新・北条五代記

酒匂堰にかけられた水門

酒匂堰にかけられた水門

つい近年までの農業経営は、過酷な労働に加え、天災など種々の要因による凶作の不安に脅える状態が続いた。
農業基盤の改善は、戦後になり急速に進められた。昭和22年(1947年)、農地の一筆調査から始まった農地改革によって、農地保有の適正化が図られるとともに、昭和24年(1949年)に制定された土地改良法によって、排水路事業、区画整理事業、コンクリート畦畔事業、暗渠排水路事業などが進み、特に、酒匂川以東の水田を潤す酒匂堰は、酒匂川左岸土地改良区によって昭和27年(1952年)に着手、満7箇年を費やし完成した幹線水路延長は7,800mに達している。
さらに、昭和36年(1961年)には農業基本法が制定され、これに基づく農業構造改善事業も推進されて、農業基盤は隔世のものとなった。

識別子 ODA20120197
年代 1960(昭和35)年
地域 川東南部地域
撮影場所 小田原市 酒匂堰
カテゴリ 自然・環境
関連キーワード 酒匂堰水門酒匂川

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