記者発表 資料

 
記者発表 資料
発信日 2012 年 03 月 21 日 公開日 2012 年 03 月 23 日
担当課 文化部:文化財課 電話番号 0465-33-1715
事業名称 小田原用水説明板の贈呈式
サブタイトル オルタナティブ近代化遺産研究会 
事業内容  このたび、オルタナティブ近代化遺産研究会(代表 平井太郎氏)から小田原市に対し小田原用水の説明板が寄贈され、次のとおり、贈呈式を行います。
 小田原用水は、早川の水を小田原の町へ送る水路で、天正18年(1590)小田原合戦に関する絵図にも描かれるほどに、古い歴史があります。
 オルタナティブ近代化遺産研究会では、公益財団法人 トヨタ財団の研究助成を受けて、小田原用水を研究しています。歴史遺産である小田原用水が、都市の生活用水路として、もっとも古い部類に入るだけでなく、今なお街並みに潤いを与え、小田原城の堀を潤すなど現役の水路であり続けることを多くの人に知ってもらおうと、説明板を設置し、寄贈していただくことになりました。


【贈呈式】
1.日時 3月22日(木) 午後3時15分~午後3時30分
2.場所 板橋690-1(板橋公園近く)


【小田原用水について】
小田原用水の創設時期については、明らかではないが、小田原北条氏時代に創設されたと考えられている。
板橋にて早川の水を取り入れ、東海道沿道の各町に分水し、灌漑及び飲料用に供された。

【オルタナティブ近代化遺産研究会について】
社会学者 平井太郎氏を代表とする日本や世界各地の都市の生活用水路などを研究している団体。
今年度に、トヨタ財団の研究助成を受けて小田原用水を中心とした産業革命以前のインフラストラクチャーを「オルタナティブ近代化遺産」と位置づけ、その再生を通じて、環境共生型の都市づくりのモデルを提示することを目的に研究している。

【説明板の仕様】
白御影石の柱に説明板がついています。

【説明板の内容】
小田原用水の歴史や、小田原の街をどのように流れているかが地図上に示されています。さらに、説明板が設置されている場所が、三井物産創業者益田孝の別邸・掃雲台のどの位置にあたるかを示した地図もあります。さらに、小田原城周辺の発掘調査によって見つかった小田原用水関連の遺構についても説明しています。
添付資料1 寄贈される小田原用水の説明板
添付資料2 設置場所
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