小田原市歴史的風致維持向上計画について
小田原市歴史的風致維持向上計画の国からの認定について
令和2年度 (2020年度)をもって第1期計画の期間が終了するため、計画期間を令和3年度(2021年度)から10年間とする「小田原市歴史的風致維持向上計画(第2期)」を策定し、令和3年(2021年)3月12日付で国へ認定申請を行い、同年3月29日に国の主務大臣から認定を受けました。
この計画に基づき、小田原市が持つ歴史的資源を積極的に活用した小田原らしいまちづくりを推進しています。
歴史的風致とは
歴史まちづくり法において定義されており、「歴史上価値の高い建造物」、「その周辺の市街地」、「地域における固有の歴史・伝統を反映した人々の活動」の3つが一体となって形成された良好な市街地環境を指します。
小田原市歴史的風致維持向上計画
小田原市は、神奈川県西部に位置し、天下の険として名高い箱根に連なる山々、相模湾、酒匂川などからなる変化に富んだ自然や小田原城跡をはじめとする由緒ある豊富な歴史的資源に恵まれた地域です。
鎌倉後期からは東海道の宿駅として、また戦国期以降には城下町として賑わいをみせるとともに、優れた職人技術と小田原の豊かな自然の恵みが融合し、水産加工業や農業、木工業といった小田原固有のなりわいが形成されました。さらには、明治後期から大正・昭和初期にかけて、政財界人などが別邸を建設し、茶の湯をはじめとした多様な文化活動を展開しました。
これらのなりわいや文化は、歴史と伝統を連綿と受け継ぐ祭礼行事、民俗芸能などとともに現在も行われ、今に残る旧来のまち割りや歴史的建造物などと一体となって良好な歴史的風致を形成しています。
第1期計画に引き続き、第2期計画においても、これらの歴史的風致を守り育て、次世代に継承していくため、歴史的風致形成建造物を持続的に保存・活用するとともに、官民連携による面的な歴史まちづくりの展開を進めていきます。
小田原市歴史的風致維持向上計画(第1期)
計画期間 |
平成23年度(2011年度)から令和2年度(2020年度)までの10年間 |
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重点区域 |
(名称)小田原城城下町区域 (面積)約420ヘクタール |
小田原の維持及び向上すべき歴史的風致
- 小田原城下の旧三大明神例大祭にみる歴史的風致
- 宿場町・小田原の水産加工業にみる歴史的風致
- 板橋地区周辺にみる歴史的風致
- 城下の伝統工芸にみる歴史的風致
- 梅の栽培にみる歴史的風致
- 柑橘栽培にみる歴史的風致
小田原市歴史的風致維持向上計画(第1期)ダウンロード
概要版

【概要版】小田原市歴史的風致維持向上計画(第1期) PDF形式 :4.8MB
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計画書
(サーバー負荷軽減のため、写真等の解像度を落として掲示しています。)
小田原市歴史的風致維持向上計画(第2期)
計画期間 |
令和3年度(2021年度)から令和12年度(2030年度)までの10年間 |
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重点区域 |
(名称)小田原旧城下町・板橋区域 (面積)約425ヘクタール |
小田原の維持及び向上すべき歴史的風致
- 小田原旧城下町と祭礼にみる歴史的風致
- 旧千度小路周辺と早川の水産業にみる歴史的風致
- 板橋と南町の別邸文化に由来する営みにみる歴史的風致
- 早川周辺の木工業にみる歴史的風致
- 曽我の梅栽培にみる歴史的風致
- 箱根外輪山東麓の柑橘栽培にみる歴史的風致
- 栢山と報徳仕法の継承にみる歴史的風致
小田原市歴史的風致維持向上計画(第2期)ダウンロード
概要版

小田原市歴史的風致維持向上計画(第2期)概要版 PDF形式 :1.7MB
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計画書
(サーバー負荷軽減のため、写真等の解像度を落として掲示しています。)
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この情報に関するお問い合わせ先
都市部:都市政策課 都市デザイン係
電話番号:0465-33-1754