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広報小田原 第1160号

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広報小田原 第1160号

平成28年8月1日 発行

#01 市内最大死者想定数 2,160人 大地震は、明日起きるかもしれない
#02 「平成28年熊本地震」から学ぶ
#03 平成31年4月の供用開始に向けて 小田原市斎場の建て替え
#04 〈連載〉おだわらスイーツ便り
#05 この夏、一生ものの知識と出会う 「第1回小田原市 図書館を使った調べる学習コンクール」開催!
#06 おだわら情報
#07 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 8月/〈連載〉今月の笑顔
#08 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[16]
#09 〈連載〉健康だより Vol.4


PDF版

テキスト版

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#01 市内最大死者想定数 2,160人 大地震は、明日起きるかもしれない
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【問】防災対策課 電話 0465-33-1855

5年前の「東日本大震災」。
4月に発生した「平成28年熊本地震」。
大地震はいつも、前触れもなく起こり、私たちに大きな傷跡を残していきます。
本市でも、「神奈川県西部地震」をはじめ、多くの地震が想定されています。
天災は、必ず起きます。
しかし、被害を最小限にすることはできます。
「あのとき、対策しておけば…」
そんな後悔は絶対したくない。
今ならまだ、間に合います。

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家庭でできる防災対策
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見直すのは、今
 平成27年に県が公表した試算によると、「相模トラフ沿いの最大クラスの地震」が発生した場合、本市の最大死者想定数は2,160人。最も多い死因と想定されるのが、建物被害によるものです。被害を最小限にするためには、各家庭での防災対策が必要です。
 例えば、家具の転倒への備え。家具などが転倒すると、下敷きになったり、避難経路をふさいだり、逃げ遅れの原因になります。転倒防止器具をつけましょう。
 「後で対策すればいいや」と備えを後回しにしているうちに、地震は起こるかもしれません。家の内外で防災対策ができているか、すぐに見直しましょう。

「わが家の避難行動マニュアル」を確認しよう
 昨年12月に各世帯に配布した「わが家の避難行動マニュアル」。地震だけでなく、河川洪水、土砂災害などの危険性も記しています。住んでいる地域の危険性や避難場所なども記入できるので、いつでも確認できるようにしておきましょう。
 防災対策課に置いてある他、市ホームページからダウンロードもできます。
webID P19516

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河川水位の基準を一部変更しました
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 「神奈川県水防計画」の改正に伴い、4月から酒匂川、狩川、仙了川、山王川、早川、森戸川、中村川における避難勧告等発令の目安となる水位(氾濫危険水位、避難判断水位など)が一部変わりました。詳しくは、市ホームページでご確認ください。
webID P20825

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すぐにチェック!
災害に備え、用意していますか?
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非常用持ち出し品は一つにまとめる
 災害時、救助や救援物資の到着までに最低限必要な「非常用持ち出し品」。すぐに持ち出せるように、一つのかばんにまとめ、玄関や寝室など持ち出しやすい場所に置いておきましょう。

非常用備蓄品は最低でも3日分
 「平成28年熊本地震」では、多くの人が食料不足に悩むようすが報道されました。市でも非常食などの備蓄品を確保していますが、交通網のまひなどにより、十分に配給できないことが予想されます。
 ライフライン復旧までの数日間、自分たちの力で生活できるだけの「非常用備蓄品」を用意しておきましょう。

ローリングストックをしよう!
 「気づいたら、消費期限が過ぎていた」といった失敗が起こりがちな非常食。「ローリングストック」とは、日常的に非常食を食べて、買い足していくことで、常に新しい非常食を備蓄する方法です。

ペットのための備えも
 大切な家族の一員であるペット。環境省は、平成25年6月に「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を公表し、震災などが発生した場合、原則、同行避難を奨励しています。
 災害時に、ペットを飼っている人も飼っていない人も、安心して避難生活を送れるよう、ペットの防災対策を怠らないようにしましょう。

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ペットのためにできること
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○ ペットの避難について家族で話し合う。
○ 災害時、ペットを預かってくれる親戚や友人を探しておく。
○ ケージでペットを飼養することが考えられるので、ふだんからケージに慣れさせておく。
○ ペット用の避難グッズを用意しておく。
○ 犬は「登録」をし、狂犬病の予防注射を接種する。
○ 迷子札をつけておく(犬は鑑札・注射済票をつけておく)。
 ※マイクロチップの装着も有効

非常用持ち出し品チェックリスト
品目
飲料水(500ミリリットル1本)
食料(携帯食など)
懐中電灯
手袋・軍手
運動靴
ヘルメットなど
携帯ラジオ(予備電池含む)
携帯電話(充電器・バッテリーも)
身分証明書(コピー)
筆記用具(ペン、メモ帳)
連絡先リスト
現金(10円硬貨含む)
救急用品セット
常備薬
マスク
簡易トイレ
ティッシュペーパー
トイレットペーパー
ウェットティッシュ
使い捨てカイロ
ハンカチ・手ぬぐい
タオル
ビニール袋
マッチやライター

必要に応じて
品目
メガネ・コンタクトレンズ
通帳・証書類のコピー
生理用品
介護手帳
ふだん服用している薬
粉ミルク・ほ乳瓶
紙おむつ
だっこひも
母子健康手帳
お薬手帳
※「非常用持ち出し品」は、自分に必要なものを備えておくこと。

非常用備蓄品チェックリスト
品目/備考
飲料水/断水に備え、一人1日3リットル
食料/災害後の生活を支えるものとして3日分
カセットコンロ/ガス停止時への備え(固形燃料なども可)
簡易トイレ/上下水道が使用できないときの備え

ペットのためのチェックリスト
品目/備考
餌、水、皿(餌置き)/3日分以上
トイレ用品/ペットシーツや猫用の砂など
常備薬/必要があれば
ペットケージ、おり、リード、ハーネス など/避難所には、動物が苦手な人や、アレルギーの人もいます
鑑札、迷子札など/身元がいつでも確認できるように
写真(飼い主と一緒に写っているもの)/ペットを探すとき、複数枚あるとよい
バスタオル/汚れを落とすとき、保温用

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#02 「平成28年熊本地震」から学ぶ
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【問】建築指導課 電話 0465-33-1433

市は、「平成28年熊本地震」で甚大な被害を受けた熊本市や益城町に、「応急危険度判定士」の資格を持つ4人の職員を派遣。
加藤市長も義援金を届けるため、5月18日に同市町を訪問しました。
この地震から、私たち小田原市民は何を学び、どう生かしていくのか。
災害の現場を目の当たりにした当事者の生の声です。

小田原市長 加藤憲一
建築指導課 神谷剛
建築指導課 倉橋慶光
開発審査課 吽野明
建築指導課 磯﨑修一
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次は小田原かもしれない
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市長:まず、「応急危険度判定士」の派遣についてお聞かせください。
磯﨑:4月19日に派遣要請があり、第1陣が4月23〜25日、第2陣が4月26〜28日の各3日間、現地で判定活動を行いました。
市長:被害状況はどうでしたか?
倉橋:瓦屋根の古い建物が多く、建物自体は大丈夫でも瓦が落ちて危険と判定されたものもありました。
 断層の上の建物は1階が倒壊し2階が傾いていたり、完全に倒壊していたりしました。また、2階建てのアパートも、1階部分が潰れていました。
市長:現地で活動する中で、何か感じたことなどはありますか?
倉橋:「情報が入ってこない」「余震が多く眠れない」「雨の中長時間歩いて調査する」など、活動を終えたときは、心身共に疲労し、復興作業の過酷さを感じました。
 また、住民の皆さんの不安な思いがとても伝わってきて、話を聞くと、我々が来るのを本当に待ちわびていたのが分かりました。
吽野:建物の倒壊など多くの被害と向き合いましたが、「次に同じような地震が起きるのは小田原かもしれない」と自分のこととして考えることが、行政にとっても、市民にとっても非常に大切だと思いました。

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命や財産を守る耐震対策を
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市長:今回の地震では、広域避難所や災害対策本部となる施設も被害を受け、深刻さを感じました。今後、耐震対策強化のために何が必要と考えますか?
磯﨑:市内にも多くの古い建物があります。まずは、その所有者や居住者に、耐震化の意識をより高めてもらえるよう、支援の拡充と啓発を進めたいと思います。
市長:実際、耐震関係の問い合わせは増えているのでしょうか?
神谷:熊本地震後から増えています。今年度から、建築士が自宅を訪問する「無料簡易耐震診断事業」を始めましたが、熊本地震後に多くの申し込みがあり、意識の高まりを感じます。
市長:地震で建物を倒壊させないため、市としてできることは、まずは耐震補強をバックアップすることです。
 耐震は、人命や財産を守る大きな成果につながるので、皆さんの知見を集め、早急に耐震化促進事業に反映させてほしいと思います。
磯﨑:はい。また、熊本県や熊本市は、派遣要請や他県からの応援職員の受け入れ対応などにも苦慮されていました。
 県内の自治体を中心に年に3回ほど、受け入れ側になることを想定した擬似演習や、「応急危険度判定士」を育成する模擬訓練をしていますが、今回の経験を生かしていきたいと思います。
市長:そうですね。私も耐震などについて、市民の要望に応えられるような体制づくりを進め、責務を果たしていきます。

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「応急危険度判定」って何?
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 余震などによる建築物の倒壊や、窓ガラスや照明などの落下から市民の安全を守るため、大地震が発生した直後に、建築物の被害状況を調査するものです。
 見やすい場所に標識(ステッカー)を表示し、危険性を表します。なお、建物への立ち入りを禁止するなど、強制力を伴うものではありません。
 この判定作業を行うのが「応急危険度判定士」で、約40人の市職員がこの資格を持っています。
webID P03105

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旧基準の住宅 市に約12,000戸!
あなたの家は大丈夫?
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 「平成28年熊本地震」でも、建物が倒壊し、隣接する建物に被害を及ぼしたり、道路をふさいだりしていました。
 市では、建築基準法が改正される昭和56年5月31日以前の基準で作られた木造住宅などの耐震性を向上させるための事業を行っています。

木造住宅耐震化推奨訪問事業
 建築士などのアドバイザーが自宅を訪問し、無料で簡易耐震診断や耐震化に関する相談、情報提供などを行います。
無料耐震セミナー
 耐震化のポイントなどを、スライドを使い、分かりやすく説明します。また、耐震補強模型や地震災害の写真を展示します。
耐震化に係る補助制度
 木造住宅やマンションなどの耐震化(診断、設計・工事監理、改修)にかかる費用の一部を補助します。

木造住宅耐震診断補助制度を拡充!
(1)市民税非課税の高齢者(65歳以上の方)のみの世帯
   全額(上限9万円)
(2)(1)以外の世帯
   費用の3分の2(上限6万円)
※従前は、一律費用の2分の1(上限4万円)の補助でした。

申し込み、開催日程など詳しくは、建築指導課までお問い合わせください。

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#03 平成31年4月の供用開始に向けて 小田原市斎場の建て替え
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【問】環境政策課 電話 0465-33-1422
webID P14570

昭和47年の供用開始から44年が経過した「小田原市斎場」。
老朽化が著しいため、建て替えに向けた検討を進めてきました。
今後の火葬需要に対応するため、火葬炉を6基から9基に増やし、現在の敷地内に、新しい斎場を建設します。
平成31年4月の供用開始を目指し、整備を進めます。

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利用者の心情に寄り添った安心・安全な施設を
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 新しい施設は、現在の待合棟の位置に建設します。高い耐震性を備え、停電時にも自家発電装置で火葬を終えられる安心な施設になります。
 施設内はバリアフリー化し、移動の負担を軽減。利用者に優しく、省エネにも配慮した設計となっています。
 また、利用者と管理者の車両の動線が重ならないよう、通路や出入り口を分けるなど、利用者の安全に配慮しています。

プライバシーを守る施設設計
◦エントランスホールに2か所の出入り口を設け、他の利用者と入館が重ならないようにします。
◦独立したお別れ室(告別室・収骨室)で、しめやかに故人とお別れすることができます。

周辺環境に配慮
最新の火葬炉機器を使い、排気ガスを高水準で処理する。
建物の高さを12メートル以下にし、敷地内に樹木を配置するなど、周囲の景観や環境と調和した施設にする。

静かで落ち着いた空間の実現
◦音を抑えた火葬炉を導入し、静かに告別できます。
◦待合室は利用人数に合った広さとし、小田原の町並みや相模湾を望みながら過ごすことができます。

事業費を低減しつつ、よりよい公共サービスを提供
 新斎場は、設計・工事などの整備業務や、維持管理・運営などの各種業務を一括発注する「PFI手法」を採用し、工期の短縮や事業費の低減を図りました。
 市では今年6月、「小田原斎場PFI株式会社」と整備業務および15年間の維持管理・運営業務の契約を締結。効率的な施設整備や施設運営などによって、よりよい公共サービスを提供します。

建て替えに向けたスケジュール
事前調査・設計・工事 平成28年6月~30年12月
供用開始 平成31年4月
外構整備・現火葬棟解体 平成31年1月~12月

新斎場の施設概要
所在地 久野3664-8(現小田原市斎場敷地)
構造 鉄骨造2階建て
延べ床面積 3,244平方メートル
火葬炉 9基
各階の構成 1階 エントランスホール、お別れ室(告別室・収骨室)、炉室、事務室 など
      2階 待合室、待合ロビーなど
※式場、動物用の火葬炉はありません。

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工事期間中の利用
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 現在の火葬棟を稼働させながら建て替えるため、利用者が使う場所と工事エリアを分け、騒音の低減を図りながら安全に工事を進めます。
 工事期間中は、仮設待合室と仮設駐車場を利用していただくことになります。仮設待合室は現在の待合室の向かい側(現駐車場)、仮設駐車場は近隣に設ける予定です。詳しくは、市ホームページや広報小田原などでお知らせします。

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至誠・市政
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「熊本とのご縁」
小田原市長 加藤 憲一

 4月に熊本地方を襲った大地震の報に触れて以降、小田原市として大きく二つのことに取り組んできました。被災地への支援活動と、小田原における災害対策の補強策検討です。
 被災地支援としては、義援金の呼びかけ、天守閣入場料の寄附、建物の応急危険度判定作業などでの職員派遣、市長や幹部職員による被災地訪問などを行ってきました。特に、熊本城の甚大な被害に対して、城を持つまちとして何か支援ができないかと、矢も盾もたまらず動いてきましたが、その中では、小田原と熊本の間に400年の時空を越えたご縁があったことを知るに至りました。熊本藩が細川家の所領となった際に、後に小田原藩主となる稲葉正勝が尽力したというご縁から、その後小田原を襲った大地震の被害を心配する書状が細川家から届けられ、それに稲葉家が答礼を送っているのです。古からの目に見えないご縁が、今につながっていたのかもしれません。
 災害対策の補強に関しては、避難施設の運営、食料や救援物資の受け入れと配送、災害廃棄物の処理、要配慮者へのサポート、し尿処理、ボランティアの調整、仮設住宅用地、各種補償、被災した職員の代替スタッフ確保など、熊本の現場で生じた課題に即し、小田原の態勢について細かく検証を始めています。
 私自身、阪神淡路大震災時には西宮を拠点とした支援活動に延べ20日ほど、新潟県中越地震時には震源地・川口町にテント持ち込みでボランティアを3日間、東日本大震災後は相馬双葉地方の被災状況確認など、近年の大地震の現場を見てきましたが、毎回指摘される課題は、その後の災害時にどうしても繰り返されてしまうと感じています。今回熊本を訪問した際、大西一史市長が「地震への備えは正直手薄だった」と言っておられましたが、やはりどれだけリアルに被災時を想定し、その準備をしているかに、災害対策は尽きるのだと、改めて痛感しています。その意味では、小田原でも十分備えているつもりではありますが、被災地での痛みに寄り添いながらも、そこでの教訓を私たちの備えに活かさせていただく考えです。
 ともあれ、今後小田原として、相当の年月を要する熊本城復興を含め、息の長い支援をさせていただきながら、小田原の災害への備えに活かすとともに、熊本とのご縁をもう一度育てていければと願っています。

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#04 〈連載〉おだわらスイーツ便り
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【問】産業政策課 電話 0465-33-1511
   おだわらスイーツプレミアム提供店連絡会(事務局) 電話 0465-20-9172

温暖な気候に恵まれ、1年を通じて豊富な果物や野菜が取れる小田原。
古くから「茶の湯文化」が発展し、多くの菓子職人が集う「まち」でした。
現在も、高い技術を持った菓子職人やパティシエが、おいしいスイーツを提供しています。
平成26年2月から始まった「おだわらスイーツプレミアム」。
ここでは、小田原の魅力が凝縮したスイーツを紹介します。

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おだわらスイーツプレミアム
3つのこだわり
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(1)「おだわらふるーつ(小田原地域で生産される果物、野菜)」を使用したスイーツであること
(2)器として「小田原地域の工芸品」を使用したスイーツであること ※飲食店での提供の場合。
(3)「手わざ」の感じられるスイーツであること

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暑い夏にお薦め!
爽やかな柑橘系のフルーツを使ったスイーツ
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小田原レモンとうふ
正栄堂菓子舗(栄町1-1-9ラスカ小田原1階)
電話 0465-34-2222
特別製法の豆乳入りスポンジに、小田原産レモンの餡をサンドしました。

片浦レモンの生ようかん
伊勢屋(本町3-6-22)
電話 0465-22-3378
「片浦レモン研究会」の農家さんが丹精込めた低農薬のレモンを使っています。

フレッシュトマトのロールケーキ
鈴廣かまぼこの里 汐風カフェ(風祭245)
電話 0465-22-3191
季節の果実の味わいをそのまま生かして仕上げました。

湘南ゴールドクリームどら焼
御菓子処 盛月(板橋648)
電話 0465-22-3860
湘南ゴールドのホイップクリームをたっぷりサンドしました。

湘南ゴールドのわらび餅
そば季寄 季作久(江之浦133-6)
電話 0465-28-1020
地元江之浦の湘南ゴールドを使用。器は露木木工所のオリジナルです。

えのうら~な
れんが屋(江之浦400-4)
電話 0465-29-0831
自家農園で栽培した柑橘を、ムース・ゼリー・ジュースにしました。

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小田原を「おいしい」で盛り上げる
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壺 de Sweets(栄町2-2-9)
電話 0465-24-2288
パティシエ 成田和彦さん

 JAかながわ西湘の「朝ドレファ~ミ♪」から、その日最高の果物を仕入れ、スイーツを創作しています。素材のよさだけでなく、熟度や糖度を見極め、クリームの滑らかさやタルト生地の焦がし方にもこだわっています。
 開店からまだ1年、路地裏にある店舗なので、知名度を高めることが課題ですが、最近は東京方面からこの店を目指して来てくれる人も増えています。市外から小田原に人を呼べる店になれば、小田原を盛り上げることにつながりますね。

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愛されるスイーツを作る
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菓房 赤い実(栄町1-3-10)
電話 0465-22-8255
店長 前田庸二さん

 「地元」の食材にこだわり、「地元」の人に喜ばれ、「地元」小田原のおいしさを全国に発信したいと開発したスイーツです。日本ではまだ珍しいパネトーネの製法を用いて、小田原産の湘南ゴールドから採取した酵母種で熟成・発酵させ、ふんわり焼き上げた「パネティッシモ」を提供しています。繊細で柔らかな食感、酵母による深い味わい、フルーティな香りが絶妙のハーモニーを奏でます。
 青木さんをはじめ、農家の人が丹精込めて育てた果実なので、私たちには皆さんに愛されるスイーツを作る使命があります。

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おいしい湘南ゴールドを提供するために
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湘南ゴールド生産農家
青木孝典さん(江之浦在住)

 爽やかな酸味とあふれる果汁が特徴で、「幻のみかん」といわれる湘南ゴールドですが、栽培が難しいため、安定的に供給することが課題です。
 しかし、「赤い実」の前田店長に声をかけてもらったので、一生懸命栽培しています。我が子のように手塩にかけて育てた湘南ゴールドが、技術の高いパティシエによってさらに輝きが増すことを期待しています。

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#05 この夏、一生ものの知識と出会う 「第1回小田原市 図書館を使った調べる学習コンクール」開催!
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【問】かもめ図書館 電話 0465-49-7800
webID P20722

不思議に思ったことは、図書館で調べてみましょう。
きっと、その疑問を解決することができます。
市では、今年度初めて「図書館を使った調べる学習コンクール」を開催。
自分で調べて、まとめて、応募しよう!

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子どもの頃から
本と図書館に親しんで
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 子どもは、「調べる学習」で主体的に学ぶ意欲を持ち、自分なりのテーマを追求し、「情報を活用する力」を身につけます。
 図書館では、子どもの頃から「図書館の持つ力」を活用した「調べる学習」をすることによって、生涯使える「学ぶ力」を養ってほしいと考えています。
 図書館には本が並ぶだけでなく、「どうやって調べたらいいの?」といった疑問に答える職員がいます。館内の職員に声をかけてください。疑問解決のお手伝いをします。

「調べるコーナー」あります!
 かもめ図書館では、疑問解決のヒントや作品づくりの参考になる本を並べた「調べる学習コーナー」を、夏休み期間限定でオープン!!

自由にまとめて、応募しよう!
見る・聞くなどの体験や、実地調査を取り入れながら、どのように調べたのか、その結果、何が分かったのかをまとめてください。

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「第1回小田原市 図書館を使った調べる学習コンクール」
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募集期間 9月1日木曜日~10月15日土曜日
応募資格 市内在住または在学の小学生
応募条件 公共図書館・学校図書館を使って調べること
作品形態 サイズ:B4サイズまで
     ページ:50ページ以内
     参考文献など:利用した図書館名と資料名を記入
結果発表 11月下旬(上位入選作品は、全国コンクールへ出品)
応募方法 かもめ図書館などにある「応募カード」に必要事項を記入し、1作品につき1枚添えて、かもめ図書館に直接、または郵送で。
     〒250-0875 南鴨宮1-5-30

こんなまとめ方も
公益財団法人図書館振興財団主催全国コンクールの入選作品例がかもめ図書館で閲覧できます。

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#06 おだわら情報
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みんなで応援しよう!
松下祐樹選手
リオ五輪出場決定
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【問】企画政策課 電話 0465-33-1379
   スポーツ課 電話 0465-38-1165
webID P20846

 リオデジャネイロオリンピック競技大会の陸上競技「男子400メートルハードル」に、国府津出身(国府津小・中学校、小田原高校卒業)の松下祐樹選手が出場します。
 男子400メートルハードルは、日本時間で予選が8月15日月曜日、準決勝が17日水曜日、決勝が18日木曜日に行われます。
 松下選手が出場する生放送に合わせて、パブリックビューイングを開催予定。詳しくは、市ホームページでお知らせします。
 みんなで観戦して、地元出身の松下選手に声援を送りましょう!

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平成28年度 
地域環境美化功績者表彰(環境大臣表彰)
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【問】環境政策課 電話 0465-33-1472
webID P20975

 地域の環境美化に顕著な功績があった個人・団体をたたえる「地域環境美化功績者表彰」。
 今年度、全国で18個人と41団体が環境大臣から表彰され、市内では「中河原自治会(曽我地区)」が表彰されました。

中河原自治会
 昭和10年に設立されてから80年以上にわたり、全世帯が参加して地域内の道路、山道、河川を清掃しています。モットーは「自分の町は、自分の手から」。毎年数十万人が訪れる「梅まつり」の前には、地域内の一斉清掃も行っています。
 こうした活動が地域内の環境美化に貢献しているとともに、地域住民の環境美化意識の向上に寄与していると認められ、表彰されました。

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平成28年 
救急の日・救急医療週間
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【問】救急課 電話 0465-49-4441
webID P15756

 毎年9月9日は、救急業務や救急医療に理解を深める「救急の日」。この日を含む1週間は、「救急医療週間」です。
 市では、応急手当てや救急医療機関への正しい理解と知識を深めてもらうため、救命講習を行います。
 講習修了者には、「普通救命講習修了証」をお渡しします。

普通救命講習1
日時 9月4日日曜日午前10時~午後1時
場所 マロニエ3階 ホール
内容 講演(講師 市立病院救命救急センター医師)、心肺蘇生法とAEDの取り扱い
対象 市消防本部管轄内に在住、在勤、在学の中学生以上の人
定員 100人(申込先着順)
申込 8月8日月曜日から電話で。

親子で学ぶ普通救命講習1
日時 9月10日土曜日午前9時~正午
場所 県立足柄上病院1階 研修室(松田町松田惣領866-1)
内容 講演(講師 足柄上病院医師)、心肺蘇生法とAEDの取り扱い
対象 市消防本部管轄内に在住、在学の小学5年生から中学生とその保護者
定員 20人(申込先着順)
申込 8月10日水曜日から電話で予約後、8月31日水曜日までに申請書を最寄りの消防署へ。

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地域活動の強化へ
8月11日祝日
地域コミュニティ活動シンポジウム
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【問】地域政策課 電話 0465-33-1370
webID P20723

 市内全自治会連合会区域に設立された「地域コミュニティ組織」。地域の課題解決に向け、地域が主体的にまちづくりを進めています。
 国も、日本中に広がってきているこれらの活動を支援するため、新たな制度などの検討を始めています。
 「持続可能な市民自治のまち」の実現に向け、今後の活動に生かせるよう、全国の先進的な「まちづくり」の取り組みや、国の動向などを紹介する「地域コミュニティ活動シンポジウム」を開催します。

日時 8月11日祝日午後1時30分~4時10分(受付・開場:午後1時から)
場所 市民会館 大ホール
内容 (1)基調講演「進化し続ける地域コミュニティ組織」
     法政大学法学部教授 名和田是彦さん
     地域コミュニティ組織の今後の在り方を考えるため、全国の動向や小田原市の展望をお話ししていただきます。
   (2)事例発表 ~先進市町で活躍している方々の取組~
     ・島根県雲南市阿用地区 阿用地区振興協議会会長 永瀬康典さん
      地区の人口約1,100人。
      子育て支援、福祉、環境整備など、幅広く活動しています。今年度は、地区の将来展望を示す長期計画を策定します。
     ・山形県川西町吉島地区 きらりよしじまネットワーク事務局長 髙橋由和さん
      地区の人口約2,600人。
      全世帯が加入するNPO法人で、合意形成、ひとづくり、資金づくりのシステムに独自の手法を取り入れています。
   (3)パネルディスカッション ~地域が直面している課題について~
      コーディネーター 
      名和田是彦さん
      パネリスト 
      永瀬康典さん
      髙橋由和さん
     小田原市自治会総連合会長・富水地区まちづくり委員会委員長 木村秀昭さん
     小田原市長 加藤憲一
対象 地域コミュニティ組織の委員、市民
※入場無料、申込不要

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熱中症にご注意を!
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【問】健康づくり課 電話 0465-47-0820
webID P20832

熱中症とは
 「熱」に「中る」と書く「熱中症」。屋内外を問わず、高温や多湿が原因で起こります。
 主に、めまい、失神、頭痛、吐き気、体温の異常な上昇、異常な発汗、汗をかかなくなるなど、さまざまな症状があります。重症化すると体温調節機能が失われ、体温が40度を超えて死に至ることもある緊急性の高いものです。

予防法
•小まめに水分を取る。
•程良く塩分を取る。
•バランスのよい食事・十分な睡眠を取り、丈夫な体を作る。
•気温と湿度を気にする。
•室内を涼しくする。
•通気性・吸水性に優れた衣服を着る。
•帽子や日傘で直射日光を避ける。
•しっかり休憩を取る。
•気分が悪いと感じたら無理しない。

※協力:一般社団法人小田原医師会

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平成28年度
臨時福祉給付金の支給
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【問】福祉政策課 電話 0465-33-1667
   制度に関する問い合わせは、厚生労働省相談窓口 電話 0570-037-192
webID P20914

 消費税が8パーセントに引き上げられたことに伴い、所得が低い人を対象に、暫定的・臨時的な措置である「臨時福祉給付金」を支給します。

対象者・支給額
(1)平成28年1月1日に小田原市に住所登録がある。
(2)28年度分の市民税は課税されていない。
(3)28年度分の市民税が課税されている人の扶養に入っていない。
(4)生活保護を受けていない。

(1)〜(4)を全て満たしている人は支給対象者となる可能性があります(支給額:3,000円)。

支給までの流れ
 対象と思われる人の世帯に、申請書類を送ります(8月5日金曜日発送予定)。申請書に必要事項を書き、必要書類のコピーを添えて返信用封筒で郵送してください。
 市が市民税の課税状況や申請書を審査し、10月3日月曜日から順次、指定口座に振り込みます。
 申請期限は、12月28日水曜日(当日消印有効)までです。

年金生活者等支援臨時福祉給付金(障害・遺族基礎年金受給者向け給付金)
対象者 今年度の臨時福祉給付金の支給対象で、障害・遺族基礎年金を受給している人
給付額 3万円
※臨時福祉給付金の申請書に併記されているので、一緒に申請してください。

給付金の申請に関する問い合わせは
(1)コールセンター 電話 0570-001-257
(2)相談窓口 市役所2階 福祉政策課
(1)(2)ともに
期間 8月8日月曜日~12月28日水曜日
   ※土・日曜日、祝・休日除く
時間 午前8時30分~午後5時15分

不審な電話や振り込め詐欺に注意してください!

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インターネット公売も開始
市税の滞納処分を強化しています
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【問】市税総務課 電話 0465-33-1345

 市税は、さまざまな行政サービスを行うために必要な財源です。
 市では、市税収入の確保と納税の公平性を保つために、昨年度からインターネット公売も始め、滞納処分を強化しています。

早めに相談を
 納期限を過ぎると、延滞金が加算されます。やむをえない理由で納期内に納税できない場合は、市税総務課に相談してください。生活状況や収支状況から納税計画を立て、滞納の解消を目指します。

滞納処分の流れ
督促・催告
 納期内に納税されない場合、督促状を発送。それでも納税しない人には、文書や電話などで納税催告。

財産調査
 勤務先・金融機関・生命保険会社などに財産調査。

滞納処分(差し押さえ)
 財産調査で判明した財産を差し押さえ。

換価処分(現金化)
 差し押さえた財産は強制的に現金化し、滞納された市税に充当。

差し押さえ件数の推移
財産の種類 /平成25年度/平成26年度/平成27年度
預貯金   / 160件  / 194件  / 248件
生命保険 / 226件 / 195件 / 180件
給与 / 78件 / 98件 / 145件
その他の債権/ 67件 / 30件 / 93件
動産 / 0件 / 0件 / 3件
不動産 / 118件 / 154件 / 146件
計 / 649件 / 671件 / 815件

インターネット公売
 インターネットを利用して、差し押さえた品を売却する「インターネット公売」。
 市では昨年度から始め、差し押さえたオートバイ1台、原動機付自転車1台が落札され、その売却代金を滞納された市税に充てました。

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#07 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 8月/〈連載〉今月の笑顔
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第13回小田原もあ展
「夏休み小田原ものづくり体験教室」
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主催 ものづくり・デザイン・アート
日時 8月4日木曜日~7日日曜日午前10時~午後5時
内容 寄木コースター作り、風鈴作り など
費用 700円~2,500円
申込 産業政策課に電話(電話 0465-33-1515)で。
※内容により、日時や費用が異なります。詳しくは、市ホームページでご確認ください。
webID P18065

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からくり迷路~人生ゲームに君もチャレンジ!~
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主催・問 小田原・箱根「からくりパズル」を広める会 電話 0465-55-7887
日時 8月10日水曜日~25日木曜日午前10時~午後5時(入場締切:午後4時30分)
内容 「からくり」仕様の門やドアを開けて進む人生ゲーム
費用 300円(小学生以上)

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からくりパズルフェア2016
からくりパズル・知恵の輪・世界のパズルで遊ぼう!
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主催・問 小田原・箱根「からくりパズル」を広める会 電話 0465-55-7887
日時 8月13日土曜日・14日日曜日午前10時~午後5時
内容 ・からくり箱やパズルなどの販売会
   ・問題を解いて景品がもらえるチャレンジラリー
   ・からくり箱などの工作教室 など

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カリンバ作りワークショップ
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主催・問 小田原・箱根「からくりパズル」を広める会 電話 0465-55-7887
日時 8月20日土曜日・21日日曜日
(1)午前10時30分~ (2)午後1時~ (3)午後3時〜 (4)午後4時~6時
内容 楽器「カリンバ」の制作(制作時間:約1時間) 
費用 2,000円
定員 (1)(2)(3)は各回定員10人(予約優先)
(4)は随時受け付け(予約不要)
申込 (1)(2)(3)は電話で。

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ハルネギャラリー
展示予定
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小田原セレクション2016「女性が選んだ小田原のおすすめ品」…~8月31日水曜日

webトップページ 小田原地下街「ハルネ小田原」ホームページ http://www.harune-odawara.com/

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利用者の笑顔で、私もうれしい
小田原初! EPA介護福祉士 誕生
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 日本とフィリピンの経済連携協定(EPA)に基づき、「社会福祉法人東洋会」では、フィリピン人介護福祉士候補者を受け入れています。候補者は4年間、就労・研修し、介護福祉士の国家試験に挑戦。試験に合格すれば、介護福祉士として滞在することができます。
 このたび、トーレンティラ・ディッキー・カンサナさんが、本市で初めての合格者となりました。
 ディッキーさんは、5年前に来日。フィリピンでは日本語の講師をしていたこともあるディッキーさんですが、当初は、会話の中で出てくる言葉の意味が分からず、苦労しました。それでも、介護職員として懸命に働く中で日本語も上達。試験勉強も続けてきました。
 勉強面や仕事面で支えてくれた施設や仲間には心から感謝し、「試験合格は不可能でないことを示せた。今度は私が後輩をサポートする番」と意気込みます。
 屈託のない笑顔と優しい性格で人気のディッキーさん。今後は、妻と子どもを日本に呼び、小田原で介護の職を続けていく考えです。
 「利用者の笑顔を見られたら、私も満足。これからは、サポートがなくても介護ができるようになりたい」
 そう話す目は、まっすぐに未来を見据えます。

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#08 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[16]
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みんなが「知りたい!」「広めたい!」地域の自慢を紹介します。

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足柄地区
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小田原駅の北東に位置する足柄地区。
南には国道1号、西には国道255号が通り、地域と川東地区を結ぶ小田原大橋が、酒匂川に架かっています。
小田原駅の徒歩圏のため、便利で閑静な住宅街が広がっています。

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毎月1回、地域全体で清掃
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環境美化への熱心な取り組み
 毎年5月の「クリーンさかわ」では、山王網一色地区と合同で、小田原大橋から海岸までの酒匂川両岸や河口を清掃しています。地区内の企業や小学生サッカーチーム、中学校などの協力もあり、参加者は1,300人以上。毎年6月に行う「山王川・久野川一斉清掃」では、草刈りを中心に行っています。
 また、今年の2月には、自治会、環境美化推進員を中心に、「足柄地区まちづくり委員会」を設立。3月からは、毎月第2日曜日に「足柄地区いっせい清掃」を実施しています。清掃場所は、道路や植え込み、用水路など、自治会ごとに決めます。
 最初は各自治会とも数人の参加でしたが、活動は徐々に広まり、散歩をしながらゴミを拾うなど、地域住民に環境美化の意識が根づきつつあります。また、すれ違う住民に挨拶する人や、地域について情報交換する人なども増え、住民同士のコミュニケーションが活発化し、清掃活動を通じて安心・安全なまちづくりを進めています。

足柄地区まちづくり委員会 委員長
柳下登さん
 まちづくり委員会を立ち上げるに当たり、主な活動テーマを話し合い、今まで各自治会でも取り組んでいた「環境美化」を拡大することが、皆に受け入れられやすいのではないかと考えました。
 月1回の「足柄地区いっせい清掃」を続けることで、環境美化はもちろん、地域住民の交流の場として定着することが目標です。
 これから、他の活動にも取り組んでいきたいと思います。委員会は立ち上がって間もないですが、地域のために無理をせず、楽しく長く続けていきたいと思います。

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今井八幡神社の祭り
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 今井八幡神社は、旧今井村の鎮守でした。
 神社の祭りは、毎年4月の第1日曜日に行われています。
 木札を下げ、法被を着た子どもは、社殿で玉ぐしを捧げてから、山車を引きます。
 祭りの日は、小田原囃子と山車を引く子どもの「わっしょい」の掛け声が、地区内に響きわたります。

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#09 〈連載〉健康だより Vol.4
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延ばせ健康寿命
脳血管疾患死亡率が高い小田原市。
あなたやあなたの家族を守るのは、暮らしの中のちょっとした心掛けです。
ここでは、今日から生かせる予防法など、お役立ち情報をお届けします。

【問】健康づくり課 電話 0465-47-0820

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第4通 
「自分に合った運動してますか?健康な身体づくりを目指しましょう」
(協力:市民体操「おだわら百彩」指導員)
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毎日、適度な運動を
 適度な運動は骨を丈夫にし、筋肉を強化するだけでなく、エネルギーを消費することで余分な脂肪を減らし、肥満の予防や改善につながります。
 また、高血圧や糖尿病、動脈硬化などを防ぐ効果もあるため、毎日適度に身体を動かす運動習慣を身につけることが大切です。

「+10分」を心掛ける
 運動する時間を作ることが難しい人は、ちょっとした工夫や心掛けで、1日の歩数を増やしましょう。
 厚生労働省が健康増進のための目標を定めた「健康日本21」では、1日の目標歩数は男性9,200歩・女性8,300歩。現状の平均歩数と比べると、目標歩数に約1,000歩足りていません。
 しかし、10分歩くと約1,000歩。エレベーターやエスカレーターを使わず、階段を上り下りするなど少しの心掛けで、生活習慣病を予防することができます。

健康効果を高める有酸素運動
 ウオーキングやジョギング、サイクリング、スイミングなどの有酸素運動。特にウオーキングは、いつでもどこでも自分のペースでできる運動なので、長く続けられます。
 1日30分の運動でも、毎日続けることができれば、健康な身体づくりになります。

健康応援コラム
おだわら百彩
身近な体操で身体を動かそう

 「小田原の名物、特徴が動きに取り入れられ、親しみを持ってできる体操」
 「3分という短い時間で、全身を使える」
 「椅子に座ってできるバージョンもあるのは珍しい」
 「コミュニケーションを図りながら、楽しく体操できる」
 市には、皆が手軽にできる市民体操「おだわら百彩」があります。めだかやみかん、お猿のかごやなど、小田原をイメージできる動きと、「なんば」の動きを取り入れた体操です。
 小田原ならではの体操で、健康な身体づくりを目指しましょう!

市民体操「おだわら百彩」講習会
日時 (1)8月8日月曜日午前10時~11時30分
   (2)8月26日金曜日午後2時~3時30分
場所 (1)小田原アリーナ フィットネススタジオ
   (2)いそしぎ2階 トレーニングルーム
※講習会は毎月開催しています。9月以降の日程は、広報小田原15日号「おだわらいふ」や市ホームページでご確認ください。
webID P03491

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次回は…
「まちなかで健康づくりをしよう」をお届けします。
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小田原のチカラ
新しい小田原をイメージする市のブランドロゴとして、小田原の多様な素材を用いてデザインしています。

発行:小田原市 〒250-8555 小田原市荻窪300番地 市役所総合案内 電話 0465-33-1300
編集:企画部広報広聴課 電話 0465-33-1261 FAX 0465-32-4640 (C)小田原市2016・8
広報小田原は、資源保護のため再生紙を使用しています。
7月1日現在 小田原市の人口 193,518人 79,734世帯(平成27年 国勢調査速報値基準)
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