小田原市の借金時計

市債(市の借金)の果たす役割についてですが、例えば、大きな施設を建設する場合、一時期に多くの資金が必要となり、それは財政にとって大きな負担になってしまいます。このような場合に、その資金を国や金融機関などから借り入れ、将来にわたって分割して返済していけば、一時期に負担が集中することを防ぐことができます。

一時期に集中する多くの資金を賄うため、その資金を借り入れ、将来にわたって分割して返済することにより、世代間の負担を平準化したり、他の事業へのしわ寄せを防いだりする。それが市債の役割です。

 

また、小田原市では、平成25年度から平成29年度まで、「土地開発公社の経営の健全化に関する計画」に基づいて、過去に土地開発公社が取得して市の事業に使われている土地を市債を財源に取得しています。

このような土地などの取得に対して計画的に支払わなければならない経費も、市の実質的な債務にあたります。

 

小田原市では、将来の世代に負担をかけすぎることのないよう、市債とともに市全体の債務の抑制に努めています。

 

この「小田原市の借金時計」は、市債と土地開発公社の健全化に係る債務を含めた市全体の債務残高について、令和4年度末から令和5年度末見込との間の額の変動を、秒単位で割り振り、表示したものです。 

実際の償還は、定められた償還日に行うため、秒単位で変動するものではありませんが、年度内の市の借金の残高の動きをわかりやすく紹介するため、イメージとして表示したものです。

 

※市民1人あたり市債は、令和5年1月1日現在の人口(187,880人)で算出しています。

この情報に関するお問い合わせ先

総務部:財政課 財政係

電話番号:0465-33-1313

この情報についてのご意見・ご感想をお聞かせください!

このページの情報は分かりやすかったですか?

※システム上、いただいたご意見・ご感想に対する回答はできません。
回答が必要な内容に関しましては、お問い合わせ先の担当課まで直接お願いいたします。
※住所・電話番号等の個人情報については記入しないようお願いいたします。
※文字化けの原因となる、丸付き数字などの機種依存文字や半角カタカナは記入しないようお願いいたします。

ページトップ