令和7年度おだわら市民学校公開講座
「地域ぐるみで子どもを守り育てる」を開催しました

令和7年8月2日(土)10時~11時半
専門課程「子どもを見守り育てる」第7回

専門課程の4分野から各1講座を一般向けに開放する公開講座。令和7年度第1弾は「子どもを見守り育てる」分野から、教育評論家・親野智可等氏を迎え、「地域ぐるみで子どもを守り育てる」をテーマに開催しました。
親野氏は、教師としての豊富な経験をもとに、子育てや親子関係、学習法、家庭教育について具体的・実践的なアドバイスを発信し続けており、ベストセラー著書や人気漫画「ドラゴン桜」の指南役としても有名です。
講義では、すぐに実践できる方法が多数紹介されるとともに、従来の常識を見直すきっかけにもなりました。特に印象的だったのは「子どもは目の前の今を全力で生きている」という言葉です。将来を気にする大人とは違い、子どもにとって「今」がすべて。そのような子どもの心を育てる方法を、親も無理なく実践できるよう丁寧に伝えてくださいました。
共感し部分ごとを褒めること、生まれ持った資質や好きを伸ばすこと、苦手なところは大人が工夫して支えることの大切さが語られ、できない時は「やってあげる」ことも重要であるとお話されました。「愛されている」と実感できる自己肯定感が子どもの挑戦を支えるというメッセージが心に残ります。
また、お話は子どもとの関係だけでなく、大人同士の関係にも応用できるものでした。参加者からは「子どもとの関わりに実践したい」「大人にも自己肯定感が必要」「人を育てることに希望が持てた」など、多くの感想が寄せられました。
親野氏の講義は、人間関係全般に通じる学びに満ち、小田原市の子育て支援や地域の子どもたちを支える人々にも活かせる内容でした。参加された方々には子どもや周囲との関わり方を見直すきっかけとなったことと思います。
当日は「夏休み子どもおもしろ学校」も生涯学習センターで開催され、子どもにも大人にも学びのある一日となりました。

社会教育指導員 大谷 記
講師

講師:親野智可等氏         

 
 
客席から

講義風景

 
 
夏休み子どもおもしろ学校

夏休み子どもおもしろ学校

 
 

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