救急救命士とは?
救急救命士とは?
救急救命士とは、平成3年に救急救命士法が制定されて以来、救急救命の現場において心肺停止患者等の重度傷病者に対し、医師の指示のもとに救命処置等の医療行為を行うことができる救急隊員であり、救急救命士の国家資格を有する者です。
救急救命士の行う処置とは?
救急救命士は、一般の救急隊員が行う救急処置に加えて、高度な処置を行うことができます。
また、救急救命士の行うことができる医療行為の範囲は傷病者の救命率の向上を図るために次のとおり拡大されています。
- 平成16年7月から、心肺停止傷病者への気管挿管(気管内チューブを用いた気道確保)の実施。
- 平成18年4月から、心肺停止傷病者への薬剤(アドレナリン)投与。
- 平成26年4月から、心肺停止前の傷病者への輸液(点滴)、血糖測定並びに低血糖傷病者へのブドウ糖溶液の投与
◆平成26年4月に拡大された救急救命処置について
平成26年4月から、心肺機能が停止する前の傷病者に対して新たな救急救命処置を行うことが可能となりました。
小田原市消防では新たな処置に必要な研修や救急救命士の養成を行い、平成26年7月1日から運用を開始しています。
この情報に関するお問い合わせ先
消防:救急課 救急対策係
電話番号:0465-49-4440