広域交流施設ゾーン整備に係る事業者選定委員会の審査結果について

  第3回小田原駅東口お城通り地区再開発事業広域交流施設ゾーン整備事業者選定委員会で、厳正な審査の結果、優先交渉権者及び次点者が決定しました。

1 選定の経過

平成28年7月22日 第1回事業者選定委員会(募集要項等の承認)
平成28年8月1日   募集要項等公表
平成28年9月2日 参加希望表明受付締切り
平成28年9月16日 企画提案競技参加決定通知発送
平成28年11月18日 事業企画提案書提出締切り
平成28年11月22日 第2回事業者選定委員会(審査方法と提案内容の確認)
平成28年12月16日 第3回事業者選定委員会(提案競技、審査、上位2者の決定)

2 事業者選定委員会の構成

委員長 田村 誠邦(明治大学理工学部特任教授)
副委員長 瀬田 史彦(東京大学大学院都市工学専攻准教授)
委員 大野木孝之(公認会計士、税理士)
委員 土内 昌紀(不動産鑑定士)
委員 日吉  淳 (株式会社日本総合研究所ディレクター)
委員 時田 光章(小田原市副市長)

3 審査方法

(1)一次審査
 提出された参加希望表明書及び添付書類に基づき、「募集要項に規定する参加資格要件を満たしているか」、「資力信用を満たしているか」、「関係法令及び条例を遵守し、抵触していないか」、「書類に不備がないか」、「同種業務の実績」などについて審査した結果、応募のあった4事業者を参加適格者とした。
(2)二次審査
 一次審査合格の4事業者から事業企画提案書の提出があった。
 事業施行者募集要項や要求水準書の内容が満たされているか、詳しく確認するとともに、企画提案競技(プレゼンテーション)及び質疑を行って審査した結果、上位2者を決定した。

4 審査結果

優先交渉権者 万葉倶楽部株式会社
次点者 ルートインジャパン株式会社・新都市ライフホールディングス共同企業体

5 提案の概要

 万葉倶楽部株式会社の提案は、「宿場町のこころを、いまに再現する」をコンセプトに、宿場町の賑わいを演出する大きな広場を設け、歩きたくなるような演出や和風の設えにより、来街者を誘導して交流人口の増を目指すもの。

6 選定理由

 市が求める公共・公益施設について、ライブラリー機能と子育て支援機能を一体的に配置し、機能連携と相乗効果を強く意識しているほか、コンベンション機能は事業者自らが運営することとしており、市の要望を実現しつつも公費負担軽減に努めていること、また、交通機能に関しても、観光バス乗降場に付随する待機スペースを設けるなど、乗降や待合の利便性、安全性に配慮した提案が高い評価を得た。

7 委員会附帯意見

 協定等の締結及び事業の実施にあたり、市が提示している整備方針や施設の目的を達成するためのパートナーとして、次のとおり、優先交渉権者が留意すべき事項について、委員会から意見が附帯された。

・事業企画提案内容が最終形と捉えるのではなく、施設整備や運営に係る費用全般について、市と協議のうえ見直しを行い、事業の安定性や継続性を高めること。
・長期に安定した事業となるよう倒産隔離的な措置を加味すること。
・地域経済活性化のための健全な競争も必要ではあるが、地元関係団体との調和に配慮し、積極的に調整を行うこと。
・市の課題解決や要望を実現するため、民間事業者ならではの発想により、中心市街地の回遊性を意識した施設の運営を通じて、地域振興に尽力すること。

8 今後の想定スケジュール

平成28年度内 基本協定の締結
平成29年度以降 施設の設計、事業用定期借地権契約の締結、施設整備
平成31年中頃 完成

この情報に関するお問い合わせ先

都市部:都市計画課

電話番号:0465-33-1571

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