小田原で生まれ、小田原で育まれた十郎梅は、果肉が厚く柔らかいことから梅干用品種の最秀品とされています。
しかし、十郎梅という品種がさほど消費者に認知されておらず、品質を支える手間ひまが価格に反映されていないため、一部に扱いやすい品種への転換の動きが見えています。
そのための事業の一つとして、プレミアム商品の開発をしました。十郎梅ブランド全体を牽引できるような象徴的な商品、小田原・十郎梅プレミアム「雲上」は、現在の十郎梅の良さ(無添加、伝統的な漬け方)を踏襲し、健康食品として、保存食品として、梅干本来が持っているものを本物志向、健康志向の方々に伝えて行きます。