おだわら市民学校

専門課程の６分野の各１講座を一般の方にも聴講いただける公開講座。今回はその第２弾。Toshi Yoroizukaオーナーシェフで、小田原ふるさと大使の鎧塚俊彦さんを講師にお迎えし、「お菓子づくりから農業を考える」というテーマで開催しました。
「菓子職人は世界一幸せな仕事」とおっしゃるパティシエの鎧塚俊彦さんから見た現在の農業の課題や、生産者への思いなどを熱く語っていただきました。また、小田原で果樹の耕作放棄地だったところを、一夜城ヨロイヅカファームとして開業したいきさつも詳しくお聞きすることができました。
参加された方からは、「農業の抱えている矛盾について勉強になった「食の大切さを改めて感じた」「まちづくり、地域活性化のために『食』や隠れた素材・歴史を掘り起こすことが大切だとのお話を参考にしたい」など、様々な感想が寄せられました。
今回の講演をお聞きして、鎧塚さんがパティシエであることに夢とプライドを持っていることを感じ、その生き方や考え方に多くの共感を得ることができました。
今後、一夜城ヨロイヅカファームを拡張していく予定があるとのこと、とても楽しみです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　社会教育指導員　廣瀬 記