民俗資料・八幡神社の庚申塔群
指定種別
市指定有形文化財 民俗資料
指定年月日
平成5年11月1日
所在地
小八幡3−1−1 八幡神社
所有
八幡神社
形状等
名 称 |
高さ |
幅 |
奥行き |
年号・期日 |
板碑型二猿山王塔 |
1240 |
510 |
390 |
承応四年(1655)三月吉祥日 |
板碑型三猿庚申塔 |
550 |
300 |
225 |
享保二年(1717)正月五日 |
石祠入り光背型庚申塔 |
310 |
240 |
140 |
天和元年(1683)霜月吉日 |
板碑型一猿庚申塔 |
700 |
340 |
200 |
元禄四年(1691)四月五日 |
光背型青面金剛庚申塔 |
710 |
360 |
230 |
欠損で不明 |
光背型三猿庚申塔 |
620 |
360 |
210 |
年号欠 元年(一)月十日 |
自然石文字庚申塔 |
650 |
530 |
50 |
元禄十三年(1700)三月吉日 |
概説
庚申塔は、庚申の日の夜に庚申信仰の行事を行った信者(庚申講中)が結願に山王を勧請したり、猿や青面金剛像などを彫って造塔したものです。庚申信仰は古くからありましたが、庶民が石の庚申塔を建てるようになったのは江戸時代になってからです。八幡神社の庚申塔群は、地区内に点在し道路工事などでここに移転させられた石造物の内、庚申塔7基を指定しました。豪華な笠付き塔はありませんが、山王信仰と関わりが深かった初期の塔を始めとして、庚申塔のいろいろな形が見られます。特に、猿の数や姿態の変化が興味深く観察できます。
位置図
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