令和2年度 おだわら市民学校専門課程「自然を守り育てる」第10回を実施しました

第10回【令和3年5月23日(日)】
「小田原の自然を知る⑦~獣害の実態、罠猟による獣害対策~」

 おだわら市民学校専門課程「自然を守り育てる」の第10回目は、獣害の実態と罠猟による獣害対策について学びました。
 NPO法人おだわらイノシカネット理事長 穂田芳雄氏をはじめ、会員のみなさんを講師にお迎えし、生涯学習センターけやきで自己紹介や概要説明の後、和留沢緑地組合地内の森へ移動し、現場見学やくくり罠設置の仕方の模擬体験等のフィールドワークを行いました。
 イノシカネット事務局の川島氏のご案内で、まず、獣害として主に鹿の「角こすり」や「噛み折り」の被害を受けた箇所や、その影響で枯れてしまった木々を確認しました。次に、農地に移動し、鹿や猪が農作物を食べにくるのを防ぐ電気柵や、野生動物モニタリングのために設置されたトレイルカメラを見学しました。鹿や猪が非常に増えており、森林の植生劣化や農林業被害を防ぐため、有害鳥獣捕獲従事者を増やしたいお話を伺いました。そして、受講生一人ひとりがくくり罠を設置する模擬体験を行いました。
 最後に、仕掛けておいた罠にかかった鹿の回収作業を見しました。体長、脚の長さの計測、歯の生え具合から推定年齢を確認する作業等を目の当たりにし、獣害被害の影響や課題をより現実的に感じる講座となりました。
 
NPO法人おだわらイノシカネット 理事長 穂田芳雄氏によるあいさつ

NPO法人おだわらイノシカネット 理事長 穂田芳雄氏によるあいさつ

   
「噛み折り」現場見学の様子

「噛み折り」現場見学の様子

   
農地での獣害について説明を聞く様子

農地での獣害について説明を聞く様子

  
くくり罠のしくみを聞く様子

くくり罠のしくみを聞く様子

罠にかかった鹿を前に説明を聞く様子

罠にかかった鹿を前に説明を聞く様子

受講生が講座の感想を伝える様子

受講生が講座の感想を伝える様子

おだわら市民学校

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。

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電話番号:0465-33-1881

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