新・北条五代記

入船式参加の漁船

入船式参加の漁船

小田原は、近くに好漁場を持つとともに、京浜地方の大消費地に近く、交通の便もよいという条件を備えている。しかし、この生産と消費を結ぶ漁港がかつてはなかった。
昭和3年(1928年)、早川漁港の建設が内務省によって計画され、さらに昭和6年(1931年)に小田原町は漁港建設を決意したが、これも実現されず、昭和12年(1937年)になってこの問題が再燃されたがこれも満州事変により消滅した。
次いで昭和22年(1947年)、市長を会長とする期成同盟会を結成してもう運動を行った結果、昭和24年(1949年)度に調査費400万円を持って実現の第一歩を踏み出し、昭和25年(1950年)度から県営事業として工事が始められた。
以後18年の歳月と工事費約11億円を持って昭和43年(1968年)に完成した。さらに、同年3月には、待望の新しい市場も開設され、これ以来県内漁船の入港が相次ぎ、水揚量が増加している。

識別子 ODA20120238
年代 1962(昭和37)年
地域 中央地域
撮影場所 小田原漁港
カテゴリ イベント・スポーツ
産業・観光
関連キーワード 入船入船式小田原漁港漁船漁業

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