令和2年度卒業生(第2期生)・修了生からのメッセージ

令和2年度に卒業された第2期生や修了生の皆様から、これから入校を考えているかたへのメッセージをいただきましたので、掲載します。
※メッセージは、原文のまま掲載させていただいております。
 
集合写真(郷土)
C.S  私は1期生として基礎講座のおだわら学講座と専門講座の「自然を守り育てる」、更に翌年に専門講座の「地域の生産性を高める」を受講しました。この間、著名な先生方や小田原で活動されているグループや特徴ある営みで活躍されている方々より指導頂き多くのことを学び実践し普段では出来ない有意義な体験が出来ること、多くの人と共に学び交流し仲間が出来ることが収穫です。
 そして、ここで得た知識・体験や仲間と新たな活動への挑戦や地域に貢献する既存の活動への参加など楽しめることも大きな魅力です。
Y.I  おだわら市民学校のような社会学級制度は、どちらかという男性よりも、活動を好む女性を育んでいるように感じる。 男性は会社の中で勤務している長い時間の中で、職制階級であらゆる分野の教育を受けて来ている。その反面、女性は生涯学習制度の中で、新しい道路環境の中と相まって、女性たちの活動と学習は無縁ではない。今のおだわら市民学校の生徒数を見ても、女性の割合は男性と比べて多い。 女性たちの社会活動と学習との関連を実証的・理論的に記述するのは難しいが、女性たちが学習を通して変革をしようとしているのは、事実のように感じる。市民学校のカリキュラムを見ても、趣味的な学習から始まりつつも、その学びのプロセスを通して、いかにエージェンシーとして社会活動に参加いこうとする姿勢は明確で、強いものと感じる。
谷藤 忠敏  私は数年前小田原に転居し、この課程で小田原の歴史的、文化的なバックグラウンドを学びました。講師の方々は各分野に精通しており、歴史的な名所旧跡見学も含めて、小田原を丸ごと知る良い機会だと思います。小田原城・総構のほか、小田原御府内巡り、板橋の邸園・別荘文化、西海子小路の小田原文学館等、小田原の魅力がぎっしり詰まっておりお薦めです。
 また、専門課程で小田原の自然環境に関する基礎的な知識を学ぶと、当地の森・里・川・海が動植物に多様性を与える恵まれた地であることが分かります。また自然を守り育てるための具体的な活動を行っている人たちの話を聞くことが出来ます。自然環境保護活動に参加してみたいと思っている人は、ご自身の活動分野をきっと見つけ出すことが出来ると思います。
髙木 光夫  勤務先の退職を契機に、何かを勉強したいと前々から考えておりました。選択肢は色々とありますが、①「のんびり勉強したい」②「経費も安い」③「勉強場所が遠くない」の3要素から「おだわら市民学校」に入校いたしました。
 専門家による講義内容は、とても信頼できます。各種の見学会では童心に返り「遠足気分」で参加しました。コロナ禍において「近くで勉強」はとても魅力的です。
市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
安田 準美  20年住む街、小田原を知りたい、かかわりたいと「郷土の魅力を知り伝える」「子どもを見守り育てる」を受講しました。原始古代から戦国、江戸、近代まで歴史・文化を幅広く学習。子どもを取り巻く環境問題、それらに対峙し活動する多くの組織を知りました。
 講師、一緒に学んだ仲間、活動を支えてくださった職員、熱心で魅力的な方々との出会いは宝物です。これからは、小田原を訪れる友人達に魅力が伝わる街歩きをします!子育て世代を応援する活動に参加する覚悟です!おだわら市民学校に感謝!受講しないなんてもったいない。
M.Y  教養課程「郷土の魅力を知り伝える」を受講しました。原始・古代の遺跡調査、北条氏五代百年の治世、江戸時代における城下町・宿場町としての小田原、明治期に政財界・軍人達が育んだ邸園文化等小田原に歴史や文化を俯瞰的に学ぶことができます。またマイレポート作成という課題があり、何を書くかで当初悩みました。しかし、自分でテーマを決め文献を調べ、考察しながら文書としてまとめることで、一段と理解が深まりました。
 充実したセカンドライフを送るためには、健康と知的好奇心は重要です。おだわら市民学校はその良いキッカケとなり、郷土小田原の素晴らしさを学べる絶好の場だと思います。 
S.I  おだわら市民学校では、地域の良さ・課題について学ぶことが出来ました。 1年目の基礎課程で小田原に関して様々な魅力を知ることが出来ました。
 私は、2年目の専門課程で『自然を守り育てる』を受講しましたが、小田原の豊かな自然について知るだけではなく、放棄竹林・耕作放棄地・獣害などの多くの課題が存在している事を学びました。そして、そういった課題の解決のため、市民ボランティアが重要な役割を担っている事を知りました。
 今後は、普段の日常生活とバランスを取りながら、市民ボランティア活動をしていきたいと考えています。 
H.A  テーマが決まっていたたため、専門課程から入校しました。 さまざまな体験活動や市などの取り組み等を学べました。 市民学校で学ぶ中で一つ思った事がありました。それは「市民学校は地域活動の入り口」になるのではないかという点です。 市民学校で学ぶことで自身の行いたいテーマが具体的になってくるように思えました。
 卒業後は見つかった新しい活動にも挑戦したいと思います。  
おだわら市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
E.K  最近、自分が学びの時をとうに過ぎ、色々なことにも無意識・無関心に行動し、生活をしているのではと思うことがあり、そんな時、おだわら市民学校に入校させていただきました。
  小田原市民としての自覚を持ち、少しでも人の役に立つことができたらと思いました。年代の違う人、環境の違う人たちが支え合い助け合って、増々小田原が住み良いまちになっていかれますよう、進んで親切・笑顔・やさしさ・あたたかさをもって、我がまち小田原を大切にしていこうと思いました。
T.S  卒業生(第1期生)の中に知っている人がいてびっくりしました。学校を出て、それからおだわら市民学校というような名前がついている所に行ったことがないので、大変楽しかったです。
 専門分野の講習でより詳しく知ることができ、ありがとうございました。これからの人生において有意義に過ごせると思います。 
山川 健二  多くの講座を受けて、お金や権力や他人からの高い評価を得ようとするのではなく、自分の仕事の質を純粋に上げていこうとする多くの講師の方々を知りました。まさに感動の連続でした。
 長い会社員生活の中で、効率化、生産性、利益生等々のみに明け暮れていた身には経験することのなかったような”本物の感動”が得られる毎回でした。 参加者の高いモチベーションもとても励みになりました。頑張ろうという気持ちになります。 
M.H  おだわら市民学校、何というか「静かな学びの楽しさ」がありました。おとなになっても学ぶ場があり、集う仲間に出会えるのはうれしい事です。 自分の住む小田原をもう少し知って、もっと好きになる。ちょっとっだけ心の向きを外に開いて暮らしていくきっかけになると思い受講しました。
 卒業生とはいえ何かをはじめる訳ではありませんが、これからも自ら学ぶ姿勢を大切にしたいと思います。機会をとらえてこの先の市民学校行事に参加していこうと思っています。
おだわら市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
S.H  私はもうすぐ後期高齢者ですが、自分の趣味や現役に得られた知識や技術を生かし、何か実践できることはないかと思い、受講しました。
 何かやるといっても遣り甲斐を感じられるものが良い。それは人や社会、環境に貢献することではないかと思います。年齢に関係なく、小さいことでも良いから「やる」ことから先が見えてくるように思います。市民学校でそれが見つかる助けになれば良いと思います。
山田 徳治   徐々に高齢社会に移行する現状、社会的な弱者である要介護者や知的障がい者など、サポートを必要とする人が増えてきています。 放っておいては事故などが増えます。微力であっても支えることが出来れば幸甚と思います。介護業界でも、すべきことをしない、利用者に奉仕することなく、収益の対象と見なす者も見受けられます。良き心構えが必須と思います。現場で長年尽くされた人のお話は貴重なものです。残る人生を微力であっても、世のため人のために、費やされれば嬉しいです。
岩崎 花香  地域の伝統はあたり前に続くと思っていましたが、それは違いました。小学校の授業で印象深い「栢山田植歌」や近所の保存会が運営しているお囃子。これらのが先人達の手で守られたからこそ今に続いているのだと改めて学ぶことができました。
 今年度は大学の講義がオンライン形式でした。空いた時間で活動したいと参加したのがおだわら市民学校でした。和太鼓部に所属していたこともあり、地域の文化、つまり伝統に関して興味がありました。参加した専門課程「地域の文化力を高める」では、民俗芸能など芸術に関して様々な角度からのアプローチで楽しく学ぶことができました。 
菅野  良子  年齢や経験も様々な受講生が集まり、本当に一つの教室で学んでいるような感じが学生時代を思い出して、とても懐かしい感じがしました。
  市民学校で学んだことを何かの形で伝えたり関わったりして、知り合いを中心に、今後伝えていければいいかなと思っています。
おだわら市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
無記名  コロナ禍で自宅時間が多く、人と会わない、しゃべらないことが寂しいです。心も体も疲れてきます。今、私にできる事は何なのか考えています。今の様な時だからこそ、なおさら繋がりが必要なのではと思います。 
石田 恭士  小田原に生まれ、育ち、長い間小田原で暮らしてきましたが、小田原のことをあまり知りませんでした。とにかく小田原のことを知りたい、そして、何かできることを探してみよう。そう思って入校しました。
 自分が生きてきたように、まちにも歴史があり、文化があり、そして今があります。 新しい出会いがあり、きっと何か発見があります。可能性を求めて気楽に学んでみませんか。お陰様でやりたいことが見つかりました。頑張っていきたいと思います。 二年間本当にありがとうございました。 
野地 啓一  私は2年目の専門課程として「自然を守り育てる」講座を選択しました。現地見学、体験共できたことは、①酒匂川の鮎放流体験②放棄竹林の見学、竹切体験③休耕みかん山再生地でのみかん狩り④手入れのできていない檜林での枝打ち間伐体験⑤イノシシ、シカの罠猟の見学、体験などで、百聞は一見にしかずでしょうか。
 机上だけなく、多く見学体験できたことは有意義であったと思います。これだ‼というところまで感じるには今は至っていませんが、貴重な機会を頂けました。これから何に関わっていこうか考えていく糧にしていきたいと思います。 
Y.H  おだわら市民学校の基礎課程1年間、専門課程1年間の2年間に渡り、「小田原」のことをじっくりと学ぶことができます。
 私は、自然、農についての興味から参加しましたが、基礎課程で幅広く学ぶことで、自然のことについてもより重層的に周辺の分野を含めて、小田原について学ぶことができました。
 小田原で、様々に活動されている団体や、同じようにかかわろうとされている仲間も見つけられますので、少しでも興味を持たれたら、参加されるとよいと思います。
おだわら市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
おだわら市民学校の様子
無記名  小田原市が将来的に魅力的な場所としてあり続ける事、また、住民の方々が暮らしやすいと感じる都市であると思っていただけるように、我々市民一人ひとりが意識を持って一歩踏み出すことの重要性を認識した。非常に実りある講座であった。
 自分のできる事は限られているが、少しでも小田原市の住みやすさのために、改善に役立ちたいと思う。  
S.Y  初めは小田原の事を知ろう!という目的で参加した市民学校ですが、小田原をより良くしていく為に、しなければならないことが山ほどある事、自分が興味を持てる事がまだまだある事を知るきっかけになった事が大きな成果でした。特に、1年目に受講した辻村農園・山林に入った時に得られた清々しく、まるで別世界に迷い込んだような感覚は今でも忘れられません。
 実の所、あまり自然には興味がなく、人と関わる内容を選ぼうかと考えていたのですが、専門課程では、つい、「自然を守り育てる」講座を選んでいました。今後は自然に触れる事に携わっていこうかと考えています。 
山下  他県から転居して4年目、小田原のことを知りたいと思い続けて市民学校と出会いました。
 基礎課程では歴史や文化など体験と野外も含めて多彩な学びでした。
 2年目の専門課程では「自然を守り育てる」講座で、内容豊富な学習から貴重な問題提起があり、心が痛んだり、また、地道な活動で汗を流されていることも知りました。海から見る小田原の自然について学んだ際、魚にストレスをかけないようにと護岸工事の壁面に青色の塗料で刺激を少なくしたり、ブナの苗木を植える漁師さんの存在など、人の優しさに感動しました。
 後期高齢者で活動の制約はありますが、自分にできる事を考え、探したいと思います。 
井上 雄一  私は小田原市こども協議連絡会の常任理事、西湘高等学校PTA会長、少年補導員といった立場を通じて、日々小田原市の子どもたちの未来について考えていることが多く、今年も1年間子どもたちの生命を守るために活動している方々の実践報告は、これからの私の行動指針を考えるうえでとても役に立つことでありました。
 今は、コロナ禍の中、メインは高校のPTA活動であるが、今の若い高校生の将来に対する不安や学校生活の中で何に取り組んでいいか考え、年々進んでいる生徒たちの一助になるようなサポートを実践していく中で、市民学校で学んだことを活かしていきたい。
三隅 ひろ美  コロナ禍に受講できましたこと、講師の方、スタッフの方、ありがとうございました。
 命にやさしい環境、元気な街になるBottomにそれを意識する人が必要になると思います。それが地方自治体、自治会・・・会社、または様々な団体であったり、多種多様と思います。 各々の組織がその思い、力を結合することで、時代に沿った社会環境を再生する力が必要と・・・。利便性を追求し、多様化を続ける社会環境をひとつ目的へまとめることが、専門課程最終章を聴き、市民学校へ参加し感じたことです。
 市民学校に参加する皆さんの思い、希望も街が甦る、自分が元気になるってことが原点なのかなと。思いが描かれた皆さんのCardを見ていて改めて思いました。 専門課程の中では、地域活動のお話で、活動をしている方々の頑張りを知り、それぞれの活動の実態をより具体的に知ることができました。また、お話の中で、活動内容が違っていても「活動の担い手が不足している、内容がマンネリ化?しているのでは・・・、活動に広がりがなく閉塞感を感じる・・・」アンド共通の問題を抱えている事をしりました。
 私自身、次に何をすればいいのかはっきり見えていませんが、これらの共通の問題点をヒントに出来ることをやてみたいと考えています。

この情報に関するお問い合わせ先

文化部:生涯学習課

電話番号:0465-33-1721

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