山縣有朋ゆかりの庭園連携について

本市にある古稀庵と東京・目白にある椿山荘(現ホテル椿山荘東京)は、明治の元勲・山縣有朋が住んでいた邸宅でした。
古稀庵の別庵である皆春荘を含む3施設に今も残る庭園は、山縣が作庭を指揮したため、随所に似た趣を感じるつくりとなっています。
このことから、庭園の文化的価値を共有することによる地域活性化や市民サービスの向上を目的として、ホテル椿山荘東京と令和6年(2024年)2月に包括連携協定を締結しました。
山縣の作庭観が表れた庭園の美しさを広め伝えるため、今後、さまざまな連携を進めていきます。

連携事業

包括連携協定の中で、連携を図ることと定めた事業は以下のとおりです。
  1. まちづくり及び地域活性化に関すること
  2. 観光振興に関すること
  3. 地域資源の活用に関すること
  4. その他、必要と認めること

令和6年度事業

  • 山縣有朋ゆかりの庭園デザインマンホール(令和7年1月27日~)
大切な地域資源である古稀庵と皆春荘の庭園を、お近くにお住まいの皆さんに知っていただき、より身近に感じていただくとともに、市とホテル椿山荘東京との包括連携協定及び下水道の認知向上を目的として、古稀庵、皆春荘、椿山荘(ホテル椿山荘東京)の庭園が描かれたデザインマンホールを板橋地区に設置しました。水彩で描かれた原画の風合いがよく表現され、柔らかく優しい印象のデザインプレートとなっています。

板橋交差点~旧東海道の間付近

古稀庵が描かれたデザインマンホール

古稀庵

国道一号沿い

皆春荘が描かれたデザインマンホール

皆春荘

松永記念館前
椿山荘が描かれたデザインマンホール
椿山荘(ホテル椿山荘東京)

プレートイラスト・デザイン:ノスリ舎

  • ホテル椿山荘東京『ほたるの幼虫放流式』(令和7年2月1日)
ホテル椿山荘東京では、例年、ほたるの幼虫放流式を開催しています。
自然保護や地元小学生が自然と触れ合う機会を生むことを目的とし、地元密着型の季節行事として行われているものですが、この度、ホテル椿山荘東京と市の包括連携協定を記念して、小田原市の小学生及びその家族30組を招待してもらいました。
当日、蛍の幼虫の放流体験のほか、蛍についての特別授業、ホテル内庭園を巡るツアーが行われました。

この情報に関するお問い合わせ先

文化部:文化政策課 文化政策係

電話番号:0465-33-1707

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