令和3年度おだわら市民学校公開講座を実施しました

公開講座の開催の様子
おだわら市民学校で学ぶことの意義や地域の実践活動に参加することの価値等を改めて認識していただくとともに、広く市民に対しておだわら市民学校の取り組みを周知するため、全受講生対象の講座を実施しており、一般の参加者も募って公開講座として開催しています。
令和3年度も、おだわら市民学校の名誉校長である神野直彦氏をお招きし、”人のチカラ”の大切さについてお話をいただきました。
開催概要
開催日
令和4年1月29日(土) 午後2時~4時
会場
小田原市生涯学習センターけやき ホール
参加人数
119人(受講生88人、一般参加者20人、講師ほか11人)

第1部 基調講演

神野直彦氏の基調講演の様子
公開講座の第1部には、おだわら市民学校名誉校長であり、東京大学名誉教授の神野直彦氏を講師にお迎えし、「コロナ禍の先の明日を切り拓くために」をテーマに基調講演を行っていただきました。
危機の時代において、新型コロナウイルス感染症による危機が追い打ちをかけ、社会的な孤立が増大していく中で、持続可能な地域社会の発展には、地域に内在する力が原動力となること、人との関係を「手段」でなく「目的」として積み重ねることが重要なことなどについて、熱くご講義いただきました。

第2部 おだわら市民学校卒業生による活動事例発表

地域で様々に活躍されている卒業生2組から、活動をはじめた経緯や活動のやりがいについて発表いただきました。

(1)令和元年度卒業生 上條政幸さん
まず、令和元年度卒業生で、専門課程「子どもを見守り育てる」を受講した上條政幸さんからは、卒業後、おだわら自然楽校への参加等により、野外活動を通じて子どもの成長を支える活動についてお話いただきました。

(2)令和2年度卒業生 劔持桂子さん、羽生美惠さん
次に、令和2年度卒業生で、ともに専門課程「地域の文化力を高める」を受講された劔持桂子さんと、羽生美惠さんから、卒業後の活動のお話をいただきました。お二人で栢山田植歌保存会に参加しており、郷土の伝統文化を伝える活動についてお話いただきました。

最後に、神野直彦氏から、お二組の事例発表について講評をいただきました。
上條さんの発表については、地域で子どもを育てていくことの大切さ、劔持さんと羽生さんの発表については、文化が生活の中で楽しみながら地域社会のぬくもりを伝えていくことの大切さについて、それぞれ今後の活動の指針になるようなお話をいただきました。
受講生にとって、卒業生の体験談を通じて、卒業後の自身の活動について思いを馳せるとともに、地域での実践の大切さを改めて考えることができる機会となりました。

なお、講座終了後は、会場後方のパネル展示コーナーにて、入校2年目の第3期生たちが、各専門課程での講座の様子を説明していただき、一般の参加者や2年目の専門課程選択を控える第4期生らの相談に応えていただきました。
活動事例発表の様子

活動事例発表の様子

上條政幸さんの事例発表の様子

上條政幸さんの事例発表の様子

劔持桂子さん、羽生美惠さんの発表の様子

劔持桂子さん、羽生美惠さんの発表の様子

左から劔持さん、上條さん、羽生さん

左から劔持さん、上條さん、羽生さん

神野直彦名誉校長からの講評

神野直彦名誉校長からの講評

パネル展示の様子

パネル展示の様子

おだわら市民学校

「おだわら市民学校」は、皆で集い、ともに学び、実践へ繋げる「人のチカラ」を育む”新たな学びの場“です。

この情報に関するお問い合わせ先

文化部:生涯学習課 生涯学習センターけやき

電話番号:0465-33-1881

この情報についてのご意見・ご感想をお聞かせください!

このページの情報は分かりやすかったですか?

※システム上、いただいたご意見・ご感想に対する回答はできません。
回答が必要な内容に関しましては、お問い合わせ先の担当課まで直接お願いいたします。
※住所・電話番号等の個人情報については記入しないようお願いいたします。
※文字化けの原因となる、丸付き数字などの機種依存文字や半角カタカナは記入しないようお願いいたします。

おだわら市民学校事務局

小田原市文化部生涯学習課(生涯学習センターけやき) 〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地 電話:0465‐33‐1882ファックス:0465-35-5449

© City of Odawara, All Rights Reserved.