令和4年度おだわら市民学校専門課程「子どもを見守り育てる」第14回を実施しました
第14回目【令和5年1月28日(土)】
【共通講座】「今、子ども・子育て支援者に求められているものとは」
専門課程「子どもを見守り育てる」の第14回目は、本講座受講生及び、それ以外の専門課程受講生も参加できる共通講座として、「今、子ども・子育て支援者に求められているものとは」をテーマに、講師に認定NPO法人フリースペースたまりば理事長、川崎市子ども夢パーク・フリースペースえん 総合アドバイザー、川崎若者就労・生活自立支援センター「ブリュッケ」総合アドバイザー、神奈川大学非常勤講師 西野博之氏をお迎えし実施しました。
まず、日本の子どもたちの現状についてお話がありました。例えば、昨年度の不登校の小中学生が24万人超・いじめ件数が小中高校と特別支援学校を合わせて61万件超 過去最多だったこと、子どもの出生数は過去最低の81万人でありながら、2022年3月警察庁発表によると小中高生の自死は年間473人、自己肯定感に関する国際比較において日本の子どもたちは自己肯定感が低い等といった現状を知りました。
次に、西野氏が1998年から関わられ、2000年12月に市議会で成立、2001年4月に施行された「川崎市子どもの権利条約」についてお話をいただきました。「第27条 子どもの居場所 子どもには、ありのままの自分でいること、休息して自分を取り戻すこと、自由に遊び、もしくは活動すること、または安心して人間関係をつくりあうことができる場所が大事であることを考慮し、(川崎)市は、居場所についての考え方の普及並びに居場所の確保及びその存続に努めるものとする。」西野氏が実際に子どもの居場所として、川崎市子ども夢パークづくりをなさったことについて、さらに詳しくお話をいただきました。子どもにとって安心して失敗できる環境づくりの実現、子どもの表れの捉え方や子どもへの具体的な声掛けの仕方等についてお話いただきました。
最後に、川崎市子ども夢パークのドキュメンタリー映画『ゆめパのじかん』の予告編を視聴しました。子ども達が自由な発想で生き生きと遊ぶ姿や、子どもからの大人へのメッセージ「まず、おとなが幸せにいてください。(略)」がとても印象に残りました。子ども達と関わる大人自身が幸せを感じ、思いやりの心で子どもに声掛けをする重要性を感じました。
まず、日本の子どもたちの現状についてお話がありました。例えば、昨年度の不登校の小中学生が24万人超・いじめ件数が小中高校と特別支援学校を合わせて61万件超 過去最多だったこと、子どもの出生数は過去最低の81万人でありながら、2022年3月警察庁発表によると小中高生の自死は年間473人、自己肯定感に関する国際比較において日本の子どもたちは自己肯定感が低い等といった現状を知りました。
次に、西野氏が1998年から関わられ、2000年12月に市議会で成立、2001年4月に施行された「川崎市子どもの権利条約」についてお話をいただきました。「第27条 子どもの居場所 子どもには、ありのままの自分でいること、休息して自分を取り戻すこと、自由に遊び、もしくは活動すること、または安心して人間関係をつくりあうことができる場所が大事であることを考慮し、(川崎)市は、居場所についての考え方の普及並びに居場所の確保及びその存続に努めるものとする。」西野氏が実際に子どもの居場所として、川崎市子ども夢パークづくりをなさったことについて、さらに詳しくお話をいただきました。子どもにとって安心して失敗できる環境づくりの実現、子どもの表れの捉え方や子どもへの具体的な声掛けの仕方等についてお話いただきました。
最後に、川崎市子ども夢パークのドキュメンタリー映画『ゆめパのじかん』の予告編を視聴しました。子ども達が自由な発想で生き生きと遊ぶ姿や、子どもからの大人へのメッセージ「まず、おとなが幸せにいてください。(略)」がとても印象に残りました。子ども達と関わる大人自身が幸せを感じ、思いやりの心で子どもに声掛けをする重要性を感じました。
講師 認定NPO法人フリースペースたまりば理事長 西野博之氏
講義の様子
感想を伝える受講生の様子
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881