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広報小田原 第1084号

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広報小田原 第1084号

平成25年6月1日 発行

#01 自分のため、家族のため 健康管理に努めましょう
#02 環境再生プロジェクトの取り組み
#03 地域を支える自治会
#04 おだわら情報
#05 〈連載〉ケアタウンの輪/〈連載〉今月の笑顔
#06 〈連載〉梅花ちゃんと黒松おじいさんの社会科見学
#07 〈連載〉私のおススメ☆あなたのおススメ


PDF版

テキスト版

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#01 自分のため、家族のため 健康管理に努めましょう
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皆さんは日頃から、健康のために心掛けていることはありますか?
市では、市民が「自分の健康は自分で守る」という健康への自覚と認識を深め、生涯にわたり心身の健康づくりに努められるよう支援しています。
市民一人一人が健康で過ごすことは、年々増加傾向にある医療費の抑制にもつながります。
さまざまな健康教室などに参加したり、市が実施する特定健康診査なども積極的に利用し、自分にできることから始めましょう。
自分のため、家族のため、健康について考えてみましょう。
【問】保険課 電話0465-33-1845  健康づくり課 電話0465-47-0820

市民の健康は、大丈夫?
小田原市の医療費・保険給付費の現状
 市の国民健康保険の一般被保険者一人当たりの医療費は、過去4年間、県の平均を上回り、平成23年度は、23万8538円で、県内で最も高額となっています。
 市の国民健康保険加入者が医療を受けた際に保険から支払われる金額(保険給付費)は年々増加し、国民健康保険の予算額は200億円を超えています。一方、国民健康保険の運営に使われる保険料収入は、加入者が減少していることもあり、横ばい状態が続いています。
 保険料収入が伸び悩む中、医療のために支払われる金額は増加しており、ここ数年、国民健康保険の運営は厳しい状態が続いています。

医療費が増えると…
 国民健康保険加入者が医療機関にかかったときの医療費は、医療機関で支払う一部負担金と、加入者の保険料、そして、国・県・市の負担金で賄われています。
 このまま医療費が増え続けると、国民健康保険の運営はさらに厳しくなり、加入者の保険料や、国・県・市の負担が一層大きくなります。

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健康のため、自分でできることから始めよう
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 増え続ける医療費を減らすためには、市民一人一人が健康管理に努めることが大切です。それは、自分のため、家族のためでもあります。
 市では、健康な市民が増えるよう、健康管理に役立つ教室や健康相談への参加、各健診(検診)の受診を呼びかけています。それらを上手に活用し、心身ともに健康を保ちましょう。
 また、病気を早期に発見し、治療がしやすくなるよう、健診(検診)を早めに受診しましょう。

受診しましょう!
特定健康診査・長寿高齢者健康診査
 毎年定期的に受診することで、健康への意識を高め、健康状態の把握に役立てることができます。また、メタボリックシンドロームの予防や、生活習慣病などの早期発見も期待できます。
 高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病は、慢性化してからでは治療に時間がかかるだけでなく、医療費負担も大きくなりますので、定期的に健康診査を受けましょう。
実施期間 6月1日~平成26年3月31日
対象者
■(特定健康診査)国民健康保険に加入している40~74歳のかた
■(長寿高齢者健康診査)神奈川県後期高齢者医療制度に加入しているかた

がん検診
実施期間 6月1日~平成26年3月31日
対象者
■(胃がんリスク検診)今年度、40・45・50・55・60・65・70歳になるかた
■(胃がんバリウム検診)40歳以上で、胃がんリスク検診の対象者以外のかた
■(前立腺がん検診)50歳以上の男性
■(大腸がん検診)40歳以上のかた
■(肺がん検診)40歳以上のかた
■(乳がん検診)〈視触診のみ〉40歳以上で、今年度、奇数歳になる女性
        〈マンモグラフィ検診〉40歳以上で、今年度、偶数歳になる女性
■(子宮がん検診)20歳以上の女性

成人歯科健診
実施期間 6月1日~11月30日
対象者
今年度、40・45・50・55・60・65・70・75・80歳になるかた

※特定健康診査、長寿高齢者健康診査、がん検診、成人歯科健診の対象者には、各種受診券を送付しました。
※対象者は、一般的な検診よりも安い自己負担金(長寿高齢者健康診査はなし)で検診を受けることができます。
※実施医療機関や、自己負担金については、健康カレンダーをご覧いただくか、健康づくり課(電話0465-47-0820)にお問い合わせください。

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かかりつけ医を持ちましょう
 「かかりつけ医」とは、日常的な診療や健康管理などを行う身近な医師のことです。健康を維持するために効果的です。

「かかりつけ医」のいいところ
■大病院と比べ待ち時間が短い。
■入院や検査が必要な場合、適切な病院、診療科を紹介。
■家族の病状や病歴、健康状態なども把握。
■食事面など、日常の健康管理についてのアドバイス。

 また、同じ病気やけがで複数の診療機関を受診すると、薬をもらい過ぎたり、必要以上に医療費がかかってしまうことがあります。「かかりつけ医」を持つことで、それらを減らすことにもつながります。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)を活用しましょう
 「ジェネリック医薬品」は、最初に作られた薬(先発医薬品)と有効成分、用法・用量、効能および効果が同等で、先発医薬品より安価な医薬品です。
 「ジェネリック医薬品」に変更できる場合がありますので、薬を処方してもらう際、医師や薬剤師に相談してください。
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各種教室・健康相談をご利用ください
 健康について学んだり、体を動かす各教室は、健康づくりのきっかけとなり、健康管理に役立つだけでなく、健康について気軽に話せる仲間づくりの場にもなっています。
 健康について悩みを持っているかたには、健康相談もあります。

健康増進教室
【問】健康づくり課 電話0465-47-0820
 医師の講演会や運動教室、栄養教室(調理実習)など、年に10回程度開いています。
 教室ごとに健康テーマを設定していますので、ご自身の健康状態に合わせ、参加することができます。

生活習慣病予防教室
【問】健康づくり課 電話0465-47-0820
 医師、保健師、栄養士、健康運動指導士などの専門家が、5日にわたり健康づくりを支援する教室です。
 生活習慣を見直し、生活における行動目標を設定。目標達成のための方法を専門家と一緒に考えるなど、3か月かけ、じっくり取り組んでいきます。

生活習慣病予防教室参加者(原征雄さん・富貴子さんご夫妻)
皆さんにも参加してもらいたい
 妻の誘いで参加しました。小田原市は県内で脳疾患の死亡率が高いことを知り、ウオーキングや食事制限、教わった簡単な体操に取り組みました。生活にめりはりがつき、自己管理ノートをつけるのも楽しみになっています。
 ふだん飲んでいるみそ汁の塩分濃度を測ってもらったら基準より高く、それからは食事に気をつけています。本質を知って、意識して生活していくことが大切だと実感しました。

65歳からの筋トレ教室
【問】高齢福祉課 電話0465-33-1825
 65歳以上のかたを対象に、体力の維持・向上を目的として、ストレッチなどを集団で行う「ストレッチ教室」、トレーニングマシンを使った「マシン教室」があります。
 1コース3か月間で、小田原アリーナといそしぎで開いています。
※年4回(5・8・11・2月)、「おだわらいふ」で募集しています。

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「おだわら百彩」を知っていますか?
【問】健康づくり課 電話0465-47-0820

 「おだわら百彩」は、みかんやめだか、太鼓、ちょうちんなど、小田原の特徴を取り入れた市民体操です。
 公共施設などで行われる講習会には、保健師が市民体操指導員のかたと一緒に出向いています。日頃使っていない筋肉を伸ばしたり、動かしていない関節を広げたり…一汗かいて、リフレッシュ。気軽にご参加ください。
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すこやか健康相談
【問】健康づくり課 電話0465-47-0820
 毎月1回保健センターで、保健師や栄養士が、個別に日常的な健康の悩みを伺います。ご家族の健康についても相談できます。

はつらつ健康相談
【問】健康づくり課 電話0465-47-0820
 公民館や公共施設を利用し、健康相談会を実施しています。身長、体重、体脂肪、血管年齢、血圧などの測定ができ、健康の悩みについて、保健師や栄養士に相談できます。

各地区で健康づくり
 各地区では、健康おだわら普及員や食生活改善推進委員、市民体操指導員など、地域のかたたちが、さまざまな教室を開いています。また、イベントなどで血圧測定のコーナーを設けたり、健康づくりに必要な情報を掲示したり、地域住民の健康管理を手助けしています。

各地区で活躍中!
健康おだわら普及員
 自治会長の推薦で任命される「健康おだわら普及員」。月1回程度、普及員を対象にした講習を受け、地域のイベントなどで、健康への意識を高めるための活動を行っています。

■秋山道江さん
「皆さんが少しでも健康について考え、自分の体を気遣うきっかけになればうれしい」
■田中由美子さん
「普及員の存在はまだ知られていない部分も多いので、もっと皆さんに知ってもらえるよう活動したい」
■林陽子さん
「今まで知らなかったことも学び、いろいろな人と関わり、視野が広がっています」

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SHISEI~至誠・市政~
元気な命を守り育てるために
小田原市長 加藤憲一
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 小田原市は、市政運営の筆頭課題に「いのちを大切にする小田原」を掲げています。厳しい財政状況にあっても、市民のいのちを健やかに守り育てるため、教育、福祉、そして医療といった分野には、しっかりと資源配分を行っていくという宣言でもあります。
 とりわけ、市民一人一人がより元気であり続けるには、健康を大きく育てるための「健康づくり」と、病のリスクをできるだけ小さくする「予防」、疾病やけがなどの影響を最小限に留める「医療」を、それぞれにしっかりと推進することが重要です。
 「医療」については、市立病院にて一時期深刻だった医療人材不足に対し、その解消に向けて懸命な努力を重ねてきています。その結果、内科系のいくつかの診療科においてまだ不足感があるものの、医師および看護師の体制はかなり充実してきています。また、心臓血管外科など、より高度な手術などが可能な設備の導入も進めています。さらに、急性期および高度医療を専門とする市立病院と、各分野の専門性をもち地域密着で医療活動を行っている小田原医師会加盟の医療機関の皆さんとの連携も進んできました。
 「予防」に関しては、各種予防接種における公費負担の適用範囲を広げてきており、25年度からは「高齢者肺炎球菌ワクチン」も対象に加える他、主要な死因でありながら検診受診率の低い胃がん検診に関し、採血だけでリスク判定ができる「胃がんリスク検診」への公費助成も始まります。
 そして、「健康づくり」では、これまでに策定された「食育推進計画」や「健康増進計画」などを受け、市民生活の中で取り組めるさまざまなアクションを、全市的に進めていくことになります。加えて、シニア層の皆さんがいつまでも現役で元気に活躍していただけるよう、「プロダクティブ・エイジング(創造的に歳をとる)」の取り組みや、市民の誰もが日常的に体を動かすよう、ウオーキングとランニングのまちづくりも進める予定です。
 市民のいのちがより健やかになることは、医療費の減少を通じ、市財政の健全化にもつながり、ひいては市としての財政余力を生み、現状では取り組めていない課題への着手や、サービスの充実も可能になっていきます。つまり、一人一人が元気になることは、いろいろな意味で小田原がよりよいまちになっていくことに帰結するのです。

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#02 環境再生プロジェクトの取り組み
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酒匂川植栽プロジェクト
和留沢わくワーク村プロジェクト

身近な環境を、市民の手で守り育てる「環境再生プロジェクト」。
その活動の一部を紹介します。
【問】環境政策課 電話0465-33-1473

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環境再生プロジェクトとは…
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 「環境再生プロジェクト」は、身近な環境を市民の手で守り育て、市全体の環境改善につなげていこうとする市民主体のプロジェクトです。
 市内各所で、河川や森林、荒地などの環境を改善する取り組みが進んでいます。
 これらの取り組みを多くのかたに知ってもらうこと、また、一人でも多くのかたに参加してもらうことは、プロジェクトの活動の広がりや、その他の新しい活動が始まるきっかけとなっていきます。
 市では今後も「環境再生プロジェクト」を推進していきます。

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環境再生プロジェクト
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身近な河川
南鴨宮・下菊川、酒匂川

身近な森林
久野、荻窪

身近な荒地
久野・和留沢

地域資源
根府川・白糸川

環境情報
おだわらグリーンマップ

■下菊川こいのぼり
(菊川鯉のぼり実行委員会が行っている活動)
■おだわらグリーンマップ
(市内の環境団体の活動を中心に掲載)
■小学生の間伐体験
(環境関連団体との協働による活動)

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みんなのちからで 母なる川・酒匂川をきれいに
酒匂川植栽プロジェクト
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 酒匂川左岸の小田原大橋近くの土手に、自治会を中心とした地元の皆さん、小学生、近隣企業、市内で活動する市民団体、市が協力し、シバザクラとマツバギクを植栽するプロジェクトが平成23年度から始まりました。「みんなのちからで 母なる川・酒匂川をきれいに」を合い言葉に、地域ぐるみで除草作業などを行い、春には見事に花が咲き誇りました。
 同プロジェクトでは、さらに参加者を募り、活動を広げていきます。

小田原市
夢が咲く・マイ花壇制度
オーナーを募集します!
 市では、酒匂川植栽プロジェクトで、一緒に花壇を維持・管理していただけるオーナーを募集します。多くのかたに参加いただき、酒匂川を花々で彩りましょう。

対象者
■市内在住・在勤・在学の個人
■市内に事業所を有する事業者
■主に市内で活動する市民団体 など

作業内容
■マイ花壇の草取りや花の補植
■植栽イベントへの参加
※花の苗、維持管理に必要な物品は、市が支給・貸与します。
(種類、数に限りがあります)

申し込み
「小田原市夢が咲く・マイ花壇制度申請書」に必要事項を書いて、環境政策課に直接提出してください。申請書は、市役所、支所・連絡所で配布している他、市ホームページからもダウンロードできます。

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平成24年度に「マイ花壇制度に登録しました」
「守ろう地域の自然」
富士見小学校 6年生
 昨年、総合学習で、地球温暖化を防ぐ取り組みを行いました。その取り組みの一つとして、酒匂川植栽プロジェクトに参加しました。春に、ピンクのきれいな花が咲いているのを見て、とてもうれしくなりました。今後も、学校全体で、地域の環境、自然を守る取り組みを、続けていきたいと思います。

「見た人が笑顔になれば」
小田原ガス労働組合
 弊社もおかげさまで100周年を迎え、地域密着企業を目指す企画の一つとして応募しました。組合員のコミュニケーションも、今以上に図ることができ、家族や子どもたちにも、この活動について伝えています。多くの企業や市民が参加し、河川敷の一面に花が咲くことで、その光景を見た人が笑顔になって、一瞬でも幸せな気持ちを持ってくれたらいいと思います。
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和留沢わくワーク村プロジェクト
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 標高約440メートルの、久野の和留沢地区。見晴らしがよく、市内が一望できる場所です。晴れた日には、遠く江の島や三浦半島を望み、夜には、満天の星空と小田原の夜景を楽しむことができます。
 市では平成22年度から、和留沢地区の耕作放棄地(約1万3000平方メートル)の再生に着手。地元自治会有志や環境活動に関心のある市民と協働で、荒廃農地再生のモデルとなる取り組みとして、開墾整備に着手しました。「森の手入れをしたい」、「地域の豊かな資源を活用していきたい」、「過疎化の進む地区に人を呼び込みたい」といったそれぞれの思いを共有し、広める活動を進めています。
 平成23年度からは、そばや小麦、ハーブの栽培に試験的に取り組んでいます。
 楽しく活動ができる地域の場づくりを目指し、平成24年に「和留沢わくワーク村実行委員会」を設立。より多くのかたに和留沢の魅力を知ってもらおうと、じゃがいも栽培体験やきのこ栽培を行っています。

メンバーを募集しています!
 実行委員会では参加メンバーを募集しています。農地の開墾から作物の収穫、遊び場づくりなど、ふだんはできない作業を体験できます。和留沢の地域づくりのアイデアをお持ちのかた、土いじりが好きなかた、自然に親しむ機会をお探しのかたをお待ちしています。

じゃがいもの収穫祭 in Warusawa
 3月に植え付け、その後、土よせ(作物の周りに土を寄せ、発育を促進)や草取りなどを行ってきたじゃがいもの収穫祭を行います。

日時 7月6日土曜日 午前9時~12時頃
場所 久野地内(和留沢わくワーク村)
   市役所から車で20分程度
参加費 500円(じゃがいものお持ち帰りがあります)
申し込み 7月3日水曜日までに環境政策課(電話0465-33-1472)に電話で。

収穫体験に参加して…
 山奥の開墾した畑で汗をかく時間は、とても心地よいものでした。土を触るというのは不思議なもので、懐かしい気持ちになります。広い青空を見上げて、日常からタイムスリップしたようでした
 いのししよけの鉄の棒を曲げるのが楽しかったです

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和留沢わくワーク村実行委員会
「楽しく奮闘中」
和留沢わくワーク村実行委員長 近藤 忠さん
名に込められた意味は=わくわく!+ワーク(たのしく&働く)です。めいっぱい遊びつつ“労働も”それでいて、楽しくおいしく“でも何かを学びながら”自然や人との関わりを大切に…。そんな延長線上で地域活性、荒地再生に取り組んでいます。農作物が思うように収穫できないつらさも経験してきました。が、めげずに奮闘努力中です。

障がい者の皆さんが、さまざまな石鹸の製作、販売を行っている、株式会社リンクラインも参加しています。
株式会社リンクライン 代表取締役 神原 薫さん
体を動かすことが大好きな障がい者が活動できる場所、石鹸づくりに使うハーブを作ることができる場所として、耕作地を活用していきたい。そんな思いでこのプロジェクトに参加しています。
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私たちを取り巻く環境
大気・水
6月は環境月間
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私たちを取り巻く、大気・水・土・音…。
6月は環境月間です。身の回りの環境について、改めて考えましょう。
市では、市民の健康と豊かな自然環境を守るため、市内の大気・水質・土壌・騒音・振動・悪臭など、さまざまな環境分野の監視や改善指導を行っています。
【問】環境保護課 電話0465-33-1483

〉小田原の大気
 市内の大気の状況は、二酸化窒素など各監視項目が、環境基準を大きく下回る良好な値で、安定して推移しています。
 平成23年度から測定している市内の空間放射線量率も、全ての測定地点で、減少傾向にあります。
 また、今春、中国で微小粒子状物質(PM2.5)による大気汚染の状況が深刻となり、日本でもPM2.5濃度の上昇が観測されました。PM2.5による大気汚染への関心が高まっています。
 PM2.5濃度は、県や、大気汚染防止法を所管する横浜市、川崎市などが監視を行い、速報値を県のホームページなどでお知らせしています。県西地域では小田原市役所に測定器が設置されています。県から高濃度予報が出た場合、市では、防災行政無線やホームページなどでお知らせしていきます。

〉小田原の水質
 市では、水質汚濁防止法に基づき、市内の河川・海域・海水浴場および地下水の水質調査を行っています。さらに、その他にも調査地点を設け、水質を監視しています。また、定期的に工場などの立ち入り検査を行い、排水の検査と指導、水質事故の防止に努めています。
 市内の河川は、下水道や合併処理浄化槽の普及、工場排水の規制強化によってきれいになってきています。支流を含め8地点で調査をしている酒匂川では、過去5年間のBOD(河川の汚れ具合の指標となる項目の一つ)は、環境基準を下回る値です。

〉一人一人の心掛け
 良好な大気環境を維持するためには、自動車の排気ガスなどの汚染物質の排出を抑制することが重要です。電車やバスなどの公共交通機関を利用し、車を購入する際は低公害車を選択するなど、汚染物質をできるだけ排出しないようにしましょう。
 現在、水質汚染の大きな原因は生活排水であるといわれています。家庭から出る生ごみや油を直接流さないよう、生ごみ受けの工夫などに努めましょう。また、農薬を川へ流すと魚などへ被害が及ぶ事故の原因となりますので、絶対にやめましょう。

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#03 地域を支える自治会
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自主的な活動で住みよいまちに
自治会は、私たち住民が地域で仲良く助け合って暮らそうと、自主的に作られた組織です。自分たちのまちを自分たちでよくしようと支え合いながら日常生活に不可欠な活動をしています。
【問】地域政策課 電話0465-33-1457

日常生活を支える活動
 回覧板による情報提供の他、防犯灯やごみステーションの設置・管理といった、誰もが日常生活を送るうえで欠かせない活動をしている自治会。
 防災面では、地震や洪水などの災害時に避難所となる「広域避難所」の開設や、地域で助け合う「自主防災組織」の活動も、自治会長を中心に行われます。日頃から顔の見える関係が築かれてこそ、いざという時に安否確認が可能となるため、地域の行事などを通じて親睦を図ることが重要になります。
 「自治会に加入するとどんなよい点があるのか分からない」という声が聞かれることがありますが、自治会では、地域の実情に応じた事業を運営することで、安全・安心な地域を築こうと活動しています。

自らハンドブックを作成
 日頃、自治会長は一人でも多くのかたに自治会に加入してもらいたいと、住民の皆さんに呼びかけています。市内の世帯数は核家族化で増加していますが、自治会加入世帯数は大きく変化せず、加入率は次第に下がっています。このような状態が続くと、活動や費用面で加入者の負担が増すだけでなく、将来、自治会を運営する担い手が不足するおそれがあります。
 そこで、小田原市自治会総連合では、今年に入って『自治会加入促進ハンドブック』を作成。「住みよいまちは地域から」という思いから作られたハンドブックには、活動の現状や地域に住むかたの声が紹介されています。

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ハンドブック作成に込めた思い
小田原市自治会総連合会長 木村秀昭さん
昨年、自治会総連合は、創立50周年を迎えました。記念の年を迎え、加入促進を軸とした、ホームページやちらしなどを作成。日頃、各自治会が課題としている「新会員の勧誘の難しさ」や「加入者の減少」に焦点を当てた活動を行いました。
「加入促進ハンドブック」は、自治会加入に関するアンケート結果や、参考となる加入促進の事例を載せました。さまざまな工夫を凝らしたことで、他市町村の自治会からも多くの問い合わせをいただきました。
木村会長は「皆さんが自治会に加入することで、将来にわたって『住みよい地域』であり続けてほしい」と自治会活動の活性化を願っています。
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富士見地区 自治会連合会発足
富士見地区自治会連合会長 関野次男さん
4月1日、南鴨宮1区~5区自治会が「富士見地区自治会連合会」として発足しました。
28年前に富士見小学校が開校してから、次第に人口が増えてきた地域で、長年にわたり「地域に密着した自治会活動」の在り方を検討してきました。
平成23年から新設の気運が高まり、下府中地区自治会連合会からの巣立ちとなりました。「発足は、下府中地区自治会連合会をはじめ、地域の団体や行政の協力があって実現したもの」と関野会長は話します。
「今までよりも小規模な自治会連合会となり地域に密着したきめ細かな活動をしていきたい」と防犯・防災・交通・環境など、地域でのさまざまな取り組みに思いを巡らせます。
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平成25年度 自治会長名簿
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小田原市自治会総連合 役員 敬称略(6月1日現在)
会長 木村秀昭
副会長 瀬戸充、栢沼行雄
会計 木村貞雄
理事 飯田和男、福田光好、市川勇、柏木茂髙、岩切信一郎
監事 瀬戸衛、窪田寛、椎野禎章

連合名/自治会名/会長名
緑/第1区/飯田晁巨
 /駅前第2区/鈴木睦雄
 /第3区/松下弘
 /浦町/土谷正光
 /第4区/河鍋兆男
 /第5区/濱野浩
 /竹花/瀬戸衛
 /銀座/髙梨保夫
新玉/台宿/市川幸男
  /大工町/吉村順一
  /第9区/橋山明充
  /第10区/土屋裕利
  /第11区/飯田和男
  /第12区/西山洋一
  /第13区/池田尚文
  /新宿/山崎純一
万年/第15区/石黒孝一
  /第16区/岩本辰男
  /第17区/中良卓司
  /第18区髙梨町/加藤芳永
  /第19区/小髙伯夫
  /第20区-1/望月郁文
  /第20区-2/湯川浩司
幸/第21区/桑原義樹
 /第22区/内山宏
 /第23区/栗山茂男
 /第24区/山口芳司
 /第25区/内田孝
 /第26区/瀬戸裕一
 /第27区/瀬戸充
十字/第28区/本多孝正
  /第29区/福田光好
  /第30区/佐野朝幸
  /第31区/荒川優
  /第32区/山﨑時子
片浦/石橋/矢郷昌行
  /米神/松本勇
  /根府川/廣井博直
  /江之浦/高橋照治
早川/木地挽/大坪孝壽
  /早稲田/石川孝史
  /向口/青木健藏
  /西組/中村郁三
  /中組/大津嘉久
  /東組/浦井貫之
大窪/第58区/下川泉
  /第59区/野崎忠
  /第60区/風間孝男
  /第61区/石幡保雄
  /第62区/武田伸六
  /第63区/府川武
  /第64区/秋山嘉一
山王網一色/山王松原/栁下達藏
     /山王西/日比野正治
     /山王東/寳子山等
     /山王70区/譲原平海
     /網一色/常盤一郎
足柄/第33区/石川進
  /セントラルハイツ/斎藤順治
  /第34区/吉田誠
  /第35区/萩原一夫
  /第36区/曽我和夫
  /第37区/川田康弘
芦子/寺町/山口真一
  /荻窪/田嶋邦典
  /上谷津/礒崎透
  /中谷津/村野芳一
  /下谷津/奥津和彦
  /入谷津/八田迪男
  /池上/市川勇
二川/井細田一区/椎野勝幸
  /第43区/鈴木實
  /第44区/下田誠一
  /小田原グリーンタウン/原田育生
久野/宮本/湯川増夫
  /坂下/倉石喜七郎
  /京福台/北誠一郎
  /北久保/濱野昌平
  /下宿/皆木孝常
  /久野中宿/三橋茂
  /星山/早泉淳三
  /中久野/原田幸雄
  /三国/瀧井芳靖
  /留場/駿河寛
  /坊所/星野典久
  /欠ノ上/本多利和
  /舟原/下田三登志
  /諏訪の原/折橋雅春
  /和留沢/杉﨑明
  /小田原サニータウン/荻原秋廣
東富水/蓮正寺第1/木村貞雄
   /蓮正寺第2/土屋晧
   /蓮正寺第3/加藤英二
   /蓮正寺第4/永田秀夫
   /蓮正寺第5/国原邦夫
   /蛍田駅前/夏目守康
   /霞ノ瀬/大場ヒサヱ
   /狩川/林一男
   /蛍生会/廣重知子
   /蓮正寺住宅/吉葉茂樹
   /よし田/髙橋東吾
   /蛍田中央/前野竹巳
   /中曽根/金子穗積
   /飯田岡東/草山俊憲
   /堀之内/岩崎良春
富水/飯田岡本村/吉澤博美
  /飯田岡若宮/石川重明
  /飯田岡飯中/奥津堅治
  /飯田岡楠/志澤守
  /柳新田/小林誠一
  /小台/篠原弘
  /池田/中野武
  /新屋/小林清司
  /府川/加藤紀元
  /久所/押田勲
  /仲沢/撫井清
  /北ノ窪/市川博明
  /穴部/金指隆夫
  /穴部新田/木村誠行
  /上清水/木村秀昭
  /下清水/内藤英夫
桜井/寺下/笹沢幸司
  /高河原/西側恭二
  /河原庭/小林富男
  /西之庭/配島佑
  /新屋敷/米山裕
  /浅原/青木富雄
  /東栢山中の町/田原隆
  /東栢山学校前/窪田寛
  /東栢山城北/近藤赳夫
  /東栢山道下/高井一義
  /東栢山道上/宮内宏人
  /柳町/大田原文明
  /西栢山/杉崎健一
  /栢山清流荘/川上哲朗
  /弥生/小川潤
酒匂・小八幡/酒匂1区/須藤光雄
      /酒匂2区/山口洋一
      /酒匂3区/太田実
      /酒匂4区/小野寺稔
      /酒匂5区/田中一吉
      /酒匂6区/大川憲治
      /酒匂7区/二見昌一
      /酒匂8区/大木徹
      /酒匂9区/川戸真一
      /酒匂10区/上柳直也
      /酒匂11区/上田光男
      /酒匂12区/深田脩敬
      /酒匂13区/寅田賢一
      /酒匂14区/澤井俊夫
      /酒匂15区/野間良晴
      /酒匂16区/津村泰行
      /酒匂17区/細野幸男
      /小八幡1区/譲原春夫
      /小八幡2区/安藤勝彦
      /小八幡3区/潮﨑照雄
      /小八幡4区/塩海一男
      /小八幡5区/佐藤俊一
      /小八幡6区/小宮康正
      /小八幡8区/木暮周介
      /小八幡9区/大塚洋
      /小八幡10区/天野聡
下府中/下堀/樋山新一
   /中里1区-1/原照夫
   /中里1区-2/秋山榮太郎
   /中里2区/神部敏男
   /矢作/星﨑政光
   /鴨宮2区/飯山輝夫
   /鴨宮3区/剱持寿重
   /鴨宮4区-1/鈴木章
   /鴨宮4区-2/府川貴晴
   /鴨宮5区/内田静一
   /大道/下里幸彦
富士見/南鴨宮1区/穂谷野勝
   /南鴨宮2区/関野次男
   /南鴨宮3区/植田正
   /南鴨宮4区/小河卓二
   /南鴨宮5区/米澤政道
豊川/飯泉1区/門松好克
  /飯泉2区/富山浩明
  /飯泉3区/小河純吉
  /東成田/栢沼行雄
  /西成田/栢沼昭夫
  /成和/梅野明啓
  /桑原/村山輝夫
  /富士見/細羽英昭
上府中/高田別堀西/秋澤泰治
   /高田別堀南/粟飯島美津久
   /高田別堀東/鈴木武雄
   /上千代/小泉喜彦
   /上原/山下皓久
   /下千代/三廻部正一
   /永塚/秦昇
   /東大友/飯田強
   /西大友/古宮佐平
   /延清/加藤隆司
曽我/上曽我/長田尚夫
  /中河原/柏木茂髙
  /下大井/満田勝
  /鬼柳/宇佐美安正
  /曽我大沢/徳田光行
  /春木住宅/露木睦也
  /籠場住宅/土屋勇
  /花里住宅/大野昭
下曽我/曽我原/曽我祐行
   /曽我谷津/神保雅亘
   /曽我岸/湯川誠一
   /曽我別所/中村隆夫
   /曽我神戸/岩切信一郎
   /曽我山岸/早野司朗
国府津/国府津第1区/松本今朝臣
   /国府津第2区/関野英夫
   /国府津第3区/朝倉知
   /国府津第4区/山田廣海
   /国府津第5区/石塚勇
   /国府津第6区/髙橋正則
   /国府津第7区/佐藤哲男
   /国府津第8区/木村宗嗣
   /国府津第9区/向尾恭政
   /国府津第10区/川口博三
   /国府津第11区/市川昌幸
   /国府津第12区/下川剛
   /国府津第13区/廣澤民男
   /国府津第14区/野地賢二
   /国府津第15区/川口眞弘
   /国府津第16区/堀村逸郎
   /国府津第18区/伊澤二三雄
   /国府津第19区/小岩幸雄
橘南/西第1区/渡邊榮次
  /西第2区/平田誠
  /中宿/石塚美彦
  /向原/椎野禎章
  /町屋/遠藤剛
  /押切/峰尾寅雄
  /羽根尾/阿久津實
  /JR前川アパート/川井修
橘北/中村原第1区/石塚保国
  /中村原第2区/藤井貞夫
  /中村原第3区/植田昭嘉
  /中村原住宅/宮崎学
  /中村原第6区/諸星勉
  /中村原第7区/加藤操
  /小船第1区/猪股常夫
  /小船第2区/小宮雄二
  /山西/志澤幸太郎
  /小竹下/志澤吉一
  /小竹打越/小林ゆたか
  /小竹坂呂/黒川厚
  /小竹脇/深澤延弘
  /明沢/秋澤輝義
  /沼代/林芳一
  /上町/小泉善一
  /橘団地共同住宅/川﨑勧
  /橘団地一般住宅/小澤和巳
  /さつきが丘/稲原正次
  /湘南橘台住宅/田中正俊
  /若葉台/片岡茂行

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#04 おだわら情報
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平成25年度市民税・県民税(住民税)の納税通知書を発送します
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【問】市民税課 電話0465-33-1351
 今年度の市民税・県民税納税通知書を6月10日月曜日に発送します。通知書には、今年度納めていただく市民税・県民税額、その額を計算する基となった平成24年中の所得を記載しています。
 納付書が同封されているかたは、納期限を確認のうえ、納付してください。

公的年金からの住民税の特別徴収(天引き)について
 公的年金等にかかる住民税は公的年金から特別徴収(天引き)しています。

[対象者]
昭和23年4月2日生まれまでのかた

※昭和22年4月3日~23年4月2日生まれのかたは、公的年金等にかかる住民税の第1期および第2期は納付書または口座振替で納付していただきます。10月からは公的年金から特別徴収(天引き)になります。
※公的年金から特別徴収されるかたの納税通知書には、公的年金からの徴収額が記載してあります。

ご注意ください。
 「公的年金等の収入額が400 万円以下」で、「その他の所得が20万円以下」の場合は、確定申告の必要はありませんが、医療費、寡婦など源泉徴収票に含まれていない控除を追加される場合は、市民税・県民税申告が必要です。
 申告しないと、昨年と比較して市民税・県民税が増額になる場合があります。該当されるかたは身分証明書、印鑑(朱肉で押印するもの)、源泉徴収票、控除に必要な書類(医療費の領収書、生命保険料の控除証明書、地震保険料の控除証明書など)を持参し、市役所市民税課(窓口9番)で申告してください。

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6月23日日曜日~29日土曜日
平成25年度男女共同参画週間
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【問】人権・男女共同参画課 電話0465-33-1725

“紅一点じゃ、足りない。”
 「男女共同参画週間」は、男女が互いに人権を尊重しつつ、喜びも責任も分かち合い、性別にかかわらず、個性と能力を十分に発揮することができる社会の実現を目指して制定された「男女共同参画社会基本法」の理解を深めるために設けられました。
 今年度のキャッチフレーズは「紅一点じゃ、足りない。」です。
 少子化、高齢化、経済の再生など、さまざまな課題の解決が迫られている今日、女性がもっと活躍すること、ワーク・ライフ・バランスを尊重し、男女の生き方や働き方を変えることなど、女性が社会のあらゆる場面に参画し、その能力を発揮することが、ますます必要とされています。
 「紅一点」ではなく、多くの女性がさまざまな分野に関わり活躍することは、日本が元気になる鍵となります。

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男女共同参画週間展
女性の時代を拓いた小さな印刷物

 市では、「おだわら男女共同参画プラン」に基づき、女性の社会参画に関わる課題を改善し、男女共同参画社会づくりを進めています。
 男女共同参画週間に合わせ、女性の社会進出が著しく変化した1940-1950年代のポスターや印刷物を展示します。
 この機会に、男女のパートナーシップについて考えてみませんか。

■日時 6月15日土曜日~30日日曜日(月曜休館)
    午前10時~午後5時(最終日は午後3時まで)
■場所 おだわら女性プラザ(音羽プラーザビル2階)
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6月は土砂災害防止月間
日頃の備えと早めの避難
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【問】建設政策課 電話0465-33-1529

 今月から梅雨に入り、雨が多い季節になります。近年は「ゲリラ豪雨」と呼ばれる局所的に短時間で多く降る雨も増えています。
 雨が多く降ると、土砂災害が発生しやすくなります。
 土砂災害には、地中に水がしみ込み、土の抵抗力が弱くなることなどで起こる「がけ崩れ」や、多量の岩石や土砂が流水に運ばれる「土石流」などがあります。
 いずれの土砂災害も突発的に発生します。自宅付近に斜面がある場合は、災害を想定し平常時に状況を確認し、大雨の時には近づかないようにしましょう。
 がけ崩れや土石流は、発生してから避難することが困難ですが、早めに避難することで災害を回避することができます。
 自宅付近でがけ崩れが発生するおそれがある場合は、がけと反対側の2階以上の部屋にいるだけでも安全度が高まるといわれています。
 雨の影響で土砂災害が発生しやすくなると「土砂災害警戒情報」が発表されます。気象情報に注意しましょう。

●国土交通省では小中学生を対象に「土砂災害防止に関する絵画・作文」を募集しています。

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「国土交通省-土砂災害防止月間」で検索

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「風しん予防接種」費用の一部助成
予防接種で感染予防を
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【問】健康づくり課 電話0465-47-0820

 県内で風しん患者が増加しています。妊娠初期の妊婦が風しんに感染すると、出生児に「先天性風しん症候群」を発生するおそれがあります。
 市では、風しんの感染予防に効果のある予防接種の費用の一部助成を実施します。
期間 5月15日~平成26年3月31日まで
対象 本市に住民登録のある19歳以上(平成6年4月1日以前生まれ)で、風しんにかかったことのない、または風しん予防接種を2回接種していない次のかた
(1)妊娠を予定または希望している女性
(2)妊娠している女性の配偶者
(3)(1)の配偶者
助成金額
 ●風しん単独ワクチン4000円
 ●麻しん風しん混合ワクチン(MR)8000円
 ともに別途自己負担があります。
申し込み 取扱医療機関に直接
※妊娠しているかたは予防接種を受けることはできません。

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トップページ上のバー「暮らしの情報」をクリック→「福祉/健康/介護」の「健康づくり」→「予防接種」の「風しん(大人の任意予防接種)費用の一部助成します」

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小田原の木材を使い、リニューアル
市役所の総合案内
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【問】農政課 電話0465-33-1491

 市役所2階総合案内は、市内の間伐材などを用いて装いが新たになりました。材料には、市内の「ひのき」(樹齢60年)、一夜城の「さわら」(樹齢70年)、小田原城の「まつ」(樹齢300年)、箱根の「すぎ」(樹齢400年)の間伐材や風倒木が使われ、木のぬくもりが感じられます。
 全体のデザインをデザイナーの伊藤陽子さんが担当。地元の製材工・大山謙司さんと小田原城住吉橋の修復も手掛けた棟梁の芹澤毅さんが制作しました。
 小田原は、箱根地域の森を背景に「木の玄関口」としての役割を担ってきました。木工、漆器、寄木などの伝統木工や、要人の別邸などに代表される近代木造建築などで「木の文化」が花開き、高い技術が磨かれてきた場所です。
 市では「木の文化」を広く市民のかたや来訪者に伝えようとしています。
 また、地域の森林・林業・木材産業の再生のために、小田原の歴史と風土を物語る郷土の木を積極的に使いながら、森や木をより身近に感じてもらう取り組みを進めます。

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#05 〈連載〉ケアタウンの輪/〈連載〉今月の笑顔
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地域全体で支え合うケアタウンおだわら。
各地区の皆さんの声をお届けします。
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富水地区
まちづくり委員会健康福祉分科会 会長 柳井由美子 さん
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 「水と緑 みんながふれあうまち富水」を合い言葉に、まちづくりを進めている富水地区まちづくり委員会。富水地区のケアタウンは、この委員会の健康福祉分科会が担っています。
 地域を4ブロックに分けた「お茶会」では、高齢者のかたがたに楽しいひとときを過ごしていただき、顔の見える関係づくりを目指しています。
 各ブロックのスタッフが参加者に喜ばれるよう、歌や指体操、手作り芝居、DVD上映、健康講話など毎回工夫を凝らしています。分科会の会長の柳井さんは、「参加者と一緒に楽しんでいるんですよ」と話します。「今度も一緒に参加しようね」と声を掛け合う高齢者も増え、地域の事業として定着してきています。
 また、年2回開催する「健康ふれあいウオーキング」は約100人が参加する人気事業です。世代を超えて一緒に歩くことで、住民同士のきずなが深まっています。
 富水地区では、このような取り組みを重ねることで「みんながふれあうまち」の実現を目指しています。

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よみきかせグループ すずの会 代表 塩練雪子さん
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本があり、仲間がいて、喜んでくれる子どもがいるから
文部科学大臣表彰受賞
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 地域の子どもに本に親しんでもらおうと、読み聞かせ活動をしている「すずの会」が、子どもの読書を推進する活動が顕著に優秀と認められ、文部科学大臣表彰を受賞しました。
 「小田原には読み聞かせグループがなかった。いっそ自分が始めてみよう」と、昭和55年、代表の塩練さんが市立図書館で月2回の読み聞かせを始めました。読み聞かせの草分け的な「すずの会」は、33年間の活動で読み聞かせの輪を広げ、今では他のグループのかたと交流する機会もあります。
 「たくさんの本に囲まれ、一緒に活動する仲間がいる。そして何より、喜んでくれる子どもがいることが活動の励み」と、現在16人の会員で図書館での読み聞かせの他、幼稚園や小学校への出前お楽しみ会、地域の大学生に読み聞かせの指導をするなど、活動しています。
 「読み聞かせは気持ちが大事。心を込めて読むことが一番伝わる。自分が楽しみながら、気張らずに活動していきたい」という塩練さん。本好きの親子が増えるよう、「すずの会」の活動は続きます。

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#06 〈連載〉梅花ちゃんと黒松おじいさんの社会科見学
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好奇心旺盛な梅花ちゃんと、優しくて物知りな黒松おじいさん。
二人が市内の事業所や工場を訪ねます。

3 児玉化学工業の巻
児玉化学工業株式会社 西湘工場
所在:羽根尾510-1(西湘テクノパーク)
樹脂加工メーカーの児玉化学工業は、昭和21(1946)年に創業し、各種プラスチック部品を製造しています。国内外に8か所ある工場の一つが西湘工場で、自動車部品を中心に製造しています。
今回は、曽我肇さんに案内していただきました。

1 広い工場に、大きな機械がたくさん!
合成樹脂を溶かして金型に流し、形にする機械が並んでいるんだ。成形時に製品に応じて850トンから3,000トンの高圧力をかけるから、圧力ごとに機械が分かれているんだよ。

「射出成形」と呼ばれる方法じゃぞ。

2 すごい鉄の塊だね!
これが「金型」だよ。製品の形に応じたたくさんの金型が並んでいるんだ。金型を付け替える度に製品に誤差が出ないよう厳正な品質管理をしているよ。

3 車のドアのようなものが下りてくるよ!
トラックのドアの内張りだよ。金型に流れた合成樹脂が固まって形になって、取り出し機で運ばれてきているんだ。1日にトラック700台分を作っているよ。

次のドアが運ばれてくるまで、たったの58秒じゃ!
速いのう。

4 じゅうたんのようなものがあるよ。
植物性のジュートという繊維と合成樹脂からできた原材料だ。

非常に軽い素材なんじゃ。

5 機械の中で形になっていくよ!
原材料に熱を加えるといろいろな形になるんだ。これは、トラックの天井の内装に使われているよ。
金型を使わずに製品を作ることができる機械なんだ。

トラックは毎日のように見掛けるけど、その部品がどんなふうに作られているかなんて、今まであまり考えなかったなあ~。

注文に応じた金型を作りさまざまな自動車の部品が作られているね。
多用な部品を作ることができるのは、高い技術力があるからなんじゃぞ。

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#07 〈連載〉私のおススメ☆あなたのおススメ
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ぜひ伝えたい「私のおススメ」、知ってうれしい「あなたのおススメ」。
皆さんからの投稿をもとに、小田原の「おススメ」情報をお届けします。

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投稿をお待ちしています!
採用されたかたには粗品をプレゼント!
募集テーマからテーマを選び、あなたのおススメを投稿してください。
[投稿方法]
(1)募集テーマ、(2)あなたのおススメとその理由、(3)氏名、(4)住所またはお住まいの地区、(5)電話番号を書き、可能であれば写真を添えて、郵送、ファクスまたはホームページから投稿してください。
〒250-8555 小田原市広報広聴課「私のおススメ☆あなたのおススメ」係
電話0465-33-1261 FAX0465-32-4640

[募集テーマ]
■小田原珍風景
■ハイキングコース
■小田原の夏を感じる風景
■小田原の秋を感じる風景
■大好きな小田原の味
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ハイキングコース
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 今回のテーマは「ハイキングコース」。
 いつもより長く歩きながら景色や会話を楽しむハイキング。
 小田原の風景、季節の移ろいを知るだけでなく、一緒に歩く人のこと、また自分自身のことの、新たな発見が得られるかもしれません。
 お友達と、ご家族と、本格的な梅雨に入る前に、晴れた日を見付けてゆっくり歩いてみませんか。
 今回は、いただいた投稿を基に、早川駅から出発し、石垣山を登り、一夜城歴史公園などを訪れるコースを取材した「おススメ」をご紹介します。
 「私のおススメ☆あなたのおススメ」では、引き続き、皆さんからの投稿をお待ちしています。
 「ハイキングコース」も、まだまだ募集中です。リフレッシュ&リラックスできるおススメコースを教えてください。

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早川駅~石垣山一夜城歴史公園
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車で行けばすぐですが、晴れた日にゆっくり歩いて登るのもいいものです。坂を登るのはしんどいけれど、振り返るたびに広がる景色に感動します。公園で、ゆっくりするのもよし。少し休んで下りてきて、早川駅近くで魚とビールをいただくのもまた、私の楽しみです。
(酒匂のK・Sさん)

1 一夜城歴史公園までの上り坂から眺める市街地
 小田原城、見付かりますか?

2 途中の上り坂を左に寄り道。少し歩き、見下ろす小田原漁港
 あっ、ちょうちん灯台だ!

3 石垣山一夜城歴史公園
 休日には、親子連れがお弁当を広げたり、多くの人がお散歩。平日、時間によっては、広い公園を独り占めもできるかも!?

4 スダジイの古木
 一夜城歴史公園の入り口から、450メートルほど進み、右手にそびえ立つひときわ大きな古木。

5 早川石丁場群
 江戸城の石垣を造るための石を切り出した「石丁場」の跡。重機も車もない時代に、切り出された石は早川を下り、相模湾から遠く江戸まで運ばれました。

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広報小田原
毎月1日発行
No. 1084
発行:小田原市 〒250-8555 小田原市荻窪300番地 市役所総合案内 電話465-33-1300
編集:企画部広報広聴課 電話0465-33-1261 FAX0465-32-4640 〈C〉小田原市2013・6
広報小田原は、資源保護のため再生紙を使用しています。
5月1日現在 小田原市の人口196,304人 79,436世帯
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