皆春荘
庭園整備工事に伴う公開日・範囲の縮小について
庭園整備工事のため、令和6年4月8日(月)から令和7年2月末(予定)まで、庭園の公開を休止します。休止期間中は、建物内部の見学のみ可能です。
また、公開日を毎週日曜日のみとします。
一般公開しています
皆春荘は、市所有の歴史的建造物です。
この貴重な施設を将来にわたって適切に保全・活用していくにあたり、より多くの皆さまに知っていただくため、庭園と主屋をご覧いただけるよう公開しています。
この貴重な施設を将来にわたって適切に保全・活用していくにあたり、より多くの皆さまに知っていただくため、庭園と主屋をご覧いただけるよう公開しています。
秋の皆春荘
庭園から主屋を望む
皆春荘は、第23代内閣総理大臣の清浦奎吾(肥後出身)によって明治40年(1907年)に土地が購入され、清浦の別邸として建てられたものです。その後、大正3年(1914年)に南に隣接する古稀庵と総称される山縣有朋の別邸の別庵として編入されました。山縣の小田原別邸は、古稀庵のほか、皆春荘、暁亭により構成されていましたが、当時の場所に残る建物は皆春荘が唯一となっており、板橋地区の歴史的風致を構成する優れた意匠の数寄屋建築とされることから、平成28年(2016年)3月に本市の歴史的風致形成建造物に指定されました。なお、ほかの別邸は解体、市外へ移築されています。
主屋は、座敷棟、玄関、台所棟、離れ棟、納戸棟から成り、面皮付部材、絞り丸太、曲線を用いた垂壁等の数寄屋風建築の特徴を随所に見ることができます。
また、庭園はほかの邸宅と同様に山縣が自ら作庭を指揮したと伝えられる自然を重視したものとなっています。かつては、各部屋から相模湾や箱根山を借景とした眺望を楽しめました。さらに、庭園内に流水を設けるために水源として山縣水道を開き、庭園の北東より南西にかけてせせらぎを造っており、現在も形を残しています。
主屋は、座敷棟、玄関、台所棟、離れ棟、納戸棟から成り、面皮付部材、絞り丸太、曲線を用いた垂壁等の数寄屋風建築の特徴を随所に見ることができます。
また、庭園はほかの邸宅と同様に山縣が自ら作庭を指揮したと伝えられる自然を重視したものとなっています。かつては、各部屋から相模湾や箱根山を借景とした眺望を楽しめました。さらに、庭園内に流水を設けるために水源として山縣水道を開き、庭園の北東より南西にかけてせせらぎを造っており、現在も形を残しています。
VR(ヴァーチャルリアリティ)ツアーで施設を見学できます
おだわらデジタルミュージアムに所蔵されている施設のVRをご覧いただけます。
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所在地 |
〒250-0034 神奈川県小田原市板橋852 |
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電話番号 |
0465-20-5485 ※開館日のみ対応 |
公開日 |
【令和6年4月7日(日)まで】 毎週火曜日~日曜日 ※月曜日が祝日にあたる場合は、翌平日を休館とします。 【令和6年4月8日(月)から令和7年2月末(予定)まで】 毎週日曜日 ※当該期間中は、建物内部の見学のみ可能です。 ※年末年始休館、その他臨時休館があります。 ※令和7年3月以降も公開を行う予定です。詳細が決まり次第、お知らせします。 |
時間 |
午前10時~午後4時 ※令和6年4月7日(日)まで、主屋への入室は午前11時~午後3時 |
アクセス |
【電車】 箱根登山鉄道「箱根板橋駅」下車徒歩10分 【バス】 小田原駅東口から ・箱根登山バスH・T・TP線 ・伊豆箱根バスZ・J・U・P線乗車 「箱根板橋駅」停留所下車徒歩10分 「上板橋」停留所下車徒歩11分 ・小田原宿観光回遊バス・うめまる号 (年末年始を除く土・日曜日、祝日運行) 「箱根板橋駅」停留所下車徒歩10分 【駐車場】 2台(事前予約制) 予約案内はこちら(外部リンク) ※施設前の道路は幅が狭く、対向車とのすれ違いが困難なため、対向車には十分ご注意ください。 ※旧東海道側(南側)よりお越しになることをおすすめします。 ※台数に限りがあります。可能な限り公共交通機関をご利用ください。 |
イベント情報 (随時更新) |
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備考 |
・入館料は無料です。 ・施設南側にある道路は私道のため、駐停車はご遠慮ください。 ・業務委託により、株式会社トープラが施設の利活用を行っています。 |
アクセスマップ
板橋まち歩きマップ
板橋地区には、政治家・実業家が暮らした別荘をはじめ、魅力的な施設が点在しています。皆春荘にお越しの際は、近隣施設にもぜひお立ち寄りください。
※マップの情報は、令和5年10月時点のものです。
マップ制作:薬膳喫茶KURA designed by たなかむつみ
板橋まち歩きマップ PDF形式 :2.8MB
PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®(新しいウインドウで開きます)が必要です。
ホテル椿山荘東京(藤田観光株式会社)との包括連携協定
本市とホテル椿山荘東京(藤田観光株式会社)は、令和6年2月1日に包括連携協定を締結しました。
両者は、ともに山縣有朋が作庭を指揮したとされる庭園を有しており、これまで、相互訪問や意見交換などの交流を行ってきました。
この度の協定締結を機に、より一層交流を深め、地域活性化と市民サービスの向上に取り組んでいきます。
当日の様子
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:文化政策課 文化政策係
電話番号:0465-33-1707