在宅医療と介護の連携を進めています

団塊の世代が75歳以上となる2025年に向け、重度な要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、医療、介護、予防、生活支援、住まいが一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築の一つとして、在宅医療と介護の連携の推進に取り組んでいます。

多職種共同研修の開催

平成27年度から、小田原医師会在宅医療研究会と小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町とで、医療関係者(小田原医師会・小田原歯科医師会・小田原薬剤師会、病院のソーシャルワーカー等)、介護サービス事業所、地域包括支援センター、小田原保健福祉事務所、小田原市・箱根町・真鶴町・湯河原町職員等が一同に会し、顔の見える関係の中で連携を深めることを目的に多職種共同研修を開催しています。
平成28年7月4日に開催した多職種共同研修の様子。
平成28年7月4日に開催した多職種共同研修の様子です。おだわら総合医療福祉会館の4階ホールにて開催し、212人の参加がありました。小田原医師会武井和夫先生から事例を提出していただき、主任ケアマネジャーのファシリテーターのもと、その事例に対し自分の職種の役割や、他の職種の役割を知りそれぞれができることを話し合いました。
事例は、5年前に夫が他界し独り暮らしで、高血圧と糖尿病で近くの内科、また、膝や腰の痛みで近くの整形外科にも通院している、要支援2の女性。キーワードとしては、「独居:社会的フレイル」「ポリファーマシー」「身体的フレイル・ロコモ」「認知症:精神・心理的フレイル」があげられました。
1グループ8人程度の多職種グループで話し合い、その内容を最後に全体発表することで、専門職相互の理解を深めることができました。
  • フレイルとは・・・加齢に伴って心身の活力(筋力、認知機能、社会とのつながり等)が低下した状態のこと
  • ポリファーマシーとは・・・必要以上に薬を飲んでいる状態のこと
  • ロコモとは・・・筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、あるいは、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態のこと

この情報に関するお問い合わせ先

福祉健康部:高齢介護課 地域包括支援係

電話番号:0465-33-1864

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