平成23年度までの消防広域化の動き(~平成22年度)

消防広域化の概要

災害の大規模化や住民ニーズの多様化など、消防を取り巻く環境は大きく変化しています。このような中、国は市町村消防の広域化を推進するため、平成18年に消防組織法を一部改正し、現在、全国で消防広域化の実現に向けた取り組みが行われています。

 

これを受け、神奈川県では平成20年3月に「神奈川県消防広域化推進計画」を策定し、県西地域2市8町(小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町)を1つのブロックとする広域化の枠組みを示しました。

 

こうした背景により、本市では平成22年度から県西地域2市8町で組織する神奈川県西部広域行政協議会(※注1)において、消防体制の充実強化を図り、質の高い消防サービスを提供できる体制について協議検討を行ってきた結果、小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、真鶴町の2市6町の枠組みが先行し、県西地域での消防広域化について、より具体的な検討に入ることとなりました。

(※注1)神奈川県西部広域行政協議会

基礎自治体を取り巻く諸状況の変化への対応と高度化する広域的課題の解決策について、共同して調査及び研究をするとともに、将来の地域の一体化を志向した取り組みを行う協議会。

あしがら広域圏ネットワーク、県西地域広域市町村協議会、西さがみ連邦共和国の3つの組織を統合し、平成22年4月に設立。

神奈川県西部消防広域化協議会での協議

平成23年9月、消防の広域化の実現に向けた具体の作業を進めるため、2市6町(小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、真鶴町)により、神奈川県西部消防協議会が設立されました。 

 

協議会では、「広域消防運営計画」の策定や広域化に伴う中長期の財政シミュレーション等の協議を行い、平成24年1月に開催した第3回会議において、「広域消防運営計画」の策定に係る43の協議事項が首長間において合意されました。

 

しかし、平成24年3月に協議会のメンバーであった真鶴町から、「湯河原町との話し合いに時間を要することから、平成24年度末の広域化参画は困難」との意思表明があったことから、消防の広域化については2市5町の枠組みで推進することとなりました。 

この情報に関するお問い合わせ先

消防:消防総務課 政策調整係

電話番号:0465-49-4420

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