令和4年度おだわら市民学校専門課程「自然を守り育てる」第13回を実施しました
第13回目【令和5年2月11日(土)】
「小田原の自然を知る(9)~獣害の実態、罠猟による獣害対策~」
専門課程「自然を守り育てる」の第13回は、「小田原の自然を知る(9)~獣害の実態、罠猟による獣害対策~」をテーマに開催しました。
初めに、生涯学習センターけやきにて、NPO法人 おだわらイノシカネット 理事長 穂田芳雄氏の御挨拶の後、獣害の実態や罠猟による獣害対策について会員のみなさまからもお話を伺いました。森や農地を守るために、シカやイノシシの捕獲や、捕獲者の育成をしていること、解体して精肉にしたり、皮や角も活かしたりと、命を大切にする思いをお話いただきました。
次に、久野地区に移動し、フィールドワークを行いました。山に入ると、シカによる樹皮はぎ跡のある木々や、葉が食べられた木や枯れ木等、獣害の実態が確認できました。足元にはイノシシの足跡や、イノシシによる掘り返しの跡、シカの糞などがありました。受講生は2人組の5班に分かれ、会員の方々と共に、獣道にくくり罠を仕掛けました。罠の設置では、動物が木をまたいだ際に足が着地しそうな位置や向きを選んだり、土を掘って罠を仕掛けて上から枯葉をかぶせたり等、動物の導線をイメージし、なるべく目立たない工夫をしました。
最後に、活動の振り返りを行いました。山を守る活動の素晴らしさ、動物と人との知恵比べ、罠にシカが掛かるか楽しみ等、様々な感想がありました。穂田氏より、くくり罠塾や、罠にシカが掛かった後のご案内もいただきました。
初めに、生涯学習センターけやきにて、NPO法人 おだわらイノシカネット 理事長 穂田芳雄氏の御挨拶の後、獣害の実態や罠猟による獣害対策について会員のみなさまからもお話を伺いました。森や農地を守るために、シカやイノシシの捕獲や、捕獲者の育成をしていること、解体して精肉にしたり、皮や角も活かしたりと、命を大切にする思いをお話いただきました。
次に、久野地区に移動し、フィールドワークを行いました。山に入ると、シカによる樹皮はぎ跡のある木々や、葉が食べられた木や枯れ木等、獣害の実態が確認できました。足元にはイノシシの足跡や、イノシシによる掘り返しの跡、シカの糞などがありました。受講生は2人組の5班に分かれ、会員の方々と共に、獣道にくくり罠を仕掛けました。罠の設置では、動物が木をまたいだ際に足が着地しそうな位置や向きを選んだり、土を掘って罠を仕掛けて上から枯葉をかぶせたり等、動物の導線をイメージし、なるべく目立たない工夫をしました。
最後に、活動の振り返りを行いました。山を守る活動の素晴らしさ、動物と人との知恵比べ、罠にシカが掛かるか楽しみ等、様々な感想がありました。穂田氏より、くくり罠塾や、罠にシカが掛かった後のご案内もいただきました。
講師を紹介する受講生の様子
講師 NPO法人おだわらイノシカネット 理事長 穂田芳雄氏
NPO法人おだわらイノシカネットのみなさま
講義の様子 1
講義の様子 2
講義の様子 3
獣害の実態を確認する様子
イノシシが土を掘り返した跡を確認する様子
獣検知の説明の様子
くくり罠を仕掛ける様子
罠を仕掛けたことを示す標識を付ける様子
体験の感想を発表する様子
おだわら市民学校
「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881