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広報小田原 第1072号

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広報小田原 第1072号

平成24年12月1日 発行

目次
#01 文化の担い手を育てる
#02 地域のお店を身近に
#03 小田原市の財政状況
#04 活力ある経済活動に向けて
#05 冬も節電!
#06 市長の現場訪問
#07 おだわら情報
#08 〈連載〉市民力/小田原の魅力的な新商品を!
#09 〈連載〉おいしい小田原いただきます
#10 〈連載〉駅のある風景


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テキスト版

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#01 文化の担い手を育てる
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「希望と幸福感を持って暮らすことができるまち」へ

市では、平成28年度の完成を目指し、市民ホールの整備を進めています。市民ホール整備は、小田原の新たな芸術文化の創造拠点として文化事業の展開が求められています。
将来の文化の担い手を育てるさまざまな取り組みを紹介します。
【問】文化政策課  電話 0465-33-1709

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市民ホール整備に向けたソフト事業
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 今年3月に策定した「小田原市文化振興ビジョン」。そこには、「希望と幸福感を持って暮らすことができるまち」を実現するために、「芸術文化を身近なものにする」、「志ある人を育てる」、「まちの魅力を磨く」、「小田原を発信する」取り組みを展開する必要があると、記されています。
 そして、現在整備を進めている市民ホール計画では、同ビジョンに基づき、「多様で豊かな市民の芸術文化創造活動からわき上がるクリエイティブな力と熱意が市民ホールからまちへとあふれ未来に開かれた文化都市を創造する」という基本理念や、7つの事業の基本方針が示されています。

〈芸術文化創造拠点としての7つの事業の基本方針〉
1 そだてる〈育成普及〉 地域文化の足腰を強くする
2 たのしむ〈質の高い催し〉 創造性を刺激する
3 つくる〈市民参加〉 創造の輪を拡げる
4 つたえる〈地域特性の発信〉 小田原の魅力をつたえる
5 出会う〈交流促進〉 共感のよろこび
6 にぎわう〈にぎわい創出〉 催し物がなくても立ち寄れる
7 ひろげる〈利用促進〉 稼働率の高い施設

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鍵となるのは、演じ手と観客を結ぶ層
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 芸術文化活動の裾野を広げ、文化活動を活発にするためには、演じ手(作品)と観客(鑑賞者)の間で活躍する人材の育成が欠かせません。例えば、コンサートなどの会場でお客さんを案内するレセプショニストとして、小田原でも活躍している市民ボランティアのかたなどの力が必要となります。
 そういった人材を育てるきっかけづくりとして、今年度は、「チラシ作成ワークショップ」や、小田原城ミュージックストリートなどで活躍するスタッフを育成する「音響技術ワークショップ」、文化事業の企画から実施の方法までを学ぶ「アートマネジメント・ワークショップ」、文化情報を発信する情報紙作りを学ぶ「文化情報紙制作ワークショップ」などに取り組んでいます。

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アートマネジメント・ワークショップ
文化イベントの企画制作、ノウハウや考え方を学ぶ
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小田原市文化部 文化政策課 芸術文化担当課長 間瀬勝一
 7月、夏休み初日の土曜日に、アートマネジメント・ワークショップの受講生が企画した「おだわらっ子 夏休みコンサート」を生涯学習センターけやきで行いました。この日を迎えるまでに、今年1月から10回の講義やワーキングを重ねました。
 今回は、小田原にゆかりのある期待の若手音楽家たちに出演を依頼し、子ども向けの無料コンサートを催しました。会場整理や受け付け、裏方に至るまで、全て受講生が担当し、大変な面もありましたが、子どもたちのたくさんの笑顔に出会えた、楽しい音楽会になりました。
 文化事業の企画には、通常の5W1H(いつ〔When〕、どこで〔Where〕、誰が〔Who〕、何を〔What〕、なぜ〔Why〕、どのように〔How〕)の他に、Whom(誰に:対象・客層)やHowmuch(いくらで:予算規模)を含め6W2Hで考えることが大切です。事業目的と対象者を誰にするかを考え、それに合った出演者を決めていきます。
 コンサートやイベントを成功させるには、専門のノウハウを学ぶ必要があります。こうした技術を習得した市民が増えて、小田原のまちじゅうに文化事業があふれるといいですね。

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おだわら・コドモ・アート
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 美術の分野も、創造の楽しさにあふれています。
 この夏、子どもたちのアートの活動体験「おだわら・コドモ・アート」を、市民会館と小田原地下街で開催。コーディネート役を務めたのは、子どもの美術教育に詳しい「横浜市民ギャラリーあざみ野」館長の三ツ山一志さんです。

 「アートというのは、思うことや考えること、時間をかけてやってみることが体験できる活動です。おだわら・コドモ・アートでは、上手な作品を作ることを教えるのではなく、自分ですることがいかに楽しく、大切かを経験してもらいたいと思いました。子どもたち皆がよい表情をしていて、うれしかったですね」

■カッティング・シートが生み出すいろいろな形 ~竹本真紀と作る~
 8月、親子47人が、思い思いにカッティング・シートを切り抜き、市民会館1階入り口付近のガラス面を彩りました。

■カラーテープアート@おだちか
 9月、親子55人が、カラーテープをちぎり、静かな小田原地下街のシャッターに、色鮮やかな絵を描きました。

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子どもたちへ、音楽の「種まき」 アウトリーチ
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Interview チェリスト 藤原真理さん
[聞き手] 小田原市教育委員 山田浩子さん

 「アウトリーチ」は直訳すると「手を伸ばす」という意味。芸術文化においては、「芸術普及活動」あるいは「教育普及活動」という意味があり、文化の裾野を広げる事業を広くアウトリーチと呼んでいます。
 市では昨年度から、学校へのアウトリーチ事業を進めています。プロの演奏家を学校に招くことで、子どもたちは、直接プロの演奏を聴くことができます。
 市内の小学校3校でアウトリーチに出演し、また12月には、市民会館でコンサートを予定している世界的チェリスト藤原真理さんと、小田原市教育委員を務める山田浩子さん(以下敬称略)。長く親交のあるお二人に、アウトリーチについてお話しいただきました。

優れた芸術に触れる
山田:アウトリーチを行うことで、子どもたちに、生演奏に触れてもらうことが大切ですね。
藤原:本物の音に触れ、体感することは、すぐに感動しなくても、何か残るものがあると思います。それをいつか思い出して、「そうだ、あの時…」となることがある。子どもそれぞれに千差万別ですが、刺激を受けるべき時に、ある程度の頻度で、質の高い芸術に接することは、素晴らしいことです。
山田:コンサート会場に行って聴くことは、いろいろと難しい点もあります。学校でのアウトリーチは、全ての子どもたちに同じように、素晴らしい機会を与えることができるので、本当によい企画だと思います。
藤原:子どもが一人で鑑賞に行くことや、夜間に外出することは、なかなか難しく、共働きの保護者の都合などで、送り迎えができないこともあると思います。学校によって、音楽教室や体育館の環境は違いますが、それでもアウトリーチはやったほうがいいですね。

「余白の部分」を大切に
山田:子どもたちが純粋な心を持っているうちに、よい音楽を聴くことが、いろいろな意味で、生きる糧になります。子どもたちへの音楽の「種まき」ですね。教育には、音楽や美術などの芸術がとても大事ですね。
藤原:子どもたちは、家庭でも学校でも、挨拶するとか、「ありがとう」と言うとか、身につけなければならないことがたくさんありますが、それだけではなく、「余白の部分」というようなものが本当に必要となるでしょう。特に、小中学校の頃が大切だと思います。
山田:音楽も美術も、鑑賞する際の答えはなく、どんなふうに感じても、思ってもいいのですよね。
藤原:答えはたった一つではありません。その場で気づかなくても、後から気づくこともあるでしょう。国が違ったり、風習が違ったり、友達と意見が違った場合に、どのように折り合いをつけるのか、そういった力に結びついていくのです。

音楽を楽しむ
山田:音楽を学んでいる子どもたちは、どういったことに注意するとよいでしょうか。
藤原:楽器の習得は、癖がついてしまうと、後で直せませんので、注意しなければなりません。プロを目指すということにとらわれすぎて、音楽自体が嫌いになってしまったら始まりません。音楽大学を出ても、音楽を楽しむことすらしない人もいます。私の場合はのんきな部分がありながら、子ども心に自分は一生音楽をやっていくと思っていました。それがどうしてなのか、いまだによく分かりません。
山田:真理さんはワインがお好きですが、真理さんの音楽も、熟成してだんだん深みが増すワインのようですね。
藤原:ストレッチやトレーニングもしながら、練習し、改善すべきところを直し、演奏活動をしています。どこまでいけるか探りながら、生涯現役を目指しています。
山田:年齢を重ね、ますます奥深い、そして魂を揺さぶるチェロを奏でられる真理さん。小田原でのコンサートを、とても楽しみにしています。

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藤原真理クリスマス・チェロ・コンサート
「聖夜に届く名曲の花束」
(サン=サーンス「白鳥」、フォーレ「シシリエンヌ」、「夢のあとに」 他)
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日時:12月23日祝日 午後3時開演(2時開場)
場所:小田原市民会館大ホール
料金:一般 2,500円/高校生以下 1,000円
チケット販売:有隣堂小田原ラスカ店/伊勢治書店ダイナシティ店/伊勢治書店本店/市民会館事務室/平井書店/大村楽器リベルテ/井上楽器/ちえのわハウス

※藤原さんのチェロコンサートの他にも、魅力的な演奏会があります。いずれも会場は、市民会館大ホールです。

■金聖響指揮 神奈川フィル「第九」演奏会  12月15日土曜日
■ダ・カーポ・コンサート  平成25年1月26日土曜日
■神奈川フィル×和楽器(和太鼓 林英哲、尺八 三橋貴風 他) 2月23日土曜日
■市民による音楽フェスティバル 山田和樹指揮メンデルスゾーン「讃歌」 3月17日日曜日
■デュオ・レゾネ(クラリネットとピアノ)演奏会  3月23日土曜日


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#02 地域のお店を身近に
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超高齢社会を迎え奮闘中
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平成24年9月末現在、小田原市の65歳以上人口は、24.6%、およそ4人に1人が65歳以上です。
流通の多様化や後継者不足などの影響で商店街の店舗が減る中、高齢者が、歩いて買い物に行ける環境が求められています。
そのような中、商店街を中心とした「地域のお店」が新たな活動を始めています。
【問】産業政策課  電話 0465-33-1511

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扇町商工振興会
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交通量の多い県道沿いの扇町商店街。
「車が多く安心して買い物ができない」、「歩いて行くには不安」なため「商店街に足を運ばない」という声がよく聞かれました。
多くのかたは、郊外の大型店で買い物するようになり、扇町商工振興会では、店を知ってもらい、地域の「身近なお店」となることが必要でした。

「まいど扇町」オープン
 地域に暮らすかたが今よりも便利に、安心して生活できるよう、9月25日にコミュニティショップ「まいど扇町」がオープン。扇町商工振興会が総力を挙げ、惣菜・弁当販売、買い物代行、宅配、日常の相談などのサービスを提供する、地域の窓口的な存在を目指し取り組んでいます。
 地域のかたの声に応えようと、スタッフは全員、扇町や近隣のかた。惣菜・弁当作りは主婦が腕を振るい、好評の「扇町のおふくろの味」となっています。

進化を続けるお店
 扇町商工振興会の岩瀬会長は、「完成形がない、いつでも発展途上のお店です。お客様からご要望、お気づきの点をお寄せいただき、地域に暮らす皆さんとともに歩んでいきたい」と話します。
 店長の本田浩一さんは、ツイッターを活用して1日に何度も情報を発信しています。また、スムーズに買い物ができるよう店内の配置を変更したり、惣菜メニューを書いた短冊を作ったり、店が明るくなるように工夫しました。
 試行錯誤を繰り返し、「まいど扇町」は地域の安心な生活を追求します。

Information
「まいど扇町」
■営業時間:午前11時15分~午後4時30分
■住所:扇町2-30-16
■電話:0465-20-3969(お弁当の宅配希望は、営業日の前日午後3時までに予約)

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橘商店会
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橘地域では、橘商店会に加入している13店が地域内に点在しているため、足を運んで買い物をするかたが減っていました。
二宮町・平塚市で買い物をするかたも多く、近くで買い物ができる環境作りが必要でした。

出張商店街
 商店会には、店主と会話しながらの買い物や、多くの品から商品を選ぶ喜びを提供したいという思いがありました。
 3月、商店会が地域に出向く「出張商店街」を開始。毎月第2日曜日には、軽トラックが連なり、地域内を回ります。それぞれの場所で買い物を楽しむお客様は合わせて100人ほど。生鮮品や惣菜を販売し、購入者を対象に抽選会も実施。地域の金融機関も関心を寄せるなど、地域ぐるみで盛り上げ、お客様が楽しめる場となっています。

地域のかたが必要とするものを
 橘商店会の小森会長は、「回を重ねて新しいお客様も増え、買い物だけではなく、コミュニケーションの場にもなっていてうれしい」と言います。
 口コミや回覧などで地域に定着してきた「出張商店街」は、「すぐに食べられるものが欲しい」などと言ったお客様の声を反映し、地域の期待に応えようとしています。

詳しくは、橘商工会ホームページをご覧ください。

「橘出張商店街」で検索

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小田原駅周辺
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かつて、県西地域の需要に応えてきた中心市街地。
空き店舗率は全体の1割を超える中、にぎわいの創出と地域内循環の流れを生み出す仕組み作りのため、歩いて買い物に行ける環境が求められていました。

まちなかで朝市
 緑一番街商店会とその周辺5商店会で構成する「ほっとファイブタウン」では、まちなかと生産者が関わり合って商店街ににぎわいをもたらそうと、平成21年から年2回「小田原まちなか市場」を開催。
 また、平成23年からは、軽トラック十数台が連なって販売する「小田原まちなか軽トラ市」も行っています。生産者の顔が見える対面販売で買い物を楽しみ、また、お客様どうしの交流の場ともなっています。
 このような活動は、その他の商店街にも広まっています。

「小田原まちなか市場」で検索

地産地消の常設店
 農商工連携で、まちなかのにぎわい、人とまちと商いの良好なつながりを築こうとしているまちづくり会社「まち元気小田原」。平成23年の設立以来、地域の野菜などを販売する小田原マルシェ(市場)を開催。まちなかにある空き店舗を地産地消の場として生き返らせる取り組みも行っています。
 その取り組みのもと、空き店舗を賃貸し、8月には県西部周辺地域で生産・加工されたものを販売する小田原マルシェ常設店「マルげん商店」が、9月にはできるだけ地元の食材を使った惣菜店「おだわらおかズ」がオープン。近所にお住まいのかたや小田原を訪れたかたに安全・安心な品物を提供しています。

「まち元気小田原」で検索


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#03 小田原市の財政状況
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平成23年度の決算状況をお知らせします
【問】財政課  電話 0465-33-1312

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一般会計の決算状況 前年度と比較して
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歳入
 市民税が減収となる一方、固定資産税とたばこ税が増収となり、市税全体で約9400万円の増額となりました。また、地方交付税が約2億3000万円の増額、国庫支出金・県支出金も約5億4400万円の増額となり、全体では約11億円の増額となりました。

歳出
[義務的経費]退職手当の減少などにより、人件費が約6億2400万円の減額、公債費も約1億5100万円の減額となる一方、生活保護受給者が増えたことや子ども手当の制度変更などにより、扶助費が約9億800万円の増額となり、義務的経費全体では約1億3300万円の増額となりました。
[投資的経費]お城通り地区再開発事業、小学校屋上フェンス設置等学校整備事業などで約6億8300万円の増額となりました。
[その他]特別会計や企業会計への繰出金などが約7000万円の減額、財政調整基金へ約5億円を積み立てたことなどから、歳出総額は約9億5000万円の増額となりました。

歳入 計618億3,500万円
自主財源
市税 321億9,300万円
繰越金 29億2,600万円
諸収入 17億2,000万円
使用料及び手数料 16億5,700万円
その他 13億600万円
依存財源
国庫支出金 97億4,800万円
県支出金 41億2,500万円
市債 36億1,700万円
地方消費税交付金 19億4,500万円
地方交付税 13億7,900万円
その他 12億1,900万円

歳出 計587億5,900万円
民生費 224億4,000万円
総務費 72億7,200万円
公債費 65億3,000万円
土木費 64億9,500万円
衛生費 60億7,000万円
教育費 52億500万円
消防費 20億2,600万円
商工費 11億9,700万
農林水産業費 8億4,100万円
議会費・労働費 6億8,300万円

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市の財政運営
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 市の会計には、一般会計とは別に、特定の収入で特定の事業を行う特別会計として、下水道や国民健康保険など10会計があります。また、特定事業の収益を財源に運営される企業会計として、水道と病院の2会計があります。全ての会計の収支は、黒字となっています。
 一般会計の財政状況は、市税が減収傾向である一方、義務的経費である扶助費などが増え続けており、非常に厳しい状況にありますが、その中で、メリハリのある予算配分を行っています。市債の新規発行を元金の返済額以内に抑え、公債費の縮減に努めるなど、収入と支出のバランスや将来の財政負担を考慮した財政運営に努めています。

特別会計・企業会計の決算状況
会計名/収入済額/支出済額/収支差引額

特別会計
競輪事業/135億1,000万円/131億5,800万円/3億5,200万円
天守閣事業/1億9,800万円/1億6,700万円/3,100万円
下水道事業/108億8,100万円/107億3,700万円/1億4,400万円
国民健康保険事業/216億9,100万円/213億1,500万円/3億7,600万円
国民健康保険診療施設事業/3,800万円/3,200万円/600万円
公設地方卸売市場事業/1億6,400万円/1億5,900万円/500万円
介護保険事業/106億800万円/105億7,900万円/2,900万円
宿泊等施設事業/4億2,000万円/3億6,600万円/5,400万円
後期高齢者医療事業/32億9,500万円/32億6,600万円/2,900万円
公共用地先行取得事業/2億1,500万円/2億1,500万円/0円
特別会計 計/610億2,000万円/599億9,400万円/10億2,600万円

企業会計
水道事業/27億7,300万円/27億900万円/6,400万円
病院事業/117億7,400万円/115億900万円/2億6,500万円
企業会計 計/145億4,700万円/142億1,800万円/3億2,900万円

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市税収入、義務的経費などの推移
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市税収入
 個人市民税の動向に連動して推移しています。平成19年度以降は、世界的な金融危機の影響などにより減収が続いており、23年度は19年度と比べ、約25億円の減収となっています。

義務的経費
 支出が義務づけられているため自由に減らすことが難しい経費で、人件費、扶助費、公債費がこれに当たります。支出に占める割合が高いと、自由に使えるお金が少なくなり、財政の硬直化が進み、弾力的な運営が難しい状況にあるとされます。

■人件費
 職員の給与、議員や各種委員の報酬などの経費です。平成23年度は、給与改定などによる職員給与の減額、定年退職者の減少に伴う退職手当の減少などにより、約6億2400万円の減額となっています。

■扶助費
 生活保護や障がい者の福祉サービス、医療費の助成などの経費です。高齢化の進展や少子化への対策など、社会情勢に応じた福祉施策により、増加傾向にあります。

■公債費
 公共施設を建設する場合などに借り入れた市債の元金と利子の返済のための経費です。市債残高の減少に伴い、公債費も減少傾向にあります。
※平成23年度末の市債残高は、一般会計で約471億円、全会計で約1119億円となり、前年度末に比べ、一般会計で約21億円、全会計で約35億円削減しました。

市税収入と義務的経費の推移
H19 市税 347億円/人件費 125億円/扶助費 101億円/公債費 65億円
H20 市税 342億円/人件費 117億円/扶助費 105億円/公債費 64億円
H21 市税 329億円/人件費 118億円/扶助費 112億円/公債費 63億円
H22 市税 321億円/人件費 118億円/扶助費 140億円/公債費 67億円
H23 市税 322億円/人件費 112億円/扶助費 149億円/公債費 65億円

一般会計の市債残高の推移
H19 550億円
H20 523億円
H21 513億円
H22 492億円
H23 471億円

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市民一人にいくら使われているの?
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皆さんが納めた税金は、都市基盤整備や学校教育、福祉・子育ての環境の充実など、さまざまな事業に使われています。

市民一人当たりに換算すると…
市民一人当たり納税額 164,330円
市民一人当たり支出額 299,941円

福祉や子育て環境の充実のために(民生費) 114,547円
防災対策、住民登録や市庁舎の維持管理などのために(総務費) 37,133円
借入金の返済のために(公債費) 33,323円
道路や公園の整備、まちづくりのために(土木費) 33,144円
健康や医療対策、ごみ処理などのために(衛生費) 30,984円
学校教育、生涯学習施設の整備、文化財の保護などのために(教育費) 26,575円
市民を火災や水害から守るために(消防費) 10,348円
商工業、観光の振興のために(商工費) 6,119円
農業、林業、水産業の振興のために(農林水産業費) 4,289円
議会の運営などのために(議会費、労働費) 3,479円

※ 平成24年3月31日現在の住民基本台帳による人口195,903人を基に計算したものです。

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家計簿に置き換えてみると…
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市の一般会計決算を家計簿に置き換えてみました。
1年間の家計の収入と支出を、一般会計決算額の1万分の1とすると、次のようになります。

収入と支出の構成
収入
不動産収入(財産収入など) 2万円
パート収入(使用料など) 25万円
新規のローン(市債) 36万円
事業収入・預貯金の取崩し(繰入金、繰越金、諸収入) 49万円
親からの仕送り(国・県からの補助金・交付金など) 184万円
給料(市税) 322万円
収入合計 618万円

支出
車の修繕(維持補修費) 3万円
貯金(積立金など) 13万円
家の改築(投資的経費) 47万円
ローン返済金(公債費) 65万円
子どもたちへの仕送り(他会計への繰出金) 70万円
食費(人件費) 112万円
電気代・保険料(物件費、補助費)  129万円
医療費(生活保護などの扶助費) 149万円
支出合計 588万円

※収入(618万円)と支出(588万円)の差額(30万円)は、翌年度へ繰り越します。


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#04 活力ある経済活動に向けて
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市内の経済を取り巻く状況は、一部には緩やかな持ち直し基調が見られるものの、楽観できない状況です。市では、企業、求職者、勤労者への支援など働く環境作りをしています。
新たに始まった市内事業者どうしの取引を促す取り組み、事業所の社会貢献活動の動き、勤労者や求職者のために複数機関が連携した雇用機会の拡大や雇用促進を図る取り組みを紹介します。
本市では、地域経済の活性化を重要な課題ととらえ、今後もさまざまな事業に取り組んでいきます。

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ビジネスマッチング
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【問】産業政策課  電話 0465-33-1513

 市内には優れた技術や特徴ある事業を展開する企業が多くあります。
 市では今年度から、市内事業者どうしを取引につなげる「ビジネスマッチング事業」を始めました。
 第1回めは5月に実施し、テクノランド小田原にある株式会社西山製作所、西湘テクノパークにある株式会社コイワイを市内事業者17社が見学しました。
 「地域に素晴らしい技術を持った企業があったことに驚いた」、「今後もこのような機会を設けてもらいたい」、「他業種の工場も見学したい」と参加者にとって有意義な時間になりました。
 独自技術を持つ企業を興味深く見学した参加企業の約3割が取引を希望。取引に向けた具体的な動きが期待されます。
 今後はテクノランド小田原や西湘テクノパークにある企業に限らず、市内企業の幅広い業種から、優れた技術や特徴ある事業を行う企業を対象に展開し、ビジネスにつなげる機会を創出していきます。

株式会社西山製作所
外径6ミリメートル以下の小径引抜管では国内市場の約8割を製造。特に熱交換器は、高効率・省エネルギー化に貢献する新たな伝熱管を開発・実用化し、平成16年『第21回神奈川工業技術開発大賞』受賞、平成20年には経済産業省の『元気なモノ作り中小企業300社2008年版』に選出。

株式会社コイワイ
鋳物の試作・量産とCTによる非破壊検査を受託。3Dデータから直接砂型を形成する積層砂型鋳造工法は、従来の工法に比べ高精度。複雑形状も一体成型が可能で高い評価を受けている。来年は、新たに研究施設を建設し、日本初の金属粉末積層工法を導入予定。

★★★★★★★★★★
第2回 ビジネスマッチング
 市内事業者を対象に、西湘テクノパークの相日防災株式会社にある消防設備実験棟・多目的防災研修センターを見学します。
日時:平成25年1月15日火曜日 午後1時30分~3時
申込:12月14日金曜日までに産業政策課に電話(0465-33-1513)で
定員:30社・申し込み多数抽選
★★★★★★★★★★

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企業の森林保全活動
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【問】産業政策課  電話 0465-33-1513

 市では、まちづくりの課題解決につながるCSR(企業の社会的責任)による地域・社会貢献活動を誘致しています。
 10月、ライオン株式会社小田原工場では、小田原市外二ヶ市町組合、小田原市と「ライオン おだわらの森」の協定を締結。
 これは、久野地区の山林約91ヘクタールの協定森林で、従業員が森林保全活動を行い地域環境の保護に貢献するものです。
 10月20日に行われた締結後の最初の活動では、100人以上の従業員とその家族が山林を下草刈り。同社はこの協定を通じ、今後も森林環境と水資源の保全に取り組んでいきます。

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仕事を探すかたへの支援
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【問】産業政策課  電話 0465-33-1514

 長引く不況の中、市内生産年齢人口(15歳から64歳まで)の約4パーセントにあたる約5000人が求職しています(平成22年国勢調査)。
 市では関係機関と連携し、働く意欲のあるかたの雇用機会の拡大や雇用促進を図っています。

就職面接会と企業説明会
 市は、小田原公共職業安定所(ハローワーク小田原)、小田原箱根商工会議所と共催で「就職面接会」を開いています。大学4年生などを対象にした8月の面接会では、172人の学生が参加企業35社の面接に臨みました。
 また、昨年度からは、高校1・2年生を対象にした「県西地域企業説明会」も行っています。
 「地元企業へ就職を希望しているけれど就職先が見つからない」という学生。「地元から採用したいけれど人材が確保できない」という企業。早期離職する若者が増加している中で、高校1・2年生の時から地元企業の魅力や仕事内容を知ってもらい、就業意識を高めるねらいがあります。
 今年3月の説明会には、12校から241人が参加しました。
 次回の開催は、就職面接会を来年の2月、企業説明会を3月に予定しています。

面接の練習と相談
 企業を知る機会だけでなく、就職活動への対応力向上や就職への悩みを解消するため、市では神奈川県と共催し「就職応援塾」や「若者のための働き方相談」を実施。30歳代までの若年者のかたを対象にした面接練習など、きめ細かい内容の講座や、キャリアカウンセラーによるマンツーマンの相談を行っています。

小田原市就職情報提供システム
 求職者と求人企業が、無料で簡単に職業情報の提供と情報取得ができるインターネット上のシステムです。求人企業は随時情報の登録・更新ができ、求職者はシステムにアクセスし、仕事内容や雇用条件、勤務地などの求人情報を見て会社に問い合わせができます。
 現在約340事業所が登録し、毎月1万件近いアクセスがあります。求人情報を掲載希望の事業所は、パソコンからの初期登録が必要です。
 求人情報は、パソコンの他携帯電話からも閲覧できます。

「小田原市就職情報提供システム」を検索

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市が設立した安心・お得な福利厚生制度
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市内には8991の事業所があり、9万3492人が働いています。従業員数300人以下の中小企業事業所が8946事業所あり99.5パーセントを占めています。市内で働くかたの86.9パーセントである8万1263人が中小企業で働いています(平成21年7月経済センサス基礎調査)。

中小企業の福利厚生制度
 中小企業では、自社だけで従業員の福利厚生の充実を図ることは難しいのが現状です。多くの中小企業で助け合い、従業員の福利厚生の充実を目的に市が設立した制度が、小田原市勤労者共済会(愛称:スマイル共済会)です。

小田原市勤労者共済会(スマイル共済会)とは
 市内に主たる事業所がある従業員300人以下の事業所で働く従業員と事業主が入会し、会員となります。
 会員は随時募集中です。会員になると1人月額800円の会費(2分の1以上は事業所負担)で多くの事業が利用できます。

■給付事業
 結婚・出産・入学(小・中学校)・銀婚など祝い金[各10000円]他見舞金・弔慰金

■福利厚生事業
 人間ドック受診助成金(1人年1回最大10000円)
 健康診断受診助成金(1人年1回最大2000円)
 宿泊旅行助成金(1人年1回最大3000円)

セミナー開催、チケットあっせんなど、他にもたくさんのお得な事業があります。詳しくは、スマイル共済会ホームページをご覧ください。

http://smile-odawara.jp/「スマイル共済会」

資料請求・お問い合わせはお気軽にスマイル共済会へ 電話・FAX 0465-33-1852

会員の声
■事業主
 会社の活性化につながっていますね!私の会社は、平成8年の設立時から入会しています。自社だけの福利厚生事業では経費面・企画内容でも限界があります。従業員は余暇活動の一つとしてレクリエーション事業によく参加しています。祝い金や見舞金の他、各種助成事業もあるので、仕事にも張りが出ます。

■従業員
 スマイル共済会会員でよかった!助成金を受けられたり、会員価格で安くチケットを購入できるので、送られてくる会報誌を読むのが待ち遠しいです。宿泊旅行や観劇助成金は毎年忘れずに申請。駐車場回数券や日帰り入浴券はお得な金額で購入できるので、毎回注文して家族との余暇に使っています。祝い金や弔慰金も出るのでとても満足です。

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SHISEI~至誠・市政~ 徒歩生活圏の商店街 小田原市長 加藤憲一
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 自動車社会の定着によりお買い物は郊外の大型店舗で済ませることが一般化したこと、通販や宅配、さらにはネット販売によるお買い物が浸透してきたことなどから、私たちが慣れ親しんできた身近な商店街の衰退がいよいよ深刻になっています。地域コミュニティの核を形成し、生鮮三品を中心に地域住民の暮らしを支え、交流の場ともなってきた商店街の消失は、高齢化が一気に進むこれからの時代、自動車で移動できない高齢者の増加を考えると、看過できない問題です。
 以前から中心市街地の商店街の皆さんと一緒にまちづくりに取り組んだ中、私は徒歩生活圏にある商店街が果たす役割を十分に認識していましたので、市長就任後、市内の各商店会を訪ね、現状把握を行うとともに、問題解決への手がかりを探ってきました。商いの具合はどうか、空き店舗はあるか、意欲ある人材はどの程度いるか、周辺地域との関係性はどうか…。存続と活性化への道筋は、商店街ごとに見いだす必要があると実感しました。
 そんな中、幾つかの地域において、現状に甘んじることなく、地域の現状に即した活動に踏み出す商店街が現れてきています。若手商店主有志らが集ってプチ朝市を定期開催し、周辺地域に常連客が生まれている緑一番街商店会。高齢者の多い住宅街を、各店が軽トラックなどを連ねて巡回する出張商店街を始めた橘商店会。空き店舗となっていた飲食店で地域のご婦人がたが惣菜を作り、お弁当販売と宅配を始めた扇町商工振興会。アーケードがある利点を活かし、市を開いた青物町商店会、等々。いずれも、市民生活を徒歩生活圏で支えていくことにつながる取り組みです。今はまだささやかでも、各店が厳しい経営状況の中、力を合わせてそれらの活動を始めたことの意義は、大きいと思います。
 商店主と顔を合わせ、会話をしながら、お買い物をする。かつては当たり前だった、こんな光景を、身近に取り戻していくことが、地域で暮らすことの豊かさと安心につながります。これからますます大切になる徒歩生活圏の商店街。皆で支えていかねばなりません。


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#05 冬も節電! 引き続きご協力を
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この夏、多くの家庭、事業所で、節電にご協力いただきました。市でも、各公共施設で、節電に取り組み、その結果、平成22年度と比べ、電気使用量15.5%を減らすことができました。
この冬も引き続き、節電にご協力ください。
【問】環境政策課  電話 0465-33-1472

冬の節電メニュー
 冬は、暖房器具などの電気機器を使う頻度が高くなり、夏よりも電気使用量が多くなります。
 安定的な電気の需給を保つため、「冬の節電メニュー」を参考に、引き続き無理のない範囲で節電に取り組みましょう。

■重ね着などをして、室温20度を心掛けましょう。
■窓には厚手のカーテンを掛けましょう。
■不要な照明をできるだけ消しましょう。
■テレビは見ていないときは消しましょう。
■冷蔵庫の設定を「弱」にしましょう。
■トイレは便座の保温の設定温度を下げ、使わないときは蓋を閉めましょう。
(経済産業省「冬季の節電メニュー(ご家庭の皆様)」をもとに作成)

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グリーンカーテンコンテスト
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 市では、市民の皆さんに、夏の節電対策として、グリーンカーテンに取り組んでいただき、「グリーンカーテンコンテスト」を実施。個人、団体合わせ70点の応募の中から各賞の受賞者が決まりました。

個人の部
市長賞 平井郁子さん
審査員コメント
1階から2階の窓までツルが伸び、生い茂るグリーンカーテンが素晴らしい!
また、ご近所との会話が弾むなどコミュニケーションの手段としても利用されているところなどがよい。

優秀賞 中村節子さん、二宮通尚さん

市長賞 小田原ガス株式会社 環境委員会
審査員コメント
窓ガラス全面に茂った規模が大きいグリーンカーテンを設置したことで、個人への普及につながった。紫色の朝顔や青々としたゴーヤなど、複数の植物で作られたグリーンカーテンは、努力の跡がうかがえる。

優秀賞 スーパーグランドビュー、扇町クリーンセンター

※協賛特別賞については、ホームページで紹介しています。
 また、グリーンカーテンコンテストと併せて募集した「ゴーヤのレシピ」も、ホームページで紹介しています。

トップページ上のバー「暮らしの情報」をクリック→分野別から探す「環境」の「環境トピックス」


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#06 市長の現場訪問
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現場で感じる市民の力
皆さんの活動現場にお伺いします
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小田原には、数多くの市民団体があり、その活動はとても盛んです。
「市長の現場訪問」では、活動の現場にお伺いし、意見交換などを通じて、活動する皆さんの考えを肌で感じ、今後の市政に生かしていきたいと考えています。
今回は、平成24年8月~11月の訪問のようすをご紹介します。
【問】広報広聴課  電話 0465-33-1263

平成24年8月4日 子どもの心を育むよみきかせ すずの会・ピーターパン
 昭和55年に結成された「すずの会」は、乳幼児や小学生を対象に市立図書館で毎週土曜日に、かもめ図書館で第1・2土曜日によみきかせを行っています。
 平成6年のかもめ図書館のオープンに合わせて結成された「ピーターパン」は、第1・2土曜日を除く毎週土・日曜日によみきかせを行っています。
 年に2回、両グループが合同で開く「よみきかせお楽しみ会」に参加しました。
 子どもたちの本離れが懸念されていますが、子どもたちが絵本やよみきかせが好きなことは、昔も今も同じだそうです。
 ぬくもりあるよみきかせが、子どもたちの心を育てる役割を果たしています。

平成24年8月30日 有資格者が指導する総合型地域スポーツクラブ 城下町スポーツクラブ
 「城下町スポーツクラブ」は、地域に密着し、幅広い世代の人たちがいろいろなスポーツに触れる機会を提供することを目的に、平成20年に設立されました。
 夕方に行われる、小学生を対象としたバドミントンと卓球の活動に参加しました。
 皆が楽しめるように、スポーツ指導員の資格を持った指導者が子どもたちのレベルに合わせ、指導しています。
 城下町スポーツクラブのように、資格を持った指導員が的確に指導できる総合型地域スポーツクラブは、スポーツ人口の拡大や市民の健康増進、また、コミュニティの強化などに大きな可能性を秘めています。

平成24年11月1日 地域で栽培された里芋を学校給食へ JAかながわ西湘下府中支店学校給食部会
 「学校給食部会」は平成18年から、荒廃農地で里芋を栽培し、小学校に給食用として出荷しています。
 出荷を間近に控えた里芋の収穫作業に参加しました。
 学校給食は一度に多量の食材を調理するため、厳しい規格があり、全体の4割程度は規格に合わず、「B品」となり出荷できません。会の継続的な活動に向け、B品の活用が課題です。
 「子どもたちにおいしい里芋を食べさせたい」。遊休農地の解消や地産地消の促進として始まった活動は、地域の子どもたちと生産者をつなぐ大切な活動となっています。


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#07 おだわら情報
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箱根ジオパーク ロゴマーク決定
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【問】企画政策課  電話 0465-33-1379

 9月24日に開催された「第15回日本ジオパーク委員会」で、小田原市・箱根町・真鶴町・湯河原町が日本ジオパークに認定されました。
 箱根ジオパークには、世界でも他に類をみない複雑な地質構造を持つ箱根火山があり、火山の恵みである豊富な湯量の温泉も数多くあります。そして、ここでしか出会えない植物が育ち、動物が暮らしています。
 また、火山活動によって造られた険しい地形は、交通の要衝「東海道」をなし、日本の歴史や文化を形作ってきました。
 今後は、小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町に加え、神奈川県、教育機関などの行政と、観光事業者やNPOといった民間が一体となり、この雄大で美しい箱根火山の自然や文化を守り、その魅力を再発見していく箱根ジオパークの活動を推進していきます。
 この活動の一環として箱根ジオパークの魅力をより効果的に発信するためのロゴマークのデザインを募集しました。その結果、全国から382点の応募をいただき、地域で行われた公開投票など、厳正な審査の結果、浜松市在住の一戸健一さんの作品が採用されました。
 ロゴマークは、今後さまざまな場面で箱根ジオパークの魅力を地域内外へと発信するために活用します。

ジオパーク 地形を肌で感じてみよう!!
 ジオパークで地形や地層を観察でき、魅力を表す「ジオサイト」。市内板橋付近から早川の水を引いた「小田原用水」も、「ジオサイト」の一つです。かつては、板橋の取水口から小田原城下を通り浜町の江戸口見附で城外に流れ出ていた用水で、戦国時代の終わり頃には既に存在していたことが分かっています。
 江戸時代には、東海道の道の中央に用水が流れ、家々に生活用水として分水し、利用されていました。
 小田原用水は現在も流れ続け、取水した水は小田原城のお堀に流れ込んでいます。
 小田原用水は、市内に流れ込む水の勢いによって土砂が積み重なった自然の勾配を巧みに利用したものと考えられ、実際に板橋から城内に向かって緩やかな下り坂になっています。

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マスコットキャラクターの愛称を募集します
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【問】企画政策課  電話 0465-33-1239

 消防の広域化をきっかけに、皆さんが消防をより身近に感じ、消防について理解を深め、火災予防や防災イベントなどに登場するマスコットキャラクターのデザインを募集したところ、全国から433点の応募がありました。
 選考し決定したキャラクターの愛称を募集します。印象に残り、消防をアピールでき、世代を問わず広く愛されるキャラクターの愛称(名前)をお寄せください。

●応募方法
 愛称を所定の応募用紙に書いて、県西部消防広域化協議会事務局まで直接お持ちいただくか、郵送またはEメールで。
●応募資格
 県西地域2市5町(※)に在住・在学の小学生以下のお子さん
 ※小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町
●応募期間
 12月3日月曜日~平成25年1月31日木曜日
 郵送の場合、当日消印有効
●賞および副賞
 最優秀賞
 図書カード1万円分(※受賞愛称に複数の応募がある場合、副賞は抽選になります)。
 詳しくは、各消防署またはホームページで、募集ちらし、応募用紙をご確認ください。

トップページ上のバー「市政情報」をクリック→自治体連携→県西地域の消防広域化

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12月3日月曜日~9日日曜日 障害者週間
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【問】障がい福祉課  電話 0465-33-1467

 「障害者週間」は、国民が広く障がい者の福祉についての関心と理解を深め、障がい者があらゆる分野の活動に参加する意欲を高めることを目的に設定されました。
 市では、おだわら障がい者基本計画において、「誰もが生きがいを持ち 互いに支えあうケアタウン おだわら」を基本理念に定め、小田原の心を生かした障がい福祉の充実を目指しています。障害者週間に障がい者の福祉を、身近なこととして考えてみましょう。

福祉相談
 市役所(2階障がい福祉課[13A窓口]横)で相談支援事業所の相談員が、障がいのあるかたやご家族を対象に、相談をお受けします。日常生活や障がい福祉サービスの利用など障がいの種別にかかわらず、お気軽にご相談ください。
[障害者サポートセンター]
12月7日金曜日、1月11日金曜日、2月1日金曜日、3月1日金曜日の午前9時30分~正午
[障害者総合相談支援センターういず]
12月7日金曜日、1月11日金曜日、2月1日金曜日、3月1日金曜日の午後1時~4時
[生活サポートセンターやすらぎ]
12月21日金曜日、1月18日金曜日、2月15日金曜日、3月15日金曜日の午前9時30分~正午
[こどもホッと相談カフェ]
12月21日金曜日、1月18日金曜日、2月15日金曜日、3月15日金曜日の午後1時~4時

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12月16日日曜日 衆議院議員総選挙
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【問】(投票日以外)選挙管理委員会事務局  電話 0465-33-1742
(投票日)投票・開票本部  電話 0465-37-9920

 投票所入場整理券(はがき)は12月6日木曜日以降の発送、選挙公報は12月12日水曜日頃の朝刊で新聞折込の予定です。

 本市で投票できるかたは、平成4年12月17日までに生まれ、平成24年9月3日までに本市に転入届出などの手続きをし、市内での居住が3か月以上のかたです。

時間:午前7時~午後8時
場所:はがきに書いてある投票所
持ち物:投票所入場整理券

期日前投票
 投票日当日、仕事などで投票所へ行くことができないかたは、期日前投票ができます。
期間:12月5日水曜日~15日土曜日 午前8時30分~午後8時
※最高裁判所裁判官国民審査は12月9日日曜日からとなります。
場所:市役所2階展示・広報ロビー、マロニエ1階エントランスホール

 郵便投票など他の投票方法については、選挙管理委員会までお問い合わせください。

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12月11日火曜日~20日木曜日
年末の交通事故防止運動 無事故で年末 笑顔で新年
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【問】地域安全課  電話 0465-33-1396

飲酒運転は犯罪です!!
 年末年始は忘年会や新年会などで、飲酒の機会が多くなる時期です。
 飲酒運転は、重大な事故にもつながる犯罪です。
 一人一人が飲酒運転を絶対に「しない!」、「させない!」という強い意志を持って、飲酒運転を根絶しましょう。

自転車もルールを守って安全に!!
 自転車走行中の携帯電話の使用や、イヤホンを着用した「ながら運転」は禁止されています。
 また、自転車事故の多くは、交差点やその付近で起きています。「止まれ」の標識に従い、狭い道から大きな道に出る時にも、必ず止まって安全確認をしましょう。
 「自転車も 乗れば車の 仲間入り」。交通ルールを守って、安全に通行しましょう。

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桜井小学校チームが15連覇中!!
 自転車の交通ルールの知識や運転技術を競う、交通安全こども自転車神奈川県大会で桜井小学校チームが優勝しました。本大会での通算優勝回数は17回めで、現在、大会15連覇中という素晴らしい成績を収めています。
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#08 〈連載〉市民力/小田原の魅力的な新商品を!
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母なる川・酒匂川を皆の力できれいに
酒匂川植栽事業 下府中地区自治会連合会
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 酒匂川の土手(左岸 小田原大橋周辺)に、一昨年から地域住民と市や企業が連携して「環境再生プロジェクト」の一環として、植栽をしています。
 今年は10月20日にマツバギクを植栽しました。住民や企業から、約180人が参加。昨年はシバザクラとマツバギクを植えました。今年の植栽にあたり、皆で話し合い、同じ花を継続して植えたほうがよいと、開花期間が長いマツバギクを植えることに決めました。「できるだけ主体的に関わっていくことが、地域での継続した取り組みには大事」と下府中地区自治会連合会の鈴木会長。
 年間を通じて草むしりが必要なため、市や企業と協働の草取りを定期的に実施しています。加えて、住民のかたたちは、気づいたときに草取りをしています。「健康志向や高齢化が進むと散歩をする人が増える。足を止めて花を見てもらえたら、和んでもらえるのではないか」
 「植栽して咲いた花を見て『綺麗だな』と感じて、気づいたら草取りをする人が増えるといい。もう少し、植栽範囲を広げたい」。地域のかたが気楽に楽しめる「憩いの場」となるよう、これからも協働で活動を続けていきます。

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無尽蔵プロジェクト
小田原スタイルの情報発信
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小田原の魅力的な新商品を!
小田原柑橘倶楽部の新たな挑戦
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 小田原の地域資源に着目し、その「仕立て直し」をすることで、まちづくりにつなげていこうと、平成21年度に始まった「無尽蔵プロジェクト」。それをきっかけに、平成22年、小田原柑橘倶楽部が発足しました。
 これまでに、「お歳暮みかん」や「片浦レモンサイダー」など、地元の柑橘類を使用した商品を発売。利益を次のプロジェクトの資金とし、地域の農・商・工連携により「人・もの・お金」を地域に循環させ、地域振興を図る活動を続けています。
 10月からは、新商品の募集を開始。地元農家が栽培する地場食材を使った加工食品などを募集し、第一次産業と、第二次、三次産業を融合させた六次産業化を推進しながら、付加価値をつけた商品を販売する予定です。
 素材のテーマは、「片浦レモン、温州みかん、梅、キウイフルーツ、有機野菜」。小田原柑橘倶楽部ブランドを利用し、地場食材の魅力が伝わるように、パッケージデザインや販路などを支援していきます。
 「天つ日の恵み積み置く無尽蔵」。二宮尊徳は、「人間の『徳』が大地の『徳』を掘り起こす」と言いました。小田原の「徳」・地域資源を生かした商品で、地域経済を活性化させる、小田原柑橘倶楽部の新たな挑戦です。「お歳暮みかん」や「片浦レモンサイダー」に続く、小田原ならではのヒット商品の誕生が期待されています。

「小田原柑橘倶楽部」で検索


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#09 〈連載〉おいしい小田原いただきます
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おいしい小田原の味をかみしめながら、小田原の魅力を、もっと考えてみませんか。このコーナーでは、小田原のおいしい話題をお届けします。

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おいしい季節になりました
小田原みかん
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炬燵の上の温州みかん
 冬といえば、炬燵とみかんを思い浮かべるかたも多いのではないでしょうか。
 柑橘類の品種は、「温州みかん」と「中晩柑」の、大きく2つに分類され、私たちが「みかん」と呼んでいる、手で皮をむいて食べているものが、「温州みかん」です。
 「温州みかん」には、夏の半ばから出荷される「ハウスみかん」、10~12月頃の「極早生・早生みかん」、12月初め頃から収穫、貯蔵し、春先まで出荷される「大津みかん」や「青島みかん」などがあります。

種類が豊富な中晩柑
 成田にあるJAかながわ西湘農産物直売所「朝ドレファ~ミ♪」で売られる地元産柑橘類の品種は、40種以上になります。そのうち「中晩柑」は30種以上あり、代表的なものに、「レモン」「清見」「甘夏」「湘南ゴールド」「黄金柑(ゴールデンオレンジ)」などがあります。古くから愛されているものから、交配して近年開発されたものまで、糖度、酸味、食感が違う、さまざまな種類を楽しむことができます。

貯蔵みかん
 「温州みかん」のうち、「大津みかん」や「青島みかん」の多くは、収穫後すぐに出荷されず、貯蔵庫で熟成された後に出荷されます。
 曽我大沢で5代続くみかん農家を営む杉﨑さんに、貯蔵みかんについて伺いました。
 杉﨑さんは、11月から12月に収穫した、大津みかん、青島みかんを貯蔵し、3月から4月にかけて出荷します。出荷時期を遅くすることで、九州や愛媛など全国的に有名な産地のみかんが出回らなくなった時期に、出荷することができます。
 貯蔵庫では、1月から2月にはみかんを寒さから守るため、昼の暖かい空気を入れ、夜は扉を閉めます。暖かくなると、朝晩の冷たい空気を入れ、日中は扉を閉めます。自然の力で調整し、熟成することで、「味がまろやかになり、内袋も軟らかくなる」そうです。
 温度や湿度を見極め、絶妙な味の貯蔵みかんを作る杉﨑さん。「みかんの味は、品種、育つ場所、貯蔵の仕方で、違います。『このみかんじゃないとだめ』という、自分の好みの味をぜひ見つけてほしい」と言います。

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みかんジャムの作り方
たくさんみかんがあるときに、みかんジャムを作りませんか。パンやヨーグルトとよく合います。

材料
●みかん(皮をむいて600グラム)
●砂糖 360グラム
●レモン果汁(レモン小1個分)

1 みかん(筋や内袋がついたままでよい)をミキサーにかけ細かくする。
2 1を弱火で30分煮詰め、あくが出てきたらあくを取る。
3 砂糖とレモン果汁を加えよく混ぜ、さらに弱火で20分煮詰める。
4 とろみがついたら、でき上がり。
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#10 〈連載〉駅のある風景
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市内には、18もの駅があります。
毎日の、特別な日の、出発の駅。
帰ってきた安らぎを感じられる駅。
あなたの駅を訪ねます。

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足柄駅
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1927年開業、1日の平均乗降者数は2,976人

 足柄駅には、本線の他に、一時的に車両を停める留置線があり、人気のロマンスカーをはじめ、小田急線の車両を間近に見ることができます。
 駅の北東側にある白山中学校。校舎とグラウンドの間には、市道0035が通ります。体育の授業時間になると、生徒たちが歩道橋を渡り、元気にグラウンドに向かう珍しい光景があります。
 1950(昭和25)年、留置線から日本専売公社(現・日本たばこ産業)小田原工場への引き込み線として、貨物専用線が敷設され、たばこや原材料の輸送に利用されました。1984(昭和59)年に廃線となり、2000(平成12)年、廃線跡を緑道として整備しました。「久野緑の小径」と名づけられ、今では300メートルにわたって、木や花の四季折々の表情を楽しめます。
 線路の蛇行がそのまま道となって残り、当時の面影をしのばせる緑の小径。冬の澄んだ空気の中、ゆっくり歩いてみませんか。


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広報 小田原
毎月1日発行
No.1072
発行:小田原市 郵便番号250-8555 小田原市荻窪300番地 市役所総合案内 電話 0465-33-1300
編集:企画部広報広聴課 電話 0465-33-1261 FAX 0465-32-4640 〈C〉小田原市2012・12
広報小田原は、資源保護のため再生紙を使用しています。
11月1日現在 小田原市の人口196,814人 79,001世帯
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小田原市役所
住所:〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地(郵便物は「〒250-8555 小田原市役所○○課(室)」で届きます)
電話:0465-33-1300(総合案内)

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