事 太下義之氏よりお話を伺いました。おもにオリンピックと「文化プログラム」について、また、文化施設を中心とした文化観光の在り方に関する文化庁等における検討会議についてお話がありました。次に「文化資源活用による地域・観光産業の活性化 ~国の新たな施策・制度~」について観光庁観光地域振興部観光資源課地域資源活用推進室 室長 山田亜紀子氏より説明がありました。訪日外国人の現状と文化資源の観光活用による地域活性化について、データを基に解説されました。第2部では、「小田原の文化資源とインバウンド対策」と題し、パネリストに太下義之氏と山田亜紀子氏が、コーディネーターに小田原市観光協会DMO推進マネージャー高村完二氏が登壇し、パネルディスカッションが行われました。文化資源を活用したインバウンドのための環境整備やナイトタイム等の活用による新たな時間市場の創出、また歴史的資源を活用した観光まちづくり官民連携推進チームによる情報発信等々、活発な意見交換がありました。
受講生にとって、観光地域づくりの現状と課題について再確認し、今後の活動に向けて大いに参考になりました。
受講生にとって、観光地域づくりの現状と課題について再確認し、今後の活動に向けて大いに参考になりました。
講師:太下義之氏
講師:山田亜紀子氏
コーディネーター:高村完二氏
パネルディスカッションの開催
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881