尊徳祭ポスターイラスト・「二宮金次郎とわたし」作文表彰を行いました
10月20日(日)第64回尊徳祭が開催され、開会式に引き続き、ポスターイラストのお披露目、優秀作品の作文発表を行い、下教育長から賞状と記念品が授与されました。
尊徳祭ポスターイラストについて
尊徳祭の告知ポスター等の広告物に使用するイラストについては、平成17年より毎年、神奈川県立小田原城北工業高等学校デザイン科に制作を依頼し、応募いただいています。本年度は7人から14点の応募があり、その中からデザイン科3年千賀源介さんの作品が優秀作品に決定しました。表彰式では、受賞した千賀さんからこの作品についての思いを、また、顧問の旭克也先生から生徒さんの制作への取り組みについてお話を伺いました。


ポスター原画受賞者 千賀源介さん

デザイン科顧問 旭克也先生
「二宮金次郎とわたし」作文について
小田原市では小学校4年生の授業の一環として、郷土の偉人である二宮金次郎(尊徳)について学ぶ「尊徳学習」があります。この学習によって学んだ尊徳先生の事績や教えを振り返り、文章に表現することを通して尊徳先生への理解をさらに深めていただきたいということから、市立小学校5・6年生を対象に夏休みの課題の一つとして、「二宮金次郎とわたし~わたしが金次郎の生き方から感じたこと、考えたこと~」をテーマに作文募集を行っています。
令和6年度は、9校64名よりご応募いただきました。その中から優秀作品として6名を選出し、表彰式では5名の方に発表をしていただきました。
寄せられた作品は、「積小為大」に触れたものが最も多く、コツコツと努力を積み重ねることの大切さを、自分の勉強や習い事など実践を通して学んだ事が書かれていました。また、世界の平和を願うという非常にグローバルな視野で物事を考え、尊徳先生の教えである「推譲」を世界のリーダーに知って欲しいという作品もありました。また、作文を書くことで、普段の何気ない生活の中にも報徳の教えが生きていることに、改めて気付けたという生徒さんも多くみられました。
令和6年度は、9校64名よりご応募いただきました。その中から優秀作品として6名を選出し、表彰式では5名の方に発表をしていただきました。
寄せられた作品は、「積小為大」に触れたものが最も多く、コツコツと努力を積み重ねることの大切さを、自分の勉強や習い事など実践を通して学んだ事が書かれていました。また、世界の平和を願うという非常にグローバルな視野で物事を考え、尊徳先生の教えである「推譲」を世界のリーダーに知って欲しいという作品もありました。また、作文を書くことで、普段の何気ない生活の中にも報徳の教えが生きていることに、改めて気付けたという生徒さんも多くみられました。

作文発表の様子

大木文化部長からの講評

教育長より賞状授与

市長、教育長と記念撮影
内田 桃李さん(三の丸小学校5年生)

「人間として大切なもの」
「あれは一体何だろう?」ある銅像の前でまだ3才だったぼくは不思議に思い、じっと見つめていた記憶がある。母にたずねると、「この人は二宮金次郎といって、とてもえらい人なんだよ」と教えてくれた。しかしその時のぼくは「何がえらいの?銅像なのに」と答えて母を困らせてしまったかも知れない。
去年、尊徳記念館へ行った。二宮金次郎の話や展示物等を見聞きしているうちに「ぼくはまだ小さかったとはいえ、何て失礼な事を思っていたのだろう」とはずかしくなる位、彼はすばらしい人物だと感じた。5才で大洪水にあい、14才で父親、16才で母親をなくすというつらい経験をするが、努力を重ね、沢山の知識を得て20才で生家の再建を果たした。きっと文章で読む以上のつらいことが多くあったはずだ。それでも彼は多くの人を助け、おしみなく人に与え、その見返りを求めなかった。なかなか出来る事ではない。
「二宮尊徳の教え」の「推譲」が最もぼくの中に強く残った。”人は譲り合うことではじめて人間らしい生活ができる。推譲の精神が人間に平和と幸せをもたらす”と書かれていた。本当にその通りだと思う。今、世界のあちらこちらで戦争が起きている。世界の国のリーダーとされる人達にも、二宮金次郎の教えを知ってほしいと強く願う。社会全体が自分中心になって、自分さえ良ければいい、自分だけが得をすればいいという考え方になってきている気がする。しかしぼくはどんなに時代が変わっても、譲り合う心・守るべき人として大切なことは変わらないと思う。
この小田原に生まれて当たり前に見える建物や風景、この土地の歴史は全て昔の人から大切に受けつがれて来たもの。ぼくも二宮金次郎の教えを忘れずに、更に先の未来を争いのない平和で幸せな世界にしたい。
「あれは一体何だろう?」ある銅像の前でまだ3才だったぼくは不思議に思い、じっと見つめていた記憶がある。母にたずねると、「この人は二宮金次郎といって、とてもえらい人なんだよ」と教えてくれた。しかしその時のぼくは「何がえらいの?銅像なのに」と答えて母を困らせてしまったかも知れない。
去年、尊徳記念館へ行った。二宮金次郎の話や展示物等を見聞きしているうちに「ぼくはまだ小さかったとはいえ、何て失礼な事を思っていたのだろう」とはずかしくなる位、彼はすばらしい人物だと感じた。5才で大洪水にあい、14才で父親、16才で母親をなくすというつらい経験をするが、努力を重ね、沢山の知識を得て20才で生家の再建を果たした。きっと文章で読む以上のつらいことが多くあったはずだ。それでも彼は多くの人を助け、おしみなく人に与え、その見返りを求めなかった。なかなか出来る事ではない。
「二宮尊徳の教え」の「推譲」が最もぼくの中に強く残った。”人は譲り合うことではじめて人間らしい生活ができる。推譲の精神が人間に平和と幸せをもたらす”と書かれていた。本当にその通りだと思う。今、世界のあちらこちらで戦争が起きている。世界の国のリーダーとされる人達にも、二宮金次郎の教えを知ってほしいと強く願う。社会全体が自分中心になって、自分さえ良ければいい、自分だけが得をすればいいという考え方になってきている気がする。しかしぼくはどんなに時代が変わっても、譲り合う心・守るべき人として大切なことは変わらないと思う。
この小田原に生まれて当たり前に見える建物や風景、この土地の歴史は全て昔の人から大切に受けつがれて来たもの。ぼくも二宮金次郎の教えを忘れずに、更に先の未来を争いのない平和で幸せな世界にしたい。
大石 美緒さん(報徳小学校5年生)

「二宮金次郎と私」
私は4年の時に「捨て苗田」で苗から米まで育てることを体験しました。金次郎さんが実際に使っていた場所で、春に田植えをし、秋に稲かりをしました。私達は苗を買ったもので4年生54人でやって、色々な人に助けてもらったけれど金次郎さんは1人で耕し、苗を見つけ水やりや雑草取りもして、稲かりまでしたのは大変だっただろうなと感じました。金次郎さんは秋にお米がとれることを信じて毎日コツコツ努力したのだと思いました。
私が今、コツコツ努力していることは何だろうと考えた時、ピアノが思い浮かびました。毎年夏にある発表会のために1月に曲を決めて練習を始めます。今年はショパン作曲のノクターンを選びました。初めて楽譜を見た時は何の音かも分からず、リズムも分からず、弾けるのか不安でしたが、きっと弾けるようになると信じて、1つ1つ音とリズムを確かめながら毎日コツコツ練習しました。
毎日の練習は自信になり、本番は緊張せず上手に弾くことができました。
金次郎さんの教えに「積小為大」があります。小さい事が積み重なって大きな成果になる。だから大きな事を成しとげようと思うなら、小さな事をおろそかにしてはいけないという意味です。
金次郎さんにとって小さな事は毎日の水やりや雑草取りで、大きな成果は稲を収穫しお米がとれることでした。
私にとって小さな事は毎日のピアノ練習で、大きな事は発表会の成功でした。
これからも「積小為大」という金次郎さんの教えを忘れないように、勉強やピアノをコツコツがんばりたいし、金次郎さんのことをもっと知りたいと思いました。
私は4年の時に「捨て苗田」で苗から米まで育てることを体験しました。金次郎さんが実際に使っていた場所で、春に田植えをし、秋に稲かりをしました。私達は苗を買ったもので4年生54人でやって、色々な人に助けてもらったけれど金次郎さんは1人で耕し、苗を見つけ水やりや雑草取りもして、稲かりまでしたのは大変だっただろうなと感じました。金次郎さんは秋にお米がとれることを信じて毎日コツコツ努力したのだと思いました。
私が今、コツコツ努力していることは何だろうと考えた時、ピアノが思い浮かびました。毎年夏にある発表会のために1月に曲を決めて練習を始めます。今年はショパン作曲のノクターンを選びました。初めて楽譜を見た時は何の音かも分からず、リズムも分からず、弾けるのか不安でしたが、きっと弾けるようになると信じて、1つ1つ音とリズムを確かめながら毎日コツコツ練習しました。
毎日の練習は自信になり、本番は緊張せず上手に弾くことができました。
金次郎さんの教えに「積小為大」があります。小さい事が積み重なって大きな成果になる。だから大きな事を成しとげようと思うなら、小さな事をおろそかにしてはいけないという意味です。
金次郎さんにとって小さな事は毎日の水やりや雑草取りで、大きな成果は稲を収穫しお米がとれることでした。
私にとって小さな事は毎日のピアノ練習で、大きな事は発表会の成功でした。
これからも「積小為大」という金次郎さんの教えを忘れないように、勉強やピアノをコツコツがんばりたいし、金次郎さんのことをもっと知りたいと思いました。
大山 悠真さん(報徳小学校5年生)

「尊徳学習で学んだこと」
ぼくは尊徳学習でどんな事を学んだだろうか、これが最初に思った気持ちだ。4年生の時、特にくわしく勉強した。
ぼくの学校には、金次郎さんがわらじをわたしている像がある。他の学校には本を読んでいる像がある。そして、その像は「子供がまねをして本を見ながら歩いてあぶない」という理由や「子供が働く姿を勧めることはできない」などの理由で次々と撤去されてしまっている。確かにそのような見方もあるけれどこの像の伝えたいことは、自分の良さを人の為に役立てる「勤労」や楽をしたい面倒だなど言わずに自分ができることを真剣にやる「至誠」を伝えるための像だと思う。これはぼくが今まで尊徳学習してきたからだと思う。他にも尊徳学習で学んだことはある。
4年生の時に「金次郎プロジェクト」という学年全体で行う総合学習で「新聞班」「スライド班」「カレンダー班」の3つのチームの内、どの班に入りたいか投票した結果、ぼくはスライド班になった。スライド班に投票した理由は、パソコンで文字を打つのが好きだからだ。スライド班では、15人を1チーム3人にして分けた。ぼくたちのチームでは、学校にある「集英社版学習漫画 世界の伝記 二宮金次郎」を元にわかりやすいよう少しアレンジして作った。3人同時に1人1ページずつやるように工夫しながら、金次郎さんのように「一円融合」しみんなで頑張った。完成したときにはみんなで喜んだ。
今思い返すとここで積小為大を体験していたのだなと気づいた。それに、ぼくが3年間続けてきた水泳や学校の勉強も「積小為大」や「至誠」になると分かった。これが分かったのは、金次郎さんの教えを学んだからだと思う。これからもしっかり教えを役立てていきたい。
ぼくは尊徳学習でどんな事を学んだだろうか、これが最初に思った気持ちだ。4年生の時、特にくわしく勉強した。
ぼくの学校には、金次郎さんがわらじをわたしている像がある。他の学校には本を読んでいる像がある。そして、その像は「子供がまねをして本を見ながら歩いてあぶない」という理由や「子供が働く姿を勧めることはできない」などの理由で次々と撤去されてしまっている。確かにそのような見方もあるけれどこの像の伝えたいことは、自分の良さを人の為に役立てる「勤労」や楽をしたい面倒だなど言わずに自分ができることを真剣にやる「至誠」を伝えるための像だと思う。これはぼくが今まで尊徳学習してきたからだと思う。他にも尊徳学習で学んだことはある。
4年生の時に「金次郎プロジェクト」という学年全体で行う総合学習で「新聞班」「スライド班」「カレンダー班」の3つのチームの内、どの班に入りたいか投票した結果、ぼくはスライド班になった。スライド班に投票した理由は、パソコンで文字を打つのが好きだからだ。スライド班では、15人を1チーム3人にして分けた。ぼくたちのチームでは、学校にある「集英社版学習漫画 世界の伝記 二宮金次郎」を元にわかりやすいよう少しアレンジして作った。3人同時に1人1ページずつやるように工夫しながら、金次郎さんのように「一円融合」しみんなで頑張った。完成したときにはみんなで喜んだ。
今思い返すとここで積小為大を体験していたのだなと気づいた。それに、ぼくが3年間続けてきた水泳や学校の勉強も「積小為大」や「至誠」になると分かった。これが分かったのは、金次郎さんの教えを学んだからだと思う。これからもしっかり教えを役立てていきたい。
坂本 晴佳さん(報徳小学校5年生)
「1つずつこつこつつみ上げること」
私は金次郎さんの生き方を知ってすごいと思ったことが3つあります。
1つ目は、常にみんなのことを考えられていることです。金次郎さんはその生涯、みんなのことを考えています。10才の時わらじを作って配ったり、25才で服部家の立て直しをしていた時に使用人に1本でもまきを少なくできたらそのまきを買ってあげようと言ったり、57才の時病気なのに、1けん1けん農家を訪ねたりしました。そんな金次郎さんは、とても尊敬されていたと思います。
2つ目は勉強したことを生かして、行動できていることです。松の苗を植えて、土手を強くしたり、油菜を育てて油を作ったりしています。そして、金次郎さんが植えた松は今も、酒匂川のとなりにたくさんならんでいるそうです。長い年月がたっても折れない松は金次郎さんの気持ちも現代に受けついできたのかなと思いました。
3つ目は、精神力が強いところです。21日間も断食祈願を続けたり、「お使者が江戸へ行って帰るまでここを動かない。米倉が開くまで断食しよう!」と言いきり、倉を開けさせたりしました。金次郎さんはたくさんの苦労と努力をしたから精神力が強くなったのだと思いました。
私はこれらのことを考えて、もし現代に金次郎さんがいたらどんな人になるかを考えてみました。かしこくて、お母さんのお手伝いをたくさんし、やると決めたら、最後までやる。そんな人になるのではないかと思います。でもそれは、金次郎さんがこつこつつみ上げてきたものだから、私がかんたんに3つのすごいことができるわけではありません。だから私も、金次郎さんみたいにできることを1つずつこつこつつみ上げて、そしてそれをしっかり続けていきたいと思いました。
私は金次郎さんの生き方を知ってすごいと思ったことが3つあります。
1つ目は、常にみんなのことを考えられていることです。金次郎さんはその生涯、みんなのことを考えています。10才の時わらじを作って配ったり、25才で服部家の立て直しをしていた時に使用人に1本でもまきを少なくできたらそのまきを買ってあげようと言ったり、57才の時病気なのに、1けん1けん農家を訪ねたりしました。そんな金次郎さんは、とても尊敬されていたと思います。
2つ目は勉強したことを生かして、行動できていることです。松の苗を植えて、土手を強くしたり、油菜を育てて油を作ったりしています。そして、金次郎さんが植えた松は今も、酒匂川のとなりにたくさんならんでいるそうです。長い年月がたっても折れない松は金次郎さんの気持ちも現代に受けついできたのかなと思いました。
3つ目は、精神力が強いところです。21日間も断食祈願を続けたり、「お使者が江戸へ行って帰るまでここを動かない。米倉が開くまで断食しよう!」と言いきり、倉を開けさせたりしました。金次郎さんはたくさんの苦労と努力をしたから精神力が強くなったのだと思いました。
私はこれらのことを考えて、もし現代に金次郎さんがいたらどんな人になるかを考えてみました。かしこくて、お母さんのお手伝いをたくさんし、やると決めたら、最後までやる。そんな人になるのではないかと思います。でもそれは、金次郎さんがこつこつつみ上げてきたものだから、私がかんたんに3つのすごいことができるわけではありません。だから私も、金次郎さんみたいにできることを1つずつこつこつつみ上げて、そしてそれをしっかり続けていきたいと思いました。
内藤 心春さん(報徳小学校5年生)

「二宮金次郎とわたし」
わたしが、金次郎の生き方から感じたこと、考えたことが2つあります。
まず1つ目は、積小為大です。
金次郎は夜も勉強をしたかったが、伯父に「油がもったいない。」と言われ、自分で油を作ろうと決めました。金次郎は菜種を5勺借り、それを育て、翌年には、7升もの菜種に増やし、油作りに成功しました。
元の種が少なくても、こつこつと育てていけば、何倍にも増えるということが分かりました。
小さいことを積み重ねて、大きなことを成しとげるということを表す積小為大という言葉はすばらしいと思いました。
わたしは、ピアノを習っていて、先生によく言われることがあります。1日に1週間分練習するよりも、毎日こつこつとやる方が、結果がでると言われています。わたしは、こつこつやる時間があるけれど、いろいろなゆうわくがあり、それがむずかしいです。でも金次郎は移動の時やねる時間などを使って勉強をしていて、わたしにはできないことだと思いました。
わたしが、積小為大から学んだことは、何をするにも、小さなことをおろそかにしてはならないということです。
そして2つ目は至誠です。
金次郎自身、いつも他人を思いやりながら、地道に努力を重ねました。そして、その真心は、必ず人に通じ、やろうとしていることの成功につながると考えていました。
わたしの名前にも心という字が入っています。その心を大事にしていけば、人から信頼される人になれると信じています。
金次郎先生のようにまじめにこつこつと物事を進め、人のことを思いやれる人になりたいと思いました。
わたしが、金次郎の生き方から感じたこと、考えたことが2つあります。
まず1つ目は、積小為大です。
金次郎は夜も勉強をしたかったが、伯父に「油がもったいない。」と言われ、自分で油を作ろうと決めました。金次郎は菜種を5勺借り、それを育て、翌年には、7升もの菜種に増やし、油作りに成功しました。
元の種が少なくても、こつこつと育てていけば、何倍にも増えるということが分かりました。
小さいことを積み重ねて、大きなことを成しとげるということを表す積小為大という言葉はすばらしいと思いました。
わたしは、ピアノを習っていて、先生によく言われることがあります。1日に1週間分練習するよりも、毎日こつこつとやる方が、結果がでると言われています。わたしは、こつこつやる時間があるけれど、いろいろなゆうわくがあり、それがむずかしいです。でも金次郎は移動の時やねる時間などを使って勉強をしていて、わたしにはできないことだと思いました。
わたしが、積小為大から学んだことは、何をするにも、小さなことをおろそかにしてはならないということです。
そして2つ目は至誠です。
金次郎自身、いつも他人を思いやりながら、地道に努力を重ねました。そして、その真心は、必ず人に通じ、やろうとしていることの成功につながると考えていました。
わたしの名前にも心という字が入っています。その心を大事にしていけば、人から信頼される人になれると信じています。
金次郎先生のようにまじめにこつこつと物事を進め、人のことを思いやれる人になりたいと思いました。
横尾 翔さん(報徳小学校5年生)

「二宮金次郎とぼく」
二宮金次郎の生き方を学んで、ぼくたちの生活の中に金次郎の教えが生きていることを知ることができました。
金次郎の教えの中でも、2つの教えが特に心に残りました。1つ目は、いつもみんなのことを考えて生活する「推譲」という教えです。金次郎はおさない頃、酒匂川の堤防が切れて洪水になり、田畑が濁流に流されてしまいます。父の利右衛門は元にもどすためけんめいに働きますが、病気になってしまい、金次郎は父にかわって酒匂川の堤防工事に出ました。その時、自分でもできることを考えて、工事をやっている人たちのために、わらじを配りました。
金次郎は自分がどんなつらいじょうきょうでも、まわりにいる人のことを考えて行動できる心がすばらしいと思いました。
2つ目は、「小を積んで大を為す」という「積小為大」という教えです。
ぼくは、コツコツ努力すると言う言葉が好きです。金次郎が小さなこともコツコツ努力することの大切さをもっと教えてくれました。
金次郎は、2つの体験をします。わずかな種子から七升もの実、捨て苗から1俵もの米がとれたことです。大きなことばかり心がけるのではなく、小さいことをコツコツやっていくことの大切さを学びました。
この学びはぼくがソフトボールをやっていますがその中でも生きていると思いました。
成果を出すには練習するのみです。毎日できることをコツコツやることで上手くなっていることを実感しています。金次郎が教えてくれたように、小さな積みかさねは大変だけれど、あきらめないで努力しようとする気持ちが大切だと思いました。そして、大変なことやつらいじょうきょうでもまわりの人のことを考え行動できる人になりたいと思います。
二宮金次郎の生き方を学んで、ぼくたちの生活の中に金次郎の教えが生きていることを知ることができました。
金次郎の教えの中でも、2つの教えが特に心に残りました。1つ目は、いつもみんなのことを考えて生活する「推譲」という教えです。金次郎はおさない頃、酒匂川の堤防が切れて洪水になり、田畑が濁流に流されてしまいます。父の利右衛門は元にもどすためけんめいに働きますが、病気になってしまい、金次郎は父にかわって酒匂川の堤防工事に出ました。その時、自分でもできることを考えて、工事をやっている人たちのために、わらじを配りました。
金次郎は自分がどんなつらいじょうきょうでも、まわりにいる人のことを考えて行動できる心がすばらしいと思いました。
2つ目は、「小を積んで大を為す」という「積小為大」という教えです。
ぼくは、コツコツ努力すると言う言葉が好きです。金次郎が小さなこともコツコツ努力することの大切さをもっと教えてくれました。
金次郎は、2つの体験をします。わずかな種子から七升もの実、捨て苗から1俵もの米がとれたことです。大きなことばかり心がけるのではなく、小さいことをコツコツやっていくことの大切さを学びました。
この学びはぼくがソフトボールをやっていますがその中でも生きていると思いました。
成果を出すには練習するのみです。毎日できることをコツコツやることで上手くなっていることを実感しています。金次郎が教えてくれたように、小さな積みかさねは大変だけれど、あきらめないで努力しようとする気持ちが大切だと思いました。そして、大変なことやつらいじょうきょうでもまわりの人のことを考え行動できる人になりたいと思います。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 尊徳記念館係
電話番号:0465-36-2381