消火器の技術上の規格の改正及び法令点検基準の改正について
過去の老朽化消火器の破裂事故等を踏まえ、消火器に安全上の注意事項等についての表示を義務付けるとともに、消火器の定期点検においての耐圧性能点検を導入する等の改正が行われました。
1 消火器の技術上の規格の改正等の概要
- 住宅用消火器の表示すべき事項について、住宅用消火器である旨、使用時の安全な取扱いに関する事項など5項目が追加されました。
- 住宅用以外の消火器の表示すべき事項について、住宅用消火器でない旨、加圧式の消火器又は蓄圧式の消火器の区別、消火器が適応する火災の絵表示など8項目が追加されました。
- 改正前の規格に基づき既に防火対象物に設置されている消火器については、平成33年12月31日まで猶予期間として設置は認められています。
2 消火器の点検基準の改正の概要
蓄圧式消火器の内部及び機能点検の開始時期を3年から5年と改めるとともに、製造年から10年を経過した消火器に対する耐圧性能点検を義務付けています。ただし、耐圧性能点検については、平成26年3月31日までの間は抜き取り方式により実施することができます。
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消防:予防課
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