基礎課程「おだわら学講座」の第4回目は、「小田原の地域防災～防災概論（地震・水害）とその備え～」というテーマで実施しました。
前半は、元自衛官で防災部管理監の中村信也さんから、「東日本大震災の災害派遣部隊指揮官として活動した経験から」と題し、被災地での救助や生活再建のための活動、また、長引く避難所生活の中で被災者に喜ばれたことなどをお話しいただきました。東日本大震災の現場を目の当たりにし、日ごろから避難訓練へ参加することの重要性も話していただきました。
後半は、防災対策課防災士の下澤巧さんから、小田原市で起こりうる地震とその規模や、昨今被害も甚大化している風水害についてお話しいただきました。避難の方法、日ごろからの水や食べ物の備え、自分の住む場所のハザードマップからの危険度の確認の大切さなど、基本的な防災対策についてお話しいただきました。

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。