第44回「相模湾の環境保全と水産振興」シンポジウム
-相模湾の漁場環境の長期変化について-
新型コロナウイルス感染症の影響により、令和元年度の開催以降中止しておりましたが、4年ぶりに開催します。
近年、海洋環境の顕著な変化は気候や漁業を始めとして人間生活に深刻な影響を与えています。相模湾でも魚種交代や磯焼け等により、沿岸漁業に様々な被害が現われており、海洋環境の変化と漁業への影響について実態を把握し、早急な対応が求められています。
本シンポジウムは、相模湾内での長期のモニタリング観測の結果と公表されたデータの解析を通して、相模湾表層の漁場環境の長期変化を明らかにすることを目的とします。
基調講演では、湾奥部における 23 年間の長期モニタリング調査結果から海洋環境ならびに低次生態系の長期変化や黒潮流路変動の影響について説明します。
また、1980 年以降、湾内定点の表層で調査されてきた水温・水質調査データの解析から水温の上昇や栄養塩濃度の低下などの報告や、神奈川県水産技術センターが取り組んでいる、湾内の磯焼けの現状把握と新技術による藻場再生について報告します。
総合討論では漁場環境の長期変化について、幅広く意見交換します。
近年、海洋環境の顕著な変化は気候や漁業を始めとして人間生活に深刻な影響を与えています。相模湾でも魚種交代や磯焼け等により、沿岸漁業に様々な被害が現われており、海洋環境の変化と漁業への影響について実態を把握し、早急な対応が求められています。
本シンポジウムは、相模湾内での長期のモニタリング観測の結果と公表されたデータの解析を通して、相模湾表層の漁場環境の長期変化を明らかにすることを目的とします。
基調講演では、湾奥部における 23 年間の長期モニタリング調査結果から海洋環境ならびに低次生態系の長期変化や黒潮流路変動の影響について説明します。
また、1980 年以降、湾内定点の表層で調査されてきた水温・水質調査データの解析から水温の上昇や栄養塩濃度の低下などの報告や、神奈川県水産技術センターが取り組んでいる、湾内の磯焼けの現状把握と新技術による藻場再生について報告します。
総合討論では漁場環境の長期変化について、幅広く意見交換します。
開催日時
令和5年11月10日(金) 9時30分から12時30分まで
会場
小田原市生涯学習センター けやき 2Fホール ※入場無料
主催
(一社)水産海洋学会、(公財)相模湾水産振興事業団、小田原市
コンビーナー
- 松山優治(東京海洋大学)
- 武井 正((公財)相模湾水産振興事業団)
- 滝口直之(神奈川県水産技術センター)
開催場所(小田原市生涯学習センターけやき)
【各駅からの所要時間の目安】
- 小田原駅西口から徒歩約15分
- 小田急線足柄駅から徒歩約15分
- 大雄山線井細田駅から徒歩約15分
- 駐車台数に限りがありますので、公共交通機関をご利用ください。
この情報に関するお問い合わせ先
経済部:水産海浜課 水産振興係
電話番号:0465-22-9227