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広報小田原 第1136号

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広報小田原 第1136号

平成27年8月1日 発行

#01 地域で楽しく! 生涯スポーツ
#02 街なかに広がる緑
#03 若手の力があふれるまちづくりを! ハミダセ×まちづくり学校
#04 戦後70年事業「中学生広島派遣事業」 「平和」って何だろう? ~広島に行ってきます~
#05 長期保全計画・維持修繕計画を策定しています 市有建築物を長く大切に使うために
#06 9・10月実施 日本の未来をつくる 国勢調査
#07 地震に強い建物へ 市役所本庁舎耐震改修工事
#08 おだわら情報
#09 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 8月/〈連載〉小田原のアートシーン
#10 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[4]
#11 〈連載〉いいね!がいっぱいmy中学校 その4


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#01 地域で楽しく! 生涯スポーツ
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【問】スポーツ課 電話 0465-38-1149

皆さんは、スポーツを楽しんでいますか?
スポーツを楽しむことは、老若男女を問わず、心身の健康増進、体力や仲間づくりなどにつながります。
子どもから高齢者まで、スポーツを楽しむためには、地域で取り組むことが大切です。
地域ぐるみで行うことで長続きし、スポーツによる地域の親睦や活性化も期待できます。
市では、生涯にわたり、スポーツを身近な地域で気軽に楽しめる仕組みづくりを進めています。
楽しくスポーツをして、心も体も健康に!

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地域のスポーツ活動を応援する人
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 市内26地区(自治会連合会)には、各地区に3人のスポーツ推進委員がいます。スポーツ推進委員は実技指導や助言、個人や団体の活動のコーディネートなど、スポーツ活動を支援します。
 また、地区ごとに体育振興会や体育協会、市全体の体育団体を取りまとめている市体育協会があり、スポーツ推進委員と連携して、身近な地域でスポーツができる姿を目指しています。

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地域でのスポーツ活動を応援する取り組み
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スポーツをしたい人とスポーツ団体をつなぐ情報の集約と発信
 地区の体育振興会や体育協会とスポーツ推進委員が、各地区で活動しているスポーツ団体などの活動情報を集め、地区ごとの情報を市と市体育協会が集約し、市体育協会ホームページで発信。スポーツをしたい人とメンバーを募集している団体などをつなげています。
Web http://www.odawara-taikyo.or.jp/

地域スポーツ活性化モデル事業
 平成26年度から、市では「地域スポーツ活性化モデル地区」を選び、地域の人がやってみたいスポーツや指導してほしいスポーツについて、スポーツ推進委員や地区体育振興会・協会と市体育協会加盟団体の各種目協会や総合型地域スポーツクラブが連携し講師を派遣するなど、スポーツを始めるきっかけづくりを支援しています。
 昨年度は曽我地区をモデル地区とし、総合型地域スポーツクラブから講師を派遣。地域で、スポーツ吹き矢やラジオ体操を楽しみました。

総合型地域スポーツクラブとは?
 子どもから高齢者まで、さまざまなスポーツをする人が、それぞれのレベルに合わせて参加できる団体です。市内では、「小田原フレンドリークラブ」と「城下町スポーツクラブ」があります。

●平成26年11月 スポーツ吹き矢
 「曽我地区親子グラウンドゴルフ大会」の中で、誰もが気軽に楽しめる「スポーツ吹き矢」の体験教室を開きました。あまりなじみのなかったニュースポーツを、子どもから高齢者まで約50人が参加し、「小田原フレンドリークラブ」から派遣された講師の指導のもと、楽しく体験しました。

ニュースポーツとは?
 勝敗にこだわらず、レクリエーションの一環として気軽に楽しむことを目的としたスポーツ。グラウンドゴルフ、スポーツ吹き矢、ゲートボール、インディアカ、ペタンク など。

●平成27年3月 ラジオ体操
 市営籠場住宅で、「城下町スポーツクラブ」の講師とともに、「ラジオ体操」を行いました。10日間、1日30分行うラジオ体操に、延べ205人が参加。参加した人からは、「運動するよいきっかけをもらえた」という声がありました。

ウォーキング・ランニング
 市では、生涯スポーツの推進やスポーツによる地域コミュニティの醸成を目的に、身近で気軽に楽しめ、取り組んでみたいスポーツとして人気の高いウォーキング・ランニングの定着を目指しています。
 昨年度は上府中地区をモデル地区とし、上府中体育協会やスポーツ推進委員と一緒に、楽しくウォーキングができるコースを設定してマップを作りました。
 今年度は東富水地区をモデル地区として、ウォーキング・ランニングの定着に向けたコース設定などを行っていきます。
webID P16872

●平成27年6月 上府中地区
第10回世代間交流ハイキング
 上府中体育協会が中心になって行う「世代間交流ハイキング」で、設定したコースを皆で楽しく歩く予定でしたが、雨天のため中止となりました。講師に招いた「日本スポーツボランティア・アソシエーション」の玉崎さん・上泉さんから、体育館内で正しい歩き方について講演してもらい、実践しました。

歩き方のポイント!(講演から)
●足の甲の真上に膝が乗るよう意識する
●足の親指・小指の着地感を意識して、両足を一本の線上に沿って歩くようにする
●肘を軽く斜め後ろに引く感じで腕を振る
●呼吸は吐くことを意識する

今年も開催!
城下町おだわらツーデーマーチ
 全国屈指のウォーキングイベント「城下町おだわらツーデーマーチ」の開催が近づいてきました。
 日々のウォーキングの集大成に!ウォーキング始めのきっかけに!
 家族や仲間と楽しく、晩秋の西さがみを歩きましょう。
日程 11月21日土曜日・22日日曜日

コース 21日土曜日
「小田原コース」30・20・10・6キロ
「箱根コース」20キロ

コース 22日日曜日
「小田原コース」30・20・10・6キロ
「真鶴・湯河原コース」20キロ

事前申し込み
費用 一般 1,500円、小・中学生100円
※1日参加でも、2日参加でも同額
※未就学児は無料
※団体申し込み(10人以上、同コース・距離を歩く場合)一般 1,300円
申込期間 9月1日火曜日〜11月4日水曜日
※詳しくは、決定次第、随時市ホームページなどでお知らせします。
webID P18034

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#02 街なかに広がる緑
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【問】都市計画課  電話 0465-33-1571
   みどり公園課 電話 0465-33-1584
   産業政策課  電話 0465-33-1511

中心市街地のにぎわい創出を目指して

小田原駅周辺の中心市街地で、将来にわたって人が住みやすいまちづくり「都市廊政策」を進めています。
その一環として、商店会が主体となり、花と緑のあふれる空間づくりを展開しています。

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都市廊政策のイメージ
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もてなしの道路空間づくり
魅力的で安心・安全な街路整備と、花と緑が続く街路の形成により、歩いて楽しい歩行者空間を創り、回遊性の向上を促進。

魅力ある商店街づくり
1~2階は商店などの利用形態を促進し、特色ある商店街によるにぎわいを創出。さらに、空き店舗対策などによる、商店の誘致や、空き地の利活用を行い、訪れたくなる商店街づくりを促進。

住みよい居住空間づくり
共同建て替えによる居住・商業空間が調和した街づくりを推進。1~2階の建物利用形態の統一を図り、中層以上の居住部分の色調をそろえるなど、街づくり基準などで構想を担保することにより、まちなみにも配慮。

にぎわいとやすらぎの街なか再生→中心市街地の活性化

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「都市廊政策」とは
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 小田原駅周辺の中心市街地において、統一感のある調和の取れた景観、にぎわいのある魅力的な商業空間、花と緑あふれる街路の創造、持続可能な街なか居住の実現を目指すものです。
webID P15520

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街なか緑化
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 都市廊政策の一環として、街なか緑化事業があります。店舗の周りの植栽、壁面の緑化など、花と緑があふれる、にぎわいのある商店街を目指しています。
 平成26年度から3年計画で、小田原ダイヤ街商店会、小田原錦通り商店街協同組合、お堀端商店街振興組合をモデル地区として、商店街の緑化に取り組んでいます。
 昨年度、小田原ダイヤ街商店会では、小田原アプリや西友小田原EPO店をはじめ、SKIP小田原ダイヤ街店、ふらんす亭、りそな銀行小田原支店の周りを緑化。大きな鉢植えとベンチを置くなど、憩いの場にもなっています。
 街なか緑化を進め、市民や来訪者が憩い、やすらげる空間が増えています。

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緑が心地よく歩くのが楽しくなった、ダイヤ街
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 市では、商店会と協働で「街なか緑化事業」を推進しています。
 昨年の春、小田原ダイヤ街商店会が植栽したシンボルツリーの常緑ヤマボウシやフジのツルは、梅雨を経て元気に育ち、通りにうるおいややすらぎを与えています。
 8月9日日曜日には、小田原ダイヤ街商店会との共催イベントで、緑化事業の完成式典と、緑化に関連するクイズラリーなどを行います。
 夏の暑さの中で、緑による涼しさを体感できます。
日時 8月9日日曜日午後0時20分〜0時40分(雨天中止)
場所 ダイヤ街商店街 小田原EPO前

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お買い物する人にやさしい、ダイヤ街
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小田原ダイヤ街商店会 会長 小林鐡夫さん

 「木陰があり、花と緑に囲まれた居心地のよい空間となること」をコンセプトに、「街なか緑化事業」を実施しました。緑化した場所には、ベンチを置いたところもあるので、お買い物や待ち合わせの際にご利用ください。
 8月9日日曜日には、市と小田原ダイヤ街商店会が共催で、周辺商店街と連携したイベントを開催します。
「Green Summer Days」(雨天中止)
日時 8月9日日曜日正午〜午後5時
場所 ダイヤ街商店街、錦通り商店街、おしゃれ横丁商店街
内容 音楽イベント、飲食・物販ブースの出店 他
webID P18105

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至誠・市政
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『箱根』という恵み
小田原市長 加藤 憲一

 私たちが暮らす小田原の「豊かさ」は、幾つもの地理的な要素によって特徴づけられます。日本三大深湾で稀有な好漁場の相模湾。富士山と丹沢に源を発する酒匂川が育んだ肥沃な田園を擁する足柄平野。日照が十分で里からも近く果樹栽培の適地である曽我丘陵。そして、広大な山林から新鮮な空気と豊富な水を供給し、大地の息吹である熱エネルギーを受けた豊かな温泉を誇る箱根。その箱根で、火山活動が活発化、その恩恵にあずかってきた地域のさまざまな営みに大きな影響が出ています。
 今でこそ、自治体では「小田原市」「箱根町」と区分されていますが、歴史的な経緯をひも解くまでもなく、小田原と箱根は一つの圏域を構成し、まさに一体の関係。人もモノもお金も行政区分に関係なく行き来をしています。もとより、都心から帰り小田原駅に降り立った時に感じる空気のおいしさは、箱根という広大な山域が生み出していますし、市西部の水源である地下水は箱根に由来しているなど、私たちの心身を健やかに保ってくれています。森・湖・渓谷といった豊かな自然、貴重な癒やしを与えてくれる温泉を含め、私たち小田原市民は『箱根』という大きく豊かな恵みを頂いているのです。
 この恵みは、箱根が火山活動によって形成されたこと、さらにはその火山活動が現在も継続していることによって、私たちにもたらされています。活火山である以上、長い時間軸の中でその活動が活発化する局面は起きるものであり、これまでにも小さな規模で繰り返されてきました。今回は、過去の経験を大きく越えているため、地元でも、また訪ねる側も、その対応に苦慮しています。活火山の恵みを享受する長い歴史の中では、時として災いがもたらされることも、私たちは改めて胸に刻まねばならないのでしょう。
 とはいえ、最大の書き入れ時である夏のシーズンにあたり、火山活動活発化による箱根の観光関係事業者への打撃は既に深刻です。大きな恵みゆえ時に巡ってくるこの厳しい状況を乗り越えるべく、事業者のみならず、これまで恩恵にあずかってきた私たち圏域の住民が、力を合わせて箱根の営みを支えていかねばなりません。大涌谷周辺の区域以外は平常どおりです。こんな時期だからこそ、『箱根』という恵みを頂きに足を運びましょう。

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#03 若手の力があふれるまちづくりを! ハミダセ×まちづくり学校
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【問】企画政策課 電話 0465-33-1253

協働でまちづくりを考える場として、市が実施してきた「まちづくり学校」。
市では今、民間企業の事業と連携し、新たなコミュニティを生み出す取り組みを進めています。
さまざまな分野・業種で活躍する人が自由な発想で刺激し合う場で、あなたも未来のまちづくりにつながるアイデアを創り出し、行動を起こしてみませんか。
皆さんが、小田原のまちを創る主役です。

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ハミダセ×まちづくり学校とは
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 民間企業(Hamee株式会社)が、地域や仕事に生かせる知恵を共有する場として行っている「ハミダセ」と「まちづくり学校」を一緒に開催しているものです。第一線で活躍する人のプレゼンテーションや、自由にアイデアを交わすワークショップなどにより、地域を盛り上げる活動につなげています。
 ふだんの生活や仕事とは違う視点で小田原を見ると、新しい発見があります。

刺激的なプレゼンテーション
 新進気鋭のクリエーターや小田原に積極的に関わる人のプレゼンテーションが、参加者に多くの刺激を与えています。

自由な発想でワークショップ
 いつもとは違う仲間と、自由な発想で意見を交わす創造的な雰囲気のワークショップは、ワクワクする楽しい体験です。

コミュニティを広げるパーティー
 小田原への思いを語り合いながら、新たな仲間と親交を深めています。

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今年度は既に、2回開催しました。
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●5月「MAKERTHON〜TRAD×IoT〜」
 伝統工芸とIT技術をテーマに、クリエーターを招いて新たな「モノづくり」のアイデアを出しました。
●7月「HAMIDASE SEEDS」
 地域を盛り上げる若手クリエーターが、小田原で実現したい思いを熱くプレゼンテーション。刺激を受けた参加者が、知恵を寄せ合いました。

次回予告
外にハミダセ!(平成27年秋)
 起業家支援や、屋外での体験活動を予定しています。

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運営にかける思い
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チャレンジの集まる場
Hamee株式会社 齊藤修一さん

 道具や技術の進化により、場所や時間、事業の規模や資金力に関係なく、個人でも多様な価値観を表現できる時代になりました。だからこそ、今後大事になるのは「アイデア」と「スピード」です。
 チャレンジ精神あふれる活動をしているクリエーターに着目し、地域や業種を越え、活動初期に支援を可能にするコミュニティを育てることは、まちでも会社でも、ますます重要になると考えています。

アイデアから行動を生み出す
小田原市企画政策課長 韮澤浩一

 民間企業の主体的なまちづくり活動が生まれ、市としても、互いの強みを生かし合う心強いパートナーを得たと感じています。
 若い人が気軽に集まることができる雰囲気作りや、アイデアが実現に向かっていくスピード感は、民間ならではの強みです。
 こういった場で多くの人がまちづくりに触れ、アイデアから行動を生み出す仕組みを育てていきたいです。

FAAVO小田原箱根
 Hamee株式会社の社会貢献活動「地域を盛り上げるプロジェクト」を扱うのが、「FAAVO小田原箱根」。
地域を活性化する提案・事業を持つ人がインターネットで発表し、その内容に共感した全国各地の人から支援金を募ることができる、クラウドファンディングサービスといわれるものです。

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こんなプロジェクトが実現!
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「田んぼアート」
 イノシシやシカによる農業被害を知ってもらうため、田植えを通じて田んぼに絵を描くプロジェクト。
 15人の支援者から10万円の資金が集まりました。

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#04 戦後70年事業「中学生広島派遣事業」 「平和」って何だろう? ~広島に行ってきます~
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【問】総務課 電話 0465-33-1291

昭和20(1945)年8月15日、日本は終戦を迎えました。
その数日前には、広島と長崎に原子爆弾が投下。
小田原にも終戦日未明に空襲があり、戦争は多くのものを奪いました。
あれから70年、「平和」とは何かを学ぶため、中学生が被爆地・広島を訪問します。

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中学生広島派遣事業
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 市では、平成5年10月1日に「小田原市平和都市宣言」を制定しました。その趣旨を改めて見つめ直すため、戦後70年事業として、次代を担う中学生を、被爆地・広島に派遣します。
 派遣生徒は、11市立中学校の2年生22人。それぞれの学校の代表として、戦争の悲惨さや命の大切さを学び、その思いを仲間に広めます。
 広島訪問は、8月5日水曜日から7日金曜日まで。6日木曜日には、平和記念式典に参加し、世界各国の人々と平和を願う貴重な経験もします。
 また、訪問前に市内の中学生が平和の願いを込めて折った千羽鶴を、広島平和記念公園内にささげる予定です。
 70年前、日本はどのような状況だったのか。被爆体験者の話や、広島平和記念資料館の訪問などから、中学生は何を学び、感じるのでしょうか。

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事前・事後学習もしっかりと
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 広島訪問を充実させるため、これまで2回の事前学習を実施。互いの考えを話し合い、訪問への思いを深めています。
 また訪問後には、広島で学んだことを個人やグループでまとめ、各学校などで共有・発表します。

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派遣生徒に、広島訪問に向けた思いを聞きました。
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城山中学校2年 眞野 心さん
 僕は社会の授業などで戦争があったということは知っていますが、戦争がどのようなものだったのか、戦争がどのくらい悲惨なものだったのかを調べたことはありません。なので、この広島派遣事業で、戦争の悲惨さや、当時の人々の思いなどを学びたいです。今回広島に行くことができるのでたくさんのことを学び、家族や友達に、戦争は二度とやってはいけないということを、伝えていきたいと思います。

橘中学校2年 杉本 麻菜美さん
 私が今回の事業に参加する目的は、「平和」についてもっと考えるべきだと思ったからです。広島といえば、原子爆弾が落とされ、多くの人が犠牲になりました。これは、とても悲しいことであり、同じことを二度と繰り返してはいけません。そのためにもまずは、自分の目で当時広島に何があったのか、戦争というものがもたらしたものは何であるのかを、しっかりと見てきたいと思います。そして学校に持ち帰り、全校生徒に発信していきたいです。

※派遣生徒全員の思いは、市ホームページでご覧になれます。
 また、市では、戦後70年に当たり、さまざまな事業を行います。
 詳しくは、市ホームページでご確認ください。
webID P14165

8月6日は広島に、9日は長崎に原爆が投下された日です。当日は、原爆死没者の追悼と平和祈念の黙とうを。
8月15日は戦没者を追悼し、平和を祈念する日です。正午には、1分間の黙とうを。

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#05 長期保全計画・維持修繕計画を策定しています 市有建築物を長く大切に使うために
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【問】建築課 電話 0465-33-1567

今後、市が所有する建物の修繕や建て替えの費用がかさむことが想定されます。
修繕などの集中を避けるため、建物ごとの劣化状況を調査し、計画的な維持保全に向けて、計画を策定しています。

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修繕や建て替えの集中
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 市の人口は、昭和30〜50年代に約11万人から約18万人に増え、市ではこの時期に、多くの施設を整備しました。
 今後、これらの施設の修繕や建て替えが集中し、市財政の大きな負担になることが懸念されます。

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現状の把握
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 平成22年に、施設の建築年や運営経費などの現状把握と課題の整理・分析を行い、『小田原市施設白書』にまとめました。平成23年には、「市有施設の管理運営に係る基本方針」を策定。さらに、平成25〜26年度には、施設の具体的な状況を把握するため、外壁や屋根、空調設備など建築物を構成する部位ごとに、劣化状況や標準的な修繕などの時期を過ぎている箇所を調査しました。
 調査から、築年数が30年以上の建物が全体の約75パーセントに達していることが分かりました。標準的な修繕などの時期を過ぎている部位も多く見られました。

標準的な修繕などの時期を過ぎている部位数の割合
過ぎていない/25パーセント
過ぎている /75パーセント

市有建築物の築年数による分布状況
  〜19年/6パーセント
 20〜29年/18パーセント
 30〜39年/38パーセント
 40〜49年/30パーセント
 50〜59年/7パーセント
 60年〜 /1パーセント

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計画的な維持保全に向けて
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 調査結果から今後は、より計画的に維持保全をしていく必要性があることが分かりました。現在、平成29年度の開始を目指し、市有建築物の「長期保全計画」と「維持修繕計画」を策定しています。施設の安全性確保と財政負担平準化のため、計画的な維持保全を目指していきます。

長期保全計画
 「市有建築物は、長く大切に使っていくことが基本となる」など、今後の保全の考え方を提示。市有建築物の保全に係る長期コストを把握し、平準化するために策定します。

維持修繕計画
 修繕などの優先順位を判断し、今後数年間に行うべき工事の順番を決定。実際の修繕工事などを計画的に行っていくために策定します。

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市ホームページでも発信! 皆に広めよう
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 市有建築物の老朽化に伴う課題は長期にわたり、市政への影響も大きくなります。市では、取り組みの進捗などの関連情報を、皆さんに発信していきます。
webID P18387

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#06 9・10月実施 日本の未来をつくる 国勢調査
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【問】総務課 電話 0465-33-1295
    総務省 公式キャンペーンサイト http://kokusei2015.stat.go.jp/

5年に1度の国勢調査。
日本の人口や世帯を明らかにする、国の最も重要な調査です。
今回から、新たにインターネットによる回答が始まります。

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調査員が訪問
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 調査の対象は、今年の10月1日現在、日本国内に住んでいる、外国人を含む全ての人です。調査項目は、17項目です。
 9月から10月にかけて、調査員がご自宅に伺い、氏名などを確認のうえ、書類を配ります。調査員は、国勢調査員証と腕章を身に着けています。調査員が訪問したら、調査員であることを確認してください。

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調査結果はどう使われるの?
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 地域の少子高齢化や雇用の状況など、さまざまなことが分かります。調査結果は、社会福祉をはじめ、雇用政策や防災対策など、生活に欠かせない分野で活用されます。あなたの回答が、日本の未来をつくります。
 国勢調査の従事者には、法律で守秘義務が課せられています。回答を統計以外に使用することはありません。

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インターネットでも回答できます!
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 9月上旬に、調査員が全ての世帯にインターネット回答のための書類を配ります。
●インターネット回答
 9月20日日曜日までにご回答ください。
●紙の調査票での回答
 9月下旬に、調査員がインターネット回答をしていない世帯を再訪問し、紙の調査票を配ります。記入して、郵送または調査員に提出してください。

調査員からインターネット回答のための書類を受け取る→インターネットで回答しない→再訪問した調査員から紙の調査票を受け取り、郵送または調査員に提出する
調査員からインターネット回答のための書類を受け取る→スマートフォンやパソコンを使って、インターネットで回答する

インターネットで回答すれば、調査員は再訪問しないわ。

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平成22年国勢調査の結果から
市外の勤務地のトップは箱根町!
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 小田原市から、市外に通勤している人の勤務地を市区町村別に見ると、最も多いのは、箱根町ということが分かります。

平成17年の調査では、1位は南足柄市だったよ。国勢調査は時代の変化を知る指標にもなるんだ。

【勤務地別従業者数】
勤務地/従業者数
市内/59,453人
市外/36,483人
 県内/28,715人
  箱根町/3,798人
  横浜市/3,450人
  南足柄市/3,439人
  平塚市/3,144人
  秦野市/1,990人
  その他/12,894人
 他県/6,215人
総数/96,209人
※総数・市外には、勤務地不詳を含む。

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#07 地震に強い建物へ 市役所本庁舎耐震改修工事
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【問】管財契約課 電話 0465-33-1320

市役所本庁舎は、平成28年2月の工事完了に向けて、耐震改修をしています。
災害時の防災拠点として、地震に強い建物に生まれ変わろうとしています。

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業務は通常どおり
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 本庁舎の耐震改修工事は、地震の揺れを吸収し、建物に揺れを伝わりにくくする免震工法で行っています。
 地下での工事のため、工事中も庁舎をそのまま使用することができ、通常どおり窓口業務を行っています。

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免震装置設置に向けて
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 平成26年4月の着工から現在までは、建物と地盤を切り離すための掘削工事や、地下部分にある基礎ピット(※)内の躯体補強工事などを行ってきました。
 今後は順次、基礎ピット内に免震装置を設置していきます。
※基礎ピット…庁舎1階の床下にある、高さ約3メートルの空間。貯水槽などがあり、通常、人が出入りすることはない。

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免震化の現場を見よう! 工事現場見学会
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 工事中は、来庁される市民の皆さんに、ご不便をおかけしています。
 ふだんは入ることができない工事現場で、免震装置を見ることができる見学会を実施します。

内容 工事概要の説明、免震起震車の体験、建物の外から免震装置の見学
日時 8月27日木曜日(1)午前10時~、(2)午後1時30分~
定員 各回30人
所要時間 約1時間
申込 8月14日金曜日までに、管財契約課や市ホームページにある申込書に必要事項を記入し、直接または郵送で。
   〒250-8555 荻窪300 管財契約課
webID P18261
●免震起震車には、健康状態などにより乗車できない場合があります。申込書の注意事項を確認してください。

工事の詳しい状況は、市ホームページでご確認ください。
webID P17829

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#08 おだわら情報
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国民健康保険料は納期限までに納めましょう
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【問】保険課 電話 0465-33-1832

 国民健康保険料は、医療費に充てる大切な財源です。加入者が安心して医療機関で受診できるよう、保険料は納期限までに納めましょう。

滞納すると保険証が変わります
 国民健康保険被保険者証の有効期間は2年間で、隔年の10月1日に更新されます。今年は更新の年です。
 保険料を滞納すると、有効期間が6か月の「短期被保険者証」になることがあります。
 また、長期間滞納が続き、市に相談もない場合、被保険者証の返還を求め、病院での支払いがいったん全額自己負担になる「被保険者資格証明書」を交付する場合があります。

滞納が続くと
 納期限までに納付しない場合、督促状や催告書を送ります。滞納の状況によっては、勤務先への給与の問い合わせや、預貯金・保険契約の照会など財産調査を行った後、差し押さえなどの滞納処分をします。市では滞納処分を強化し、処分件数は毎年増加しています。
※介護保険料、後期高齢者医療保険料も同様に滞納処分を行っています。

加入・脱退の手続きを忘れずに
 国民健康保険に加入・脱退する場合、速やかに手続きをしてください。
 加入手続きが遅れると、さかのぼって保険料を請求されるなど、負担が大きくなる場合があります。また、脱退手続きをしないと、他の健康保険と重複して保険料が請求される場合があるので、必ず手続きをしましょう。

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平成27年度 地域環境美化功績者表彰
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【問】環境政策課 電話 0465-33-1472

 地域環境美化功績者表彰は、地域の環境美化に、顕著な功績があった個人・団体をたたえるものです。
 今年度、本市では「石橋福寿会」が環境大臣から表彰されました。表彰式は6月10日に東京都千代田区のグランドアーク半蔵門で行われ、全国で18個人と41団体が表彰されました。

石橋福寿会
 昭和34年に設立され、昭和60年5月から30年にわたり、地域内の遊園地や周辺道路、海岸の清掃に取り組んでいます。
 現在、83人が当番制で、毎月1日に石橋遊園地や周辺道路の清掃を行っています。また、年に3回、地域内の海岸を清掃しています。
 こうした活動が、地域内の環境美化に貢献しているとともに、地域住民の環境美化意識の向上に寄与していると認められ、表彰されました。

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小田原市がラグビー日本代表の練習拠点に!
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【問】企画政策課 電話 0465-33-1315

 6月3日、神奈川県・小田原市・公益財団法人日本ラグビーフットボール協会の3者は、ラグビー日本代表チームの市内合宿の継続的な実施と、「ラグビーワールドカップ2019」の成功に向けて協力・連携するため、基本合意書を締結しました。
 合意書には、合宿に向けて城山陸上競技場を改修することや、市民と選手の交流活動を行うことなどが盛り込まれています。
 今後は、合宿の受け入れに向けて準備するとともに、市内でのラグビー普及を図ります。
 市全体で、ラグビーを盛り上げましょう。

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平成27年度 臨時福祉給付金の支給
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【問】福祉政策課 電話 0465-33-1667
   制度に関する問い合わせは、厚生労働省相談窓口 電話 0570-037-192

 消費税率が8パーセントに引き上げられたことに伴い、所得が低い人を対象に、暫定的・臨時的な措置である「臨時福祉給付金」を給付します。

対象者診断
(1)平成27年1月1日に小田原市に住所登録がある。
(2)平成27年度分の市民税は課税されていない
(3)平成27年度分の市民税が課税されている人の扶養に入っていない。
(4)生活保護を受けていない。
           
(1)~(4)を全て満たしている人は支給対象者になる可能性があります(支給額:6000円)。

給付までの流れ
 給付対象と思われる人の世帯に、申請書類を送ります(8月7日金曜日に発送予定)。申請書に必要事項を記入し、必要書類のコピーを添えて、返信用封筒で郵送してください。
 市が、市民税の課税状況の確認や申請書を審査し、10月1日木曜日から順次、指定口座に振り込みます。
 申請期限は、12月28日月曜日(当日消印有効)までです。

不審な電話にご注意を!!
 平成26年度には、市役所職員を名乗り、ATMへ誘導したり、金融機関の職員を装い、口座番号を聞き出そうとしたりする電話がありました。
 市や金融機関の職員が、世帯構成や金融機関の口座番号、給付金の申請状況などについて、電話で問い合わせることは絶対にありません。

申請に関する問い合わせ
(1)コールセンター 電話 0570-001-257
(2)相談窓口 市役所2階
(1)(2)ともに
期間 8月10日月曜日~12月28日月曜日
   ※土・日曜日、祝・休日を除く
時間 午前8時30分~午後5時15分
webID P17996

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平成27年 救急の日・救急医療週間
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【問】救急課 電話 0465-49-4441

 9月9日は、救急業務や救急医療の理解を深める「救急の日」。この日を含む1週間は、「救急医療週間」です。
 市では、応急手当てや救急医療機関への正しい理解と知識を深めていただくため、救命講習を行います。

普通救命講習1
日時 9月6日日曜日午前10時~午後1時
場所 マロニエ3階 ホール
内容 講演(講師…市立病院救命救急センター医師)
   救命講習(心肺蘇生法とAED取り扱い実技)
対象 市消防本部管轄内に在住、在勤、在学の中学生以上の人
募集人数 100人(申込先着順)
申込 8月6日木曜日午前9時から救急課に電話で。
※講習修了者は、普通救命講習修了証を得られます。

上級救命講習(中学生対象)
日時 9月12日土曜日午前9時~午後6時
場所 県立足柄上病院 1階研修室(松田町松田惣領866-1)
内容 普通救命講習1の内容に、「傷病者管理」「固定法」「熱傷の手当て」「搬送法」などを加えた応急手当て全般
対象 市消防本部管轄内に在住、在学の中学生
募集人数 20人(申込先着順)
申込 8月12日水曜日午前9時から救急課に電話で予約。その後、9月2日水曜日までに申請書を最寄りの消防署へ。
※講習修了者は、上級救命講習修了証を得られます。

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#09 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 8月/〈連載〉 小田原のアートシーン
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第11回小田原もあ展「夏休み小田原ものづくり体験教室!」
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問 産業政策課 電話 0465-33-1515
日時 8月6日木曜日~9日日曜日午前10時~午後5時
内容 寄木コースター作り、風鈴作り体験、紙袋を使った家作り など
費用 500円~3,500円
   ※体験内容によって、日時や費用が異なります。
    詳しくは、市ホームページで確認してください。
申込 産業政策課に電話で。
webID P18065

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からくりパズルフェア2015
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主催・問 小田原・箱根「からくりパズル」を広める会 電話 0465-55-7887
日時 8月22日土曜日午前10時30分~午後6時
23日日曜日午前10時~午後4時
内容 ・珍しいパズルやおもちゃの販売会
   ・パズル遊び名人による「からくりパズル」の実演
   ・世界のパズルで遊べるコーナー
   ・からくり箱やパズルなどの工作教室

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ハルネ小田原駅直朝市
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問 街かど案内所 電話 0465-23-1150
日時 8月22日土曜日午前10時~正午
内容 新鮮な地場産品などの販売

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ハルネ鉄道模型運転会
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主催・問 内野邸プロジェクト実行委員会 電話 0465-23-3667(平本亭)
日時 8月29日土曜日・30日日曜日午前11時~午後5時
内容 ・Nゲージの運転体験
   ・HOゲージの走行鑑賞

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ハルネギャラリー
展示予定
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乗り鉄小田原散歩 プロローグ「馬車鉄道から新幹線まで」…8月4日火曜日~30日日曜日
小田原城のあゆみ 第Ⅰ期「廃城から御用邸時代」…~9月30日水曜日

webトップページ 小田原地下街「ハルネ小田原」ホームページ http://www.harune-odawara.com/

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16年ぶりの歌舞伎公演
小田原と歌舞伎の深い縁
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 9月1日火曜日、市民会館で「松竹大歌舞伎」が開催されます。市民会館大ホールは、昭和37(1962)年に開館。当時の鈴木十郎市長は、元歌舞伎座支配人の経歴を持ち、こけら落としは歌舞伎公演でした。その後、平成11年まで毎年、歌舞伎が公演されていました。
 歌舞伎の演目「外郎売」は、小田原の「ういろう」に題材を得たもの。また、江戸時代から「小田原桐座」という一座が市内に芝居小屋を構え、歌舞伎や舞踊などを上演していました。今も市内では「外郎売の口上大会」が開催されるなど、小田原と歌舞伎は縁が深いのです。
 今回の演目は、「引窓」「襲名披露口上」「連獅子」。
 公演を前に6月28日には、「歌舞伎プレセミナー」を開催。約200人の受講者が、講師の元NHKアナウンサー・葛西聖司さんから、観劇のポイントを教わりました。
 受講者の一人「文化レポーター」の深野彰さんは、「小田原の歌舞伎は長い歴史が重ねられています。葛西さんのセミナーをきっかけに、9月1日の『松竹大歌舞伎』にたくさんの人が観劇に来られて、小田原に再び歌舞伎の熱気がよみがえってほしいと思いました」と、感想を発信しています。

小田原文化レポーター
フェイスブック・ブログ
webID P16133

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#10 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[4]
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みんなが「知りたい!」「広めたい!」地域の自慢を紹介します。

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桜井地区
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市の北部に位置し、西側は南足柄市、北側は開成町、東側は大井町と接する桜井地区。
中央に仙了川、東部には酒匂川が流れ、豊かな水に恵まれた田園風景が広がります。
小田急線栢山駅を中心に、にぎわいをみせています。

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酒匂川の氾濫を乗り越えて…
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 地域の人の協力で、小学生は田植えや稲刈りを体験します。また多くの小学生が、大人や中学生に見守られながら、さまざまな遊びを経験できる「桜井ひろば土曜クラブ」に参加しています。小学生の頃から地域の人と顔見知りになることで、中学・高校生になっても、声を掛け合うことができる環境を作っています。
 8月には、灯ろうが川面をゆったりと流れ、幽玄な風情を醸し出す「仙了川流灯祭り」を開催。地域の人が多く集まる夏の風物詩になっています。
 このように、地域の交流が盛んなのは、昔、酒匂川が氾濫したときに、村人が一致団結して水防にあたった歴史があり、それが今に息づいているからといわれています。

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桜井が誇る偉人 二宮尊徳
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 桜井地区は、二宮尊徳の生誕地として知られ、生家が保存されている他、報徳堀や捨苗・油菜栽培地跡などでその功績を知ることができます。
 8月には「金次郎桜井まつり」、10月には「尊徳祭」「尊徳先生を偲ぶ集い」を開催し、報徳訓を斉唱するなど、二宮尊徳の教えを受け継いでいます。さらには、地域の小・中学校の校歌や保育園の園歌に尊徳の名や教えが入るなど、さまざまな場面で住民に親しまれています。
 これからも、「尊徳の教えが生きているまち」であり続け、自然豊かな田園風景を未来の子どもに伝えていけるよう頑張ります。

金次郎桜井まつり実行委員長 曽我 常夫さん
 このまつりは、地域の人の「ふれあい」と「連帯」を深めることを目的に始まり、今年で19回となります。太鼓や吹奏楽、よさこいソーラン、報徳訓唱和など、趣向を凝らし、地域の小・中学生や高校生も参加し、真夏の夜のまつりを満喫しています。
 また、参加団体が二宮尊徳の精神である「分度・推譲」を旨として出店し、安価で物品を提供しています。
 今年は8月8日土曜日午後3時から、桜井小学校で開催します。このまつりが一円融合の精神で、今後も盛大に続いていくことを願っています。

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#11 〈連載〉いいね!がいっぱいmy中学校 その4
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地域の特色を生かし、さまざまな活動に取り組む小田原の中学校。
そんな各中学校の「いいね!」を紹介します。

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泉中学校
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住所 飯田岡22
創立 昭和42年4月1日
校訓 高め 身につけ 頑張る学校
校長 石井 政道
生徒数 1年205人 2年214人 3年213人 特別支援6人 計638人

校庭に「泉」が湧き出る泉中学校。
校章の「泉」の文字を囲む三つの輪は波紋で、広がる希望を表しています。
三つのペン先は「真・善・美」の理想を目指し、「知・徳・体」を象徴として、信頼と友情のもと、平和を愛する人を育成しようとするものです。

食に学ぼう
 私たちは2年生になると、栄養や伝統料理など、「食」について学びます。
 昨年、学習の成果を発揮しようと、生徒有志が市の「お弁当レシピコンテスト」に応募し、3人が入賞しました。今年は報徳小学校の栄養士さんを招いて指導を受け、さらにおいしく、栄養バランスのよい弁当作りを目指しています。
 また、地産地消について学ぶため、地域の魚屋さんを講師に迎え、小田原の魚「アジ」の干物作りにも取り組んでいます。
 こうした体験から私たちは、「食べることは命を頂くこと」「食べ物を無駄にせず、感謝の気持ちを養うこと」「自分の体と心を大切に育てること」を学んでいます。

幼児ふれあい学習
 3年生が地域の幼児を招待し、手作り絵本の読み聞かせやおもちゃ作りを行う「幼児ふれあい学習」は、今年で5年めを迎えます。
 私たちが幼少期に遊んでいたおもちゃを手作りし、幼児と一緒に遊ぶことで、自分の成長を振り返り、将来を考えるきっかけになっています。

朝のあいさつ運動
 毎月2回、PTAや自治会、学校と警察をつなぐスクールサポーターなど、多くの地域の人に協力してもらいながら、「朝のあいさつ運動」に取り組んでいます。今年度は生徒会と部活動などが輪番で校門に立ち、登校する仲間と挨拶を交わしています。
 皆が気持ちよく挨拶できるようになり、地域との絆も強まっています。

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広報小田原
毎月1日発行
No.1136
発行:小田原市 〒250-8555 小田原市荻窪300番地 市役所総合案内 電話 0465-33-1300
編集:企画部広報広聴課 電話 0465-33-1261 FAX 0465-32-4640 〈C〉小田原市2015・8
広報小田原は、資源保護のため再生紙を使用しています。
7月1日現在 小田原市の人口 194,374人 80,770世帯
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