スクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)について

ジャンボタニシの写真
スクミリンゴガイとは、通称「ジャンボタニシ」とも言われ、環境省と農林水産省が定めている「生態系被害防止外来種リスト」やIUCN(国際自然保護連合)の「世界の侵略的外来種ワースト100」、日本生態学会の「日本の侵略的外来種ワースト100」に定められている大変危険な侵略的外来種です。

※外来種
 もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきたもの。
※侵略的外来種
 地域の自然環境に大きな影響を与え、生物多様性を脅かす恐れのあるもの。
側壁にはりつくスクミリンゴガイの写真
主にイネ(水稲)等の水田作物を食害し、田植え直後から2~3週間後までの柔らかい稲の苗が食害にあいやすく、苗がほとんどなくなってしまうこともあります。
小田原市でも、一部の地域で目撃・食害されており、県・市・JA・地域の団体と協力して被害拡大防止に努めています。

スクミリンゴガイの特徴

 ・南アメリカ原産
 ・成貝の大きさは5~8㎝程度
 ・淡水中で活動、冬季は土に潜る
 ・雑食性(特に田植え直後の苗など柔らかい葉を好む)
 ・水路の側壁や水上の植物に産卵する
 ・1つの卵塊(ピンク色)に200~300個の卵が入っている
 ・産卵頻度は3~4日に一度、約10日ほどで孵化する
 ※ピンク色の卵が特徴的です。

 ※スクミリンゴガイには、「広東住血線虫」という寄生虫を持っていることがあります。
  人にも感染する可能性がありますので、くれぐれも触らないようご注意ください。

スクミリンゴガイ防除対策マニュアル

この情報に関するお問い合わせ先

経済部:農政課 農林業振興係

電話番号:0465-33-1494

この情報についてのご意見・ご感想をお聞かせください!

このページの情報は分かりやすかったですか?

※システム上、いただいたご意見・ご感想に対する回答はできません。
回答が必要な内容に関しましては、お問い合わせ先の担当課まで直接お願いいたします。
※住所・電話番号等の個人情報については記入しないようお願いいたします。
※文字化けの原因となる、丸付き数字などの機種依存文字や半角カタカナは記入しないようお願いいたします。

ページトップ