小田原市民会館閉館記念事業 ~小田原市民会館記録アーカイブ~

~ 市民会館の歴史をたどる ~
小田原市民会館は、昭和37年に大ホール、昭和40年に本館が開館しました。59年間の長きに渡り、たくさんの思い出を育んできたこの市民会館も令和3年7月末で閉館します。市民会館閉館記念事業の一環として、市民会館の記録をまとめて保存し、未来に引き継ぐアーカイブを作成します。
みんなの市民会館思い出展
日付 令和3年3月3月24日(水)~28日(日)
時間 午前10時~午後4時(最終日は午後3時まで)
会場 市民会館展示室・小ホール
時間 午前10時~午後4時(最終日は午後3時まで)
会場 市民会館展示室・小ホール
閉館記念事業 →
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小田原市民会館大ホール
設置目的

第2条
小田原市は、市民の文化の向上と福祉の増進を図るため、会館を小田原市本町一丁目5番12号に設置する。
小田原市は、市民の文化の向上と福祉の増進を図るため、会館を小田原市本町一丁目5番12号に設置する。
昭和37年7月1日第25号 小田原市民会館条例より
大ホール開館
東京オリンピックを2年後に控えた1962年、高度成長政策により日本経済の急速な発展が進む中、市民待望の小田原市民会館(大ホール)が開館!
各地で市民会館・文化会館建設が始まる先駆けであり、近隣市町村の中でもいち早く開館した。当時としては画期的な歌舞伎上演を意識した廻り舞台の機構を持つ、本格的な大ホールに市民は驚き喜びに沸いた。
各地で市民会館・文化会館建設が始まる先駆けであり、近隣市町村の中でもいち早く開館した。当時としては画期的な歌舞伎上演を意識した廻り舞台の機構を持つ、本格的な大ホールに市民は驚き喜びに沸いた。
開館 | 昭和37年7月28日 |
建物 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 地下1階 地上3階 建築延面積 3,469.44平方メートル |
仕様 | 大ホール 収容1400名(うち立見100名) オーケストラピツト・回り舞台 会議室・喫煙所・控室・食堂 |
設計 | 創和建築事務所 |

出典:小田原市デジタルアーカイブ
撮影:五十嵐写真館
撮影:五十嵐写真館
開館式
市民の方々の多年要望されておりました小田原市民会館が完成し、本日ここに目出度く開館式を挙行できましたことはまことに喜びに堪えないところであります。(中略)。本市は急速な発展をとげつつありますが、さらに国鉄東海道新幹線の新駅設置をはじめとして、あらゆる面にわたって新らしい機運が勃興しつつありますことは、人々のひとしく認めるところであります。この時に当り、市民の福祉増進と文化向上のための殿堂として、市民会館が極めて大きな役割を果たすものであることは言うまでもないところでありまして、われわれはこの点を考え、音楽、演劇等も上演し得るよう施設、設備の充実につとめた次第であります。どうかこの市民会館が市民によって十分利用されることを念願してやみません。
小田原市長 鈴木十郎(開館式パンフレットの言葉より)
施設案内
開館当時の施設案内
小田原市民会館本館
本館開館
大ホールから遅れること3年、昭和40年に本館が開館!
国道の正面に建つビルディングとして小田原の象徴となるよう外装には格別の考慮が払われ、集会場や会議室だけでなく、結婚式場、披露宴会場を完備し、市民の晴れの場を担う施設として期待された。
国道の正面に建つビルディングとして小田原の象徴となるよう外装には格別の考慮が払われ、集会場や会議室だけでなく、結婚式場、披露宴会場を完備し、市民の晴れの場を担う施設として期待された。
開館 | 昭和40年5月8日 |
建物 | 鉄骨鉄筋コンクリート造 地下1階 地上6階 塔屋2階 敷地面積5244.72平方メートル |
仕様 | 1階 本館ホール 2階 事務室、展示室、食堂、貸衣装室 3階 小ホール 座席350席、ロビー、会議室、配膳室 4階 結婚式場、写真室、着付室、控室、配膳室 5階 和室の会議室・洋室の会議室・配膳室 6階 商工会議所・神奈川信用保証協会小田原支部・小田原手形交換所・小田原商店街連盟小田原青色申告会・小田原法人会等 |
設計 | 東建築設計事務所 |

市民会館本館完成

建設中の市民会館本館と地方裁判所
出典:小田原市デジタルアーカイブ
撮影:五十嵐写真館
撮影:五十嵐写真館
施設案内
※ 現在調査中。アーカイブは随時、更新されます。
関連情報リンク
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化政策課
電話番号:0465-33-1707