令和5年度おだわら市民学校公開講座【多様性と共生社会~誰一人取り残さない世界に向けて~】を開催しました
令和5年9月9日(土)14時~16時
専門課程「サポートの必要な人を支える」第6回
専門課程の6分野の各1講座を一般の方にも聴講いただける公開講座。今回はその第3弾。EMPOWER Project代表で東京武蔵野病院看護師の飯山智史さんをお迎えし、「多様性と共生社会~誰一人取り残さない世界に向けて~」というテーマで開催しました。定員を超える申込者に、テーマへの関心が伺えました。
「多様性」とは?「共生社会」とは?それらのテーマを「エンパワーメント」、「インクルージョン」、「社会モデル」という3つのキーワードからお話しいただきました。例として、鉄道の路線図について、色覚障害を持っている方は色の区別だけで見せる路線図はわかりづらく、色分けだけでなく、線の種類を変えたりすることで誰もが分かり易い路線図に変わってきていることをあげて、「普通」だと思っていても気が付かないことがあり、そういう社会格差の要因はマジョリティー側に合わせた社会設計が要因にあるとの説明をしていただきました。
また、社会には様々な属性の方がいるけれども、それを「個性」ととらえて、誰もが活躍できるような社会になればいいというお話は、とても共感を持つことができました。
他にEMPOWER Projectの取組である「協力者カミングアウト」の考え方について、活動の様子をご紹介していただきました。
受講生からは「エンパワーメント、インクルージョンの考え方が広まり、小田原市がもっともっと住みやすい社会になるように努力したいと思う」、「自分も社会の一員として『誰一人取り残さない世界に向けて』どうしたらいいのか考えさせられた」、「いつも相手の立場に立って考えることの大切を知った」などの感想があり、「普通であること」を考えさせられた充実した2時間となりました。
社会教育指導員 廣瀬 記
「多様性」とは?「共生社会」とは?それらのテーマを「エンパワーメント」、「インクルージョン」、「社会モデル」という3つのキーワードからお話しいただきました。例として、鉄道の路線図について、色覚障害を持っている方は色の区別だけで見せる路線図はわかりづらく、色分けだけでなく、線の種類を変えたりすることで誰もが分かり易い路線図に変わってきていることをあげて、「普通」だと思っていても気が付かないことがあり、そういう社会格差の要因はマジョリティー側に合わせた社会設計が要因にあるとの説明をしていただきました。
また、社会には様々な属性の方がいるけれども、それを「個性」ととらえて、誰もが活躍できるような社会になればいいというお話は、とても共感を持つことができました。
他にEMPOWER Projectの取組である「協力者カミングアウト」の考え方について、活動の様子をご紹介していただきました。
受講生からは「エンパワーメント、インクルージョンの考え方が広まり、小田原市がもっともっと住みやすい社会になるように努力したいと思う」、「自分も社会の一員として『誰一人取り残さない世界に向けて』どうしたらいいのか考えさせられた」、「いつも相手の立場に立って考えることの大切を知った」などの感想があり、「普通であること」を考えさせられた充実した2時間となりました。
社会教育指導員 廣瀬 記
講師:飯山智史氏
講義の様子
受講生との活発な意見交換
関連情報リンク
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき
電話番号:0465-33-1881