令和3年度おだわら市民学校専門課程「地域の文化力を高める」第3回を実施しました

第3回目【令和3年9月14日(火)】
「【共通講座】小田原の民俗芸能を学ぶ(1)~民俗芸能とは~」

 専門課程「地域の文化力を高める」の第3回目は、共通講座として、本講座受講生に加え、他の専門・教養課程の受講希望者も受講しました。帝京大学文学部日本文化学科の講師 髙久舞氏と、栢山田植歌保存会の代表 前田ゆきの氏をお招きし、「民俗芸能とは」をテーマにお話を伺いました。
 講義は髙久氏の「民俗とは?」という投げかけからスタートし、民俗文化の定義、民俗芸能の種類、本県・本市の民俗芸能、地域的特色から考える民俗芸能、そして、伝承することの課題について、映像・動画・データを交えながら、分かりやすく説明していただきました。伝承の課題として、後継者不足・人材不足、経済面での問題、社会の関心度の問題が挙げられ、「民俗芸能に対して関心を持ってもらうにはどうすればよいか」について、考えるきっかけをいただきました。身近な例として、寺山神社の鹿島踊が紹介され、片浦小学校の児童には踊りが、その保護者には歌が伝えられ、地域で民俗芸能を守り続ける取り組みが紹介されました。
 前田氏からは、栢山田植歌保存会の具体的な活動紹介がされ、また、受講生一人ひとりにその歌詞カードが配られ、録音した音声の鑑賞も行いました。
当番が講師紹介をする様子

当番が講師紹介をする様子

帝京大学文学部日本文化学科 講師 髙久舞氏 

帝京大学文学部日本文化学科 講師 髙久舞氏

栢山田植歌保存会 代表 前田ゆきの氏 

栢山田植歌保存会 代表 前田ゆきの氏

栢山田植歌の歌詞

栢山田植歌の歌詞

栢山田植歌鑑賞の様子

栢山田植歌鑑賞の様子

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。

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