解体予定建造物を活用した警防活動訓練を実施しました!
解体予定の旧ダイドー208館を活用させていただき、実践に近い状況で訓練することで、災害対応能力の向上及び自らの安全を確保できる技術を身に付けることを目的に訓練を実施しました。
- 実施期間
令和5年7月25日(火)から令和5年7月28日(金)までの4日間 - 実施場所
旧ダイドー208館 小田原市中里332ー2 - 実施部隊
小田原消防署(指揮隊・消防隊・高度救助隊・特別救助隊・特装隊)
救助隊によるブリーチング(鉄筋コンクリート等の破壊技術)
座屈耐火建物等への進入、退出路を確保するため、鉄筋コンクリート等を破壊する技術をブリーチングという。
震災等により座屈した建物を想定し、閉じ込められた要救助者を救出するため、削岩機やエンジンカッター等を使用して鉄筋コンクリートの壁を破壊する。
進入口が出来たら救助隊が内部に進入し、地下に閉じ込められた要救助者を担架に収容して引き揚げ救出する。
中高層建物火災を想定した消防隊による消火訓練
敷地内の防火水槽から消防車で吸水し、建物に設置されている連結送水管へ送水することにより、上層階までホースを延長することなく放水することが可能となる。
8階を火災階と想定し、屋内階段に設置されている連結送水管の放水口に消防隊が携行したホースを結合して放水準備を整える。
煙を想定し、屋内に進入するため空気呼吸器の面体を着装する。
「誰かいますかー!」逃げ遅れ者の検索と火点の検索を行う。
「火点発見!放水始め!」
この情報に関するお問い合わせ先
消防:警防計画課 計画係
電話番号:0465-49-4435