重要無形文化財・長唄

指定種別

国指定重要無形文化財(総合認定)

指定年月日

保持者(団体)の指定     平成29年10月2日
保持者の団体の構成員への認定 平成29年10月2日

所在地

保持者(団体)所在地   東京都中央区銀座2-11-19 銀座市川ビル4 階 一般社団法人長唄協会内
保持者の団体の構成員住所 小田原市栄町

所有者

保持者(団体)名        伝統長唄保存会
保持者の団体の構成員氏名・芸名 木村さち子・杵屋響泉

内容

長唄について

長唄は、18世紀以降に歌舞伎音楽として特に江戸で発達し、その後、劇場から離れた純粋の音楽としても展開をみせた三味線音楽です。その表現は、地歌をはじめとして、義太夫節(ぎだゆうぶし)、大薩摩節(おおざつまぶし)、豊後節(ぶんごぶし)などの諸浄瑠璃その他の要素を取り入れ、高度な技法を用いた豊富な内容を有しています。数ある三味線音楽の中でも、歌い物を代表する音楽として、我が国の音楽史上において重要であるばかりでなく、黒御簾(くろみす)音楽を担当するなど、歌舞伎の上演にも不可欠なものです。
長唄は、唄・三味線・鳴物(囃子)(なりもの(はやし))から構成されますが、その演奏は数十人に及ぶ多人数の合奏から、二挺一枚(にちょういちまい)※といった小規模のものまで多様な形態があります。他の三味線音楽と比べてリズムが明確であり、細棹(ほそざお)三味線による明るい旋律、鳴物による華やかな器楽演奏などに特色があります。また,代々の演奏家が各時代に合わせた作曲や演奏上の工夫を重ね、音楽的に多彩な内容を持っています。

※二挺一枚 唄一人三味線二人で構成される長唄の演奏形式のこと。

杵屋響泉師経歴

杵屋響泉師は、大正3年(1914)東京築地生まれ。父は「多摩川」「新曲浦島」「春秋」など数々の名曲を作曲した五世杵屋勘五郎です。
大正12年(1923)に小田原に移住されて以降、長唄の師匠として長唄をはじめとする古典邦楽普及に尽力されました。御自身のコンサートやリサイタルの開催のほか、後進育成のため毎年勉強会を主宰されるなど、長唄の伝承に意欲的に取り組まれています。
・受賞歴ほか
平成19年 長唄協会長年功労者表彰
平成25年 小田原市市民功労賞

指定理由

長唄は、芸術上特に価値が高く、我が国の芸能史上特に重要な地位を占めるものとして認められることから国重要無形文化財として指定されました。
杵屋響泉師については、長唄の技法を高度に体現し、重要無形文化財「長唄」の保持者としてふさわしい者であるので、重要無形文化財「長唄」の保持者の団体の構成員(伝統長唄保存会会員)として認定されました。

参考文献

  1. 「技人vol.9【長唄三味線方】杵屋響泉」

最終更新日:2018年04月01日


この情報に関するお問い合わせ先

文化部:文化財課

電話番号:0465-33-1717


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