子宮がん・乳がん検診
子宮がんについて
子宮頸がんの発生は、20・30歳代で増加しています。
小田原市の検診でも、令和3年度は5人にがんが発見されました。
原因の一つとして、性交渉で感染するヒトパピローマウイルスの影響が考えられます。
ヒトパピローマウイルスに感染してがんに成長するまでに5~10年かかるといわれています。
この間で早期に発見すれば、治癒率は高くなると言われています。
小田原市の子宮がん検診は20歳以上の女性が対象になりますので、20歳になったら定期的に受けましょう。
乳がんについて
乳がんの発生にはエストロゲン(女性ホルモン)が影響しているといわれています。
小田原市の乳がん検診で、2018年から2022年までで72人に乳がんが見つかりました。
そのうち9人が40代でした。
乳がんの発生は、40歳代から50歳代の若い方が全体の約1/3を占めています。
次のようなかたは注意が必要です。
- 母親や姉妹に乳がんになった人がいる
- 出産歴がない、初産年齢が遅い、授乳歴がない
- 初経年齢が早い、閉経年齢が遅い
乳がんは、自分で発見できるがんでもあります。
乳がんと診断されたかたの多くは、乳房のしこりを自覚していたという報告があります。
自分の乳房の状態に関心を持ち、異常の早期に発見に努めましょう。
小田原市の乳がん検診は40歳以上の女性が対象になりますので、定期的に受けましょう。
子宮がん検診、乳がん検診の対象と検査内容
子宮頸がん検診(※体がん検診)
対象 |
20歳以上の女性 |
---|---|
検査内容 |
問診・視診・頸部細胞診 |
乳がん検診
対象 |
40歳以上の女性 ・翌年3月31日までに偶数歳になるかたは、マンモグラフィ併用検診(がん検診等受診券にマンモグラフィ併用と印字) ・翌年3月31日までに奇数歳になるかたは、視触診のみの検診(がん検診等受診券に視触診のみと印字) |
---|---|
検査内容 |
問診・視診・触診・マンモグラフィ検査(※) |
受診期間
令和6年6月1日(土)~令和7年3月31日(月)
受診方法
・子宮頸がん検診、乳がんマンモグラフィ併用検診は集団検診もしくは取扱医療機関で受診することができます。
どちらかで受診してください。
・乳がん視触診検診は医療機関でのみ受診できます。
集団検診を受ける場合
詳しい申込み方法は、「集団検診の日程・申込み」のページからご確認ください。
日程と会場については令和6年度集団検診日程表をご確認ください。
受診時間については、
アリーナ、マロニエ会場では(9時15分、10時30分、13時00分、14時00分)
保健センター会場では(8時55分、10時15分、13時00分、14時00分)
生涯学習センターけやき会場では(9時30分、10時30分、13時00分、14時00分)

令和6年度集団検診日程表 PDF形式 :44.8KB
PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®(新しいウインドウで開きます)が必要です。
取扱医療機関で受ける場合
取扱医療機関については令和6年度取扱医療機関一覧表をご確認ください。

令和6年度取扱医療機関一覧表 PDF形式 :453.4KB
PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®(新しいウインドウで開きます)が必要です。
検診結果について
- 乳がんマンモグラフィ併用検診の結果は、健康づくり課から郵送します。
- 乳がん視触診検診の結果は、医療機関が結果をお知らせします。
- 子宮がん検診の結果は、医療機関で受診した場合、医療機関が結果をお知らせします。集団検診で受診した場合、健康づくり課から郵送します。
持ち物
- 集団検診の持ち物は「集団検診の日程・申し込み」のページからご確認ください。
- 取扱医療機関で検診を受ける場合の持ち物はがん検診等受診券と健康保険証です。
※受診券を紛失された場合には再発行します。また受診券がお手元に届かない場合は、健康づくり課(保健センター)までお問合せ下さい。
自己負担金
子宮頸がん検診 | 集団検診:1,100円 施設検診:1,600円 |
---|---|
子宮体がん検診 ※施設検診のみ |
1,200円 |
乳がん検診視触診のみ ※施設検診のみ |
900円 |
乳がん検診マンモグラフィ併用 | 集団検診:2,500円 施設検診:2,600円 |
自己負担の免除について
自己負担免除者 | 手続方法 |
---|---|
市民税非課税世帯のかた | 受診する日の3週間前までに健康づくり課(保健センター)へご連絡ください。 |
生活保護利用世帯のかた | 受診する日の3週間前までに生活援護課のケースワーカーへご連絡ください。 |
65歳~69歳のかたで、後期高齢者医療被保険者証をお持ちのかた | 手続きの必要はありません。がん検診等受診券と後期高齢者医療費保険者証をお持ちになり、取扱医療機関でご受診ください。 |
令和7年3月31日までに70歳以上になるかた | 手続きの必要はありません。検診日にがん検診等受診券と健康保険証をお持ちになり、取扱医療機関でご受診ください。 |
この情報に関するお問い合わせ先
福祉健康部:健康づくり課(保健センター) 成人保健係
電話番号:0465-47-4723・4724