尊徳翁ゆかりの相馬・双葉地方の子どもたちへ支援をお願いします
東日本大震災で大きな被害を受けた福島県相馬・双葉地方では、地震や津波そして原発の被害により、未だにたいへん厳しい状況におかれています。
尊徳翁にゆかりの深い17の市町村で構成される「全国報徳研究市町村協議会」(令和6年度会長・茨城県桜川市)では、相馬・双葉地方の加盟市町村(南相馬市・相馬市・飯舘村・浪江町・大熊町)の子どもたちへの支援のあり方のひとつとして、親を亡くした子どもたち及び被災地の子どもたちの健全な育成のために、皆様の温かい支援をお待ちしております。
なお、平成24年3月よりこの取り組みを始めて以来、小田原市では令和6年3月31日(日)までに
8,877,817 円
をお預かりし、被災地に向け送金いたしました。
これからも、よろしくお願いいたします。
募金の受付
■募金受付期間
令和7年3月31日(月)まで
※状況によりさらに期間を延長します。

尊徳記念館受付の募金箱
■募金受付場所
小田原市尊徳記念館
アークロード市民窓口
川東タウンセンターマロニエ
城北タウンセンターいずみ
橘タウンセンターこゆるぎ
- ※相馬地方の被災地支援を行っている「報徳の森プロジェクト」より、間伐材を利用した募金箱を作成していただきました。
相馬・双葉地方市町村への直接送金について
相馬・双葉地方市町村へは、直接送金することもできます。
なお振込手数料については、各金融機関により取扱が異なりますので、お手数ですが各金融機関に御確認ください。
南相馬市への直接送金
- ※南相馬市東日本大震災遺児等支援金への寄付の受入については、遺児等支援のための資金が確保できたことから、平成26年3月31日をもって終了しました。詳しくは、南相馬市ホームページをご覧ください。
現在は「南相馬市災害復旧・復興義援金及びみらい夢義援金(旧杉並区民等義援金)」の受付となります。
銀行振込
振込先 |
七十七銀行 原町支店 普通預金 9089683 |
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口座名義 |
ミナミソウマシサイガイタイサクホンブ ホンブチョウ モンマカズオ |
現金書留(別途送料が必要です)
送付先 |
〒975-8686 福島県南相馬市原町区本町二丁目27番地 南相馬市復旧・復興義援金 南相馬市長 門馬和夫 |
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- ※受領書の発行を希望される方は、「義援金申込書」に必要事項を記入の上、下記の問い合わせ先にFAX、郵送、電子メールで送付してください。送金が確認され次第、受領書が送付されます。

義援金申込書(復旧・復興) PDF形式 :131.2KB
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【問い合わせ先】
〒975-8686 福島県南相馬市原町区本町二丁目27番地
南相馬市役所 総務部財政課財政係
電話:0244-24-5225 / FAX 0244-24-5214
相馬市への直接送金
相馬市教育復興子育て基金への義援金
銀行振込
振込先 |
東邦銀行 相馬支店 普通口座 1043414 |
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口座名義 |
ソウマシキヨウイクフツコウコソダテシエンキン |
※「ふるさと納税」申出書に必要事項を記入し、下記問い合わせ先まで郵送・FAX・Emailにて送付願います。
【問い合わせ先】
〒976-8601 福島県相馬市中村字北町63番地の3
相馬市教育委員会 学校教育課 学校教育係
電話:0244-37-2185
飯舘村への直接送金
いいたてっ子未来基金への義援金
銀行振込
振込先 |
ふくしま未来農業協同組合 飯舘総合支店 普通1487767 飯舘村(いいたてむら)まで |
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※振込終了後、メールフォームにて氏名、住所、電話番号をお知らせいただくとともに、支援目的を「いいたてっこ未来基金」にご指定いただくと、同基金に積み立てられます。
【問い合わせ先】
〒960-1892 福島県相馬郡飯舘村伊丹沢字伊丹沢580番地1
飯舘村役場 総務課 財政係
電話:0244-42-1612/FAX 0244-42-1601
大熊町への直接送金
銀行振込
振込先 |
東邦銀行 会津営業部 普通預金 2367884 |
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口座名義 |
大熊町災害対策本部 本部長 |
- ※受領書の発行を希望される方は、下記問い合わせ先まで住所、氏名、電話番号、振込日、振込金額等をお知らせ願います。
【問い合わせ先】
〒979-1306 福島県双葉郡大熊町大字大川原字南平1717
大熊町役場 生活支援課 生活支援係
電話:0240-23-7444(直通)/FAX 0240-23-7846
浪江町への直接送金
銀行振込
振込先 |
東邦銀行 浪江支店 普通預金 640496 |
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口座名義 |
ナミエマチ |
- ※受領書の発行を希望される方は、下記連絡先まで郵便番号、住所、氏名、電話番号、振込日、振込金額等をお知らせ願います。
【問い合わせ先】
〒979-1592 福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字六反田7-2
浪江町役場 介護福祉課 福祉係
電話:0240-34-0238 / FAX 0240-34-3436
全国報徳研究市町村協議会とは
報徳思想に学び、自治体の行財政改革をすすめ、地方分権の時代に備えたまちづくり・ひとづくり等について協議するとともに、二宮尊徳の生涯や考え方を周知するための活動を行うことを目的とした協議会です。
現在加入している市町村は以下のとおりです。
- (福島県)南相馬市・相馬市・飯舘村・浪江町・大熊町
- (北海道)豊頃町
- (茨城県)筑西市・桜川市
- (栃木県)那須烏山市・日光市・茂木町・真岡市
- (神奈川県)小田原市・秦野市
- (静岡県)掛川市・御殿場市
- (三重県)大台町
相馬・双葉地方と二宮尊徳・尊徳一家
現在の福島県相馬・双葉地方は、江戸時代に相馬中村藩が治めていた地域でした。
村々の荒廃と財政難に悩まされていた同藩は、「報徳仕法」と呼ばれる独自の方法で桜町領(現栃木県真岡市)を立て直した二宮尊徳に復興指導を依頼します。
そして、尊徳が作り上げた復興計画をもとに、弘化2年(1845)から領内で報徳仕法がはじまりました。
現地での指導役は、尊徳の弟子のひとりで相馬中村藩士の富田高慶が務めました。
報徳仕法は領内各地に広まっていき、明治4年(1871)に終了するまでの間、全226か村のうち101か村で仕法が導入され、そのうちの55か村が復興の目標を達成しました。
慶応4年(1868)に戊辰戦争がはじまると、相馬中村藩は尊徳の家族を領内に避難させました。
このときに相馬に移住した尊徳の孫の尊親は、明治10年に高慶たちとともに「興復社」という組織を立ち上げます。
福島県内で開墾事業を進めていた興復社は、のちに北海道の開拓を手掛けるようになり、十勝地方の牛首別(現豊頃町)の発展に大きく貢献しました。
この情報に関するお問い合わせ先
文化部:生涯学習課 尊徳記念館係
電話番号:0465-36-2381