令和6年度おだわら市民学校公開講座【有機農業について~小田原の先駆者から学ぶ~】を開催しました
令和6年8月3日(土)10時~12時
専門課程「地域の生産力を高める」第6回
専門課程の4分野の各1講座を一般の方にも聴講いただける公開講座。令和6年度の第1弾は、専門課程「地域の生産力を高める」の中から、自然園いしわた農場の石綿敏久氏を講師にお迎えし、「有機農業について~小田原の先駆者から学ぶ~」というテーマで開催しました。
石綿敏久氏は日本で初めてキウイフルーツを無肥料で栽培した、久野で300年以上続く農家の15代目。様々な画像を使い、有機栽培と慣行栽培の畑や生産物の違い、現在は特に有機農業は環境保全型の農業として注目されていることなどをお話しいただきました。有機栽培に転換してから5年ほどたつと、収穫量もさほど変わらず、野菜や米本来の味が出ること、また、有機栽培の田畑は生物が多様化し、自然にもやさしいことなどわかりやすく説明していただきました。お話を聞く中で、石綿さんの自分を貫く強い思いとたくさんの努力があったことを強く感じました。
日本の農業のあり方についても言及していただき、受講生からは「有機農法について、頭では知っているつもりになっていたが、土が変わると様々な周囲の環境も変わり、生物も変わり、そして人の身体も暮らしも変わることがわかった」、「情熱と意気込みを感じられ、環境保全に主軸が移っていることがわかった」、「石綿さんの生き方・考え方に感動した。微力ではあるが、オーガニックを伝えていきたい」などの感想があり、有機農業のあり方に目を向ける機会となりました。
社会教育指導員 廣瀬 記
石綿敏久氏は日本で初めてキウイフルーツを無肥料で栽培した、久野で300年以上続く農家の15代目。様々な画像を使い、有機栽培と慣行栽培の畑や生産物の違い、現在は特に有機農業は環境保全型の農業として注目されていることなどをお話しいただきました。有機栽培に転換してから5年ほどたつと、収穫量もさほど変わらず、野菜や米本来の味が出ること、また、有機栽培の田畑は生物が多様化し、自然にもやさしいことなどわかりやすく説明していただきました。お話を聞く中で、石綿さんの自分を貫く強い思いとたくさんの努力があったことを強く感じました。
日本の農業のあり方についても言及していただき、受講生からは「有機農法について、頭では知っているつもりになっていたが、土が変わると様々な周囲の環境も変わり、生物も変わり、そして人の身体も暮らしも変わることがわかった」、「情熱と意気込みを感じられ、環境保全に主軸が移っていることがわかった」、「石綿さんの生き方・考え方に感動した。微力ではあるが、オーガニックを伝えていきたい」などの感想があり、有機農業のあり方に目を向ける機会となりました。
社会教育指導員 廣瀬 記
講座の様子
講師:自然園いしわた農場 石綿敏久氏
多くの方が受講されました
関連情報リンク
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881