令和5年度おだわら市民学校公開講座
「小田原の自然から学ぶ~海から知る小田原の自然~」を開催しました
令和5年10月21日(土)10時~12時
専門課程「自然を守り育てる」第9回
専門課程6分野の各講座を一般の方にも聴講いただける公開講座。その第5弾として、海と定置網の研究所所長石戸谷博範氏をお迎えし、「小田原の自然から学ぶ~海から知る小田原の自然~」というテーマでお話を伺いました。
小田原の海、相模湾は深さと潮の流れの速さと強さからとても良い漁場であり、人口が多い地域にありながら奇跡的なほど豊かな海であるということを知りました。魚市場に上がる有用種も多くまさに母なる相模湾だと感じました。
相模湾の定置網漁は幕末から1970年前までは日本一で、ブリの漁獲量も1954年には57万尾も獲れていたそうですが、1970年からほとんどブリが獲れなくなったと言います。漁獲高が減ってしまったことには様々な要因があり、相模湾をまたブリの好む海にするため、漁師の方々は山に木を植え手入れをする、ブリの森づくり運動をされているそうです。
海を守るということは、個人単位では難しい。しかし地元の魚を積極的に選ぶ、ゴミを減らすなどで環境の破壊を少しでも防ぐなど自分にできることもあると思いました。
今回、ご参加いただいた方々からは「小田原に関する漁業を歴史的側面を交えながら深く知ることができた」「人工物などが海の環境を破壊していたことに驚いた」「この小田原の海で釣りができ、魚が獲れて、食べれて最高だ」「漁業の実態、環境問題の影響が大きいことを理解できた」など、様々なお声をいただきました。
森・里・川・海、全てが連なり循環していることが今回の公開講座で理解でき、そして今後自分の行動を考えるきっかけになりました。
小田原の海、相模湾は深さと潮の流れの速さと強さからとても良い漁場であり、人口が多い地域にありながら奇跡的なほど豊かな海であるということを知りました。魚市場に上がる有用種も多くまさに母なる相模湾だと感じました。
相模湾の定置網漁は幕末から1970年前までは日本一で、ブリの漁獲量も1954年には57万尾も獲れていたそうですが、1970年からほとんどブリが獲れなくなったと言います。漁獲高が減ってしまったことには様々な要因があり、相模湾をまたブリの好む海にするため、漁師の方々は山に木を植え手入れをする、ブリの森づくり運動をされているそうです。
海を守るということは、個人単位では難しい。しかし地元の魚を積極的に選ぶ、ゴミを減らすなどで環境の破壊を少しでも防ぐなど自分にできることもあると思いました。
今回、ご参加いただいた方々からは「小田原に関する漁業を歴史的側面を交えながら深く知ることができた」「人工物などが海の環境を破壊していたことに驚いた」「この小田原の海で釣りができ、魚が獲れて、食べれて最高だ」「漁業の実態、環境問題の影響が大きいことを理解できた」など、様々なお声をいただきました。
森・里・川・海、全てが連なり循環していることが今回の公開講座で理解でき、そして今後自分の行動を考えるきっかけになりました。
社会教育指導員 大谷記
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この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881