平成23年度 小田原市総合防災訓練 消防署部隊訓練
去る8月28日に行われた市総合防災訓練の中で消防署部隊訓練を実施しました。地震により座屈した建物から出火し、建物内に要救助者が取り残されているとの想定のもと、7隊44名が参加しました。化学車の放水銃による高圧放水のほか、救助隊員による先端屈折はしご車及び都市型救助技術を用いた救出訓練を行いました。
今回の訓練で、倒壊したビルの中から負傷者を救い出すために活用した救助技術は『都市型救助技術』と呼ばれ、全国で同救助技術を取り入れる消防機関が増えています。小田原市消防本部でも昨年度に資器材を導入し、救助隊員が技術の習得に励んでいます。
都市型救助技術は従来消防で使用していたロープとは異なり、主に登山や山岳救助に使用されていた編み構造ロープ(カーンマントルロープ)を用いた救助法です。これに制動器具や軽量且つ高効率の滑車などを組み合わせることにより、救助活動の迅速化、効率化を図ることができます。
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消防:小田原消防署消防課
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