救急車の正しい利用にご協力ください!
当市における救急業務を取り巻く環境は、高齢化や疾病構造の変化、在宅患者の増加等市民ニーズの多様化により、大きく変化し救急需要は年々増大しています。新型コロナウイルス感染症の影響から令和2年の救急出動件数は減少したもの、その後、救急需要の増加が続き、令和5年は過去最大の出動件数となっています。
小田原市消防管内(2市5町)における、令和5年1月から12月までの救急業務の状況は、出動件数19,763件で1日平均54件出動したことになります。
小田原市消防本部では、実働12台の救急車を運用しています。119番通報で救急要請を受けると、要請があった場所の最も近くにいる出動可能な救急車を選別して出動することとなります。
救急車を利用した人のうち、入院を必要としない「軽症者」の割合は、平成19年にはすべての搬送者数の55%以上を占めていましたが、救急車の正しい利用を多くの方が心がけてくださり、令和2年には38.0%まで減少したものの、その後は増加傾向となっています。
急を要する病気やケガではないが、病院へ行くのに便利なので救急車を利用するといったような救急要請が増えると、生命に危険が迫っている重篤な方を待たせてしまうことになります。
救急車は、緊急を要する病気の人や大出血を伴うケガを負った人など、救急車を本当に必要とする人のためにあります。ためらわず救急車を呼んでほしい症状はページ下の「こんなときには すぐに119番」にありますのでご覧ください。
救急車の利用について、ご理解とご協力をお願いします。
救急車を上手に使いましょう ~救急車 必要なのはどんなとき?~
こんなときには すぐに119番
高齢者用 突然のこんな症状の時にはすぐ119番!! PDF形式 :370.6KB
PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®(新しいウインドウで開きます)が必要です。
この情報に関するお問い合わせ先
消防:救急課 救急対策係
電話番号:0465-49-4440