学校給食センターの一日(2)~調理から釜の洗浄まで~
玉ねぎを切る
こちらは裁断室で玉ねぎを切っているところです。
給食への異物混入防止のために、使用する包丁や野菜切り機の刃は、使用前と使用後に欠けていないことを確認し、記録しています。
野菜類を洗う時、切る時、食材を釜に入れる時、調理中はもとより、調味料やその他の食品も開封時から給食が出来上がり、食缶に配食されるまで、異物が混入することの無いように細心の注意を払っています。
釜で調理する
学校給食センターでは蒸気釜を使用しています。かき混ぜるアームのついた1,000食~1,200食調理できる大きな釜が2基、500食~550食作る釜が5基500食~600食作るガス釜が2基ありメニューにより使い分けをしています。
こちらは500食~550食作る蒸気釜で、肉や野菜を炒めているところです。
保存食の採取
味を見て、温度を測り90度以上に加熱した後、保存食をとります。
給食は食材、製品とも‐20度以下で2週間保管します。
配缶
ミネストローネが出来上がりました。異物混入が無いことを確認しながら各クラスの食缶に配缶していきます。
クラスの人数を確認し、量の調整をします。
食缶のまわりにソースが付かないように気をつけています。
揚げ物
フライヤーで揚げ物をしているところです。
中心までしっかり火が通っているか温度を確認しています。
揚げ物の数え
揚げ物を各クラスの人数分数えています。
揚げ物にソースをかける
揚げたてのトンカツにソースを均等にかけます。
ハンバーグにソースをかける
焼物機で焼いたハンバーグに釜で作った具の入ったソースをかけているところです。
焼き魚
下味を付けた魚が焼きあがったところです。数え間違えをしないように、壁に貼ってある人数表を1人が読み上げ、1人が数えています。
コンテナにセット
出来上がった給食は食器類とともに、コンテナ(キャスター付きステンレス箱)にセットし各学校に配送します。
コンテナを配送車に積む
コンテナは配送車に積んで各学校に運びます。
安全確認しながら2人で積み込みます。
釜の洗浄
調理後の釜を洗浄しています。
ここまでが午前中の作業です。
給食の準備、学校給食センターの午後の仕事については、下記のリンクページをご覧ください。
学校給食センターの一日(残菜調査から翌日の打ち合わせまで)に続きます。
この情報に関するお問い合わせ先
教育部:保健給食課 給食係
電話番号:0465-33-1693