令和2年度小田原市学校給食費検討委員会の開催概要
本市の学校給食費については、給食費検討委員会を設置し、概ね3年ごとに給食費の改定等について審議・検討しています。
現在の給食費は、消費税率が8%に引き上げられたことなどの理由から平成27年度に改定し、これまで6年間据え置かれてきましたが、令和3年度からの給食費公会計化に向け、今年度給食費検討委員会を開催し、令和3年度からの給食費について審議しました。
小田原市学校給食費検討委員会への諮問について
令和2年10月30日開催の第1回小田原市学校給食費検討委員会において、市長から同委員会に「学校給食費の月額について」諮問しました。
小田原市学校給食費検討委員会の答申について
市長からの諮問を受け、3回にわたる審議を経て小田原市学校給食費検討委員会から、令和2年12月24日に「学校給食費の月額について」答申がありました。
答申の概要
令和3年4月1日からの学校給食費について
- 次のとおり令和2年度の額に据え置くべきである。
区分 | 学校給食費(月額) |
---|---|
小学校 | 4,300円 |
中学校 | 5,000円 |
幼稚園 | 3,900円 |
理由
- 令和3年4月1日以降の学校給食費を検討するにあたり、委員2名(栄養士)が、標準献立を作成し検討したところ、現在の給食費で栄養価や栄養素を十分に満たせることが確認できたこと。
- 栄養士に対し、学校給食費の月額についてアンケートを行ったところ、7割を越える栄養士が現状のままでよいとの回答であったこと。
- 県内他市の学校給食費の状況を調査したところ、本市の一食単価小学校257円、中学校307円は、県内の平均的な金額であったこと。
- 前回の改定時に消費税率10%を見据えて値上げしたが、現在、飲食料品は軽減税率の適用により8%のままであること。
- コロナ禍による保護者の経済状況の悪化などから、保護者へのさらなる負担を求めることは難しいこと。
附帯意見
- 食育の観点から主菜・副菜・汁物3品の提供について、将来的に検討すること。
- 学校給食センターの受入校の食器については、食育の観点からワンプレートではなく、個別の食器を使用することを検討すること。
- 学校給食費については、消費税の増税や物資、配送価格の変動が懸念されるため、今後も3年を目途に金額の見直しを検討すること。
関連情報リンク
開催概要
第1回【令和2年10月30日(金)】
主な審議内容
- 委員会の公開について
- 委員長及び副委員長の選出について
- 諮問
- 学校給食費の月額について
第2回【令和2年11月26日(木)】
主な審議内容
- 令和3年度以降の学校給食費の月額について
第3回【令和2年12月23日(水)】※書面会議
主な審議内容
- 答申書について
この情報に関するお問い合わせ先
教育部:保健給食課 給食係
電話番号:0465-33-1693