介護保険の適切な利用に向けて
 ~11月11日は介護の日~

「介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日」として、11月11日(「いい日、いい日」)は介護の日と決められました。
介護の日に関連して、介護保険の適切な利用に向けて、介護サービスの利用の仕方を見直しましょう。
まだ介護が必要でない方は、できる限り介護が必要にならないために、介護予防を意識しましょう。

介護が必要な方

介護サービスを利用するには

初めて介護サービスを利用する方は、以下のリンク先をご覧ください。

介護サービスを利用するには:要介護認定
介護サービスを利用するには:ケアプランの作成〜サービスの利用

介護サービスの適切な利用について

介護サービスを必要以上に利用すると、
  • 以前は自分でできていたことまで、かえってできなくなることがあります。
  • 介護保険料が高くなります。
  • 介護を提供する担い手が不足し、本当に必要なサービスを受けられなくなります。

自分でできることは自分でやって、できないことをサポートしてもらうことが、介護サービスの適切な使い方です。
介護サービスを適切に利用して、自立した生活を続けるために、ケアマネジャーや介護サービス事業所からしっかりと説明を受けた上で、本当に必要なサービスを必要な量だけ利用するよう心がけましょう。

介護が必要ない方も

心がけたい日常生活のポイント

できる限り介護が必要にならないために、まずは次の4つの項目について、日常生活を見直しましょう。

食事

菓子パンを主食の代わりにせず、筋肉のもとになる肉・魚・卵・大豆製品や骨を強くする牛乳・乳製品を摂りましょう。

運動

日ごろから運動習慣を身に付けましょう。
座りっぱなしをやめて、30分に1回は立ち上がりましょう。

おくち

パタカラ体操や唾液腺マッサージなどの健口体操を毎日行いましょう。
かかりつけ歯科医を持ち、入れ歯の調整は小まめに行いましょう。
パタカラ体操 加齢に伴い筋肉が弱ってくると、口周りの筋肉や舌の動きが悪くなります。
パ・タ・カ・ラの音は、それぞれ発音するときに使う筋肉があり、これらの筋肉は食べたり飲んだりすることと関係しています。パタカラ体操は、この4文字を発音することで、口と舌を鍛え、食べる・飲み込む機能の向上をします。
パ:口を閉じる力
タ:押しつぶす力
カ:誤嚥せずに飲み込む力
ラ:まとめる力
唾液腺マッサージ 高齢になると、病気のために服薬している内服薬の副作用の影響や、加齢による噛む力の低下によって、唾液の分泌が少なくなることがあります。唾液の分泌を促すために、唾液腺を刺激する(唾液腺マッサージを行う)ことで、唾液が出やすくなり、虫歯や歯周疾患等の悪化を防いだり、誤嚥を予防できるなどの効果があります。
唾液腺マッサージは、次のように行います。
・耳下腺への刺激
 (人差し指から小指までの4本の指を頬にあて、上の奥歯あたりを後ろから前へ向かって回す。)
・顎下腺への刺激
 (親指を顎の骨の内側の柔らかい部分にあて、耳の下から顎の下まで5ヶ所くらいを順番に押す。(各5回ずつ))
・舌下腺への刺激
 (両手の親指をそろえ、顎の真下から(各5回ずつ)手を突き上げるようにグーッと押す。(10回))

血圧

家庭で測る場合は、135/85mmHg以上が高血圧です。1日2回程度、時間を決めて測りましょう。

この情報に関するお問い合わせ先

福祉健康部:高齢介護課

電話番号:0465-33-1841

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