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広報小田原 第1174号

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広報小田原 第1174号

平成29年3月1日 発行

#01 おだわらっ子 元気に 楽しく 体力アップ
#02 一人一人に適した服薬を 知っていますか? かかりつけ薬局 かかりつけ薬剤師
#03 合併した場合の行政サービス 検討・協議が進んでいます
#04 申請書類が届いていませんか? 臨時福祉給付金の申請が始まります
#05 おだわら情報
#06 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 3月/〈連載〉キラリ 若人
#07 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[23]
#08 〈連載〉健康だより Vol.11


PDF版

テキスト版

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#01 おだわらっ子 元気に 楽しく 体力アップ
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【問】教育指導課 電話 0465-33-1684

「子どもの体力や運動能力が低下している」全国的に、よく耳にする言葉です。
スポーツ庁はその要因として、国民の意識や子どもを取り巻く環境、子どもの生活習慣の変化を挙げています。
市では、小・中学生が楽しく体力や運動能力を高められるよう、さまざまな取り組みを進めています。

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平成27年度体力測定
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小学5年生女子(全国平均(50.0))
長座体前屈(49.4)
上体起こし(49.1)
ソフトボール投げ(49.3)
握力(47.9)
50メートル走(49.8)
20メートルシャトルラン(48.3)
立ち幅跳び(48.4)
反復横とび(47.7)

小学5年生男子(全国平均(50.0))
長座体前屈(49.3)
上体起こし(48.7)
ソフトボール投げ(49.0)
握力(47.6)
50メートル走(49.4)
20メートルシャトルラン(48.9)
立ち幅跳び(48.5)
反復横とび(47.1)

平成27年度は、男女ともに全国平均を超える種目は一つもありませんでした。

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平成28年度体力測定
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小学5年生女子(全国平均(50.0))
長座体前屈(53.4)
上体起こし(50.7)
ソフトボール投げ(50.2)
握力(50.4)
50メートル走(49.8)
20メートルシャトルラン(48.5)
立ち幅跳び(47.8)
反復横とび(49.1)

小学5年生男子(全国平均(50.0))
長座体前屈(54.2)
上体起こし(50.7)
ソフトボール投げ(50.0)
握力(50.1)
50メートル走(50.1)
20メートルシャトルラン(49.4)
立ち幅跳び(48.0)
反復横とび(50.0)

平成28年度は、男女ともに4種目が全国平均を上回っています。※全国平均を50とした場合の小田原市平均の数値

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全国体力・運動能力、運動習慣等調査
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 スポーツ庁が、全国の小学5年生、中学2年生を対象に行う「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」。その前身である「体力・運動能力調査」を含めると、昭和39年から毎年実施されています。
 調査結果を全国的に見ると、ここ数年は緩やかな向上傾向であるものの、体力・運動能力が高いといわれていた昭和60年頃と比べると、低い状況が続いています。

小田原市の現状
 本市の調査結果を見ると、全国的な傾向と同様、体力・運動能力の低下が危惧されてきました。そのため市では、昨年度からさまざまな取り組みを推進。今年度は、取り組みの成果が感じられる結果となりました。
 今後も取り組みを継続し、子どもが抱える課題や指導の改善を検証しながら、さらなる体力・運動能力の向上を目指していきます。

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体力アップに向けた市の取り組み
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学校の特色を生かして体力の向上
 市立小・中学校では、児童・生徒が主体となった企画、休み時間を活用した遊び、独自の遊具の設置など、各学校の特色を生かして、体力の向上を目指した取り組みを進めています。
 友達と楽しく運動やスポーツをすることで、体力の向上だけでなく、フェアプレーの精神や仲間の大切さなども学んでいます。

矢作小学校
 「楽しく遊んで体力アップ」をテーマに、児童自ら体力の向上を目指し、取り組んでいます。
 昨年12月、全児童を対象に「運動と生活」についてのアンケートを実施し、その結果を代表者が発表。運動のよさや楽しさを知ることができました。
 発表を聞いた児童は、体力アップにつながる遊びを実際に体験。休み時間に、元気に運動する児童が増えています。

足柄小学校
 運動の習慣化を目指し、運動できる場づくりに取り組んでいます。
 イベントカンパニー委員が中心となり、「楽しく体を動かす集会」を企画。今年度は「ヨガ集会」を開き、体を動かす心地よさを味わいました。
 また、児童自ら鉄棒の前に技やコツを書いた掲示板を立てたり、PTA役員や職員が協力して、児童が自由に遊べるよう、校庭に廃タイヤを置いたりし、運動ができる環境を整えています。

鴨宮中学校
 運動する生徒としない生徒が二極化。運動に積極的でない生徒への働きかけを課題とし、昼休みを利用して体育委員が主体的に運動する機会を作っています。
 「クラス全員が参加できること」「運動が苦手な生徒も気軽に参加できること」「準備に時間がかからないこと」を条件に、「ミニスポーツ大会」を開催。和やかな雰囲気で、運動が苦手な生徒も楽しく参加していました。

小学生にアドバイス
体力・運動能力向上指導員の派遣
 昨年4月から10月にかけ、東海大学体育学部の学生や教育指導課の指導主事を「体力・運動能力向上指導員」として、小学校7校に延べ104人派遣しました。
 目的は二つ。「体力・運動能力の向上を図ること」と「日常的に運動・スポーツへの興味関心を高め、親しむ姿勢を育成すること」です。
 長座体前屈やソフトボール投げなどの実技のアドバイスだけでなく、子どもが運動・スポーツを「楽しい」と感じられるよう、遊びやゲームのルールを簡単にして誰でも参加しやすくするなど、工夫して取り組みました。
 子どもの運動・スポーツに対する意欲を高めるとともに、体力・運動能力の向上につながっています。

体力・運動能力向上指導員 
東海大学体育学部(大越ゼミ)3年 田中 裕貴さん
 体を動かすことが好きな小学生が多く、運動・スポーツに一生懸命に取り組む姿が見られました。実技についても、力の入れ方や体の使い方など、分かりやすく伝えればすぐにコツをつかみ、自分の力を発揮していました。
 運動やスポーツは、コツをつかめば楽しくなります。これからも、うまく伝えられるよう工夫していきたいと思います。

ようこそアスリート!
 「本物」との出会いは、スポーツへの夢や憧れを育み、子どもの「やる気」と「本気」を引き出します。
 昨年12月から市内小・中学校では、世界で活躍したアスリートが、選手時代の経験を交えた講義や、デモンストレーションを取り入れた実技指導を行っています。

講演会(城南中学校)
吉田 義人 さん(元ラグビー選手)
 高校・大学・社会人と日本ラグビー界の第一人者として世界と戦い、そこで培ってきた精神や、多くの人との出会い・関わりの大切さを話してくれました。生徒はその熱い言葉に、聞き入っていました。

小さな体でも諦めず挑戦し続けた結果、世界を舞台に戦うことができた。挑戦が未来を作り出してくれる。

バスケットボール教室(大窪小学校)
岩屋 睦子 さん(元バスケットボール選手)
 ドリブルやパスの練習に参加し、バスケットボールの基本的な動きを教えてくれました。素早く的確な動きに、児童からは歓声が上がっていました。

一つのスポーツだけでなく、さまざまなスポーツを経験することが、必ず自分の力になる。スポーツから、友達との協力、仲直りの方法などを学ぶことができる。スポーツを通じて、心も体も成長してほしい。

陸上教室(久野小学校・報徳小学校)
宇佐美 彰朗 さん(元マラソン選手)
 「走る」には、腕の使い方が重要であることを教えてくれました。児童は「短距離は肘を意識して、コンパクトにしっかりと腕を振る」ことを学び、よいタイムが出ると喜んでいました。

いろいろな運動に挑戦して、自分に合った運動を見つけてほしい。

佐藤 満さん(ソウルオリンピックレスリング52キログラム級金メダリスト、専修大学教授)早川小学校・片浦小学校でレスリングの動きを取り入れたゲームや体つくりを実施

日本体育大学ダブルダッチサークル 富士見小学校でなわとび教室を実施

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一人一人の「生き抜く力」を培う
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小田原市教育長 栢沼 行雄
 全国的に子どもの体力が低下傾向にある昨今、本市では著名なアスリートや指導員による指導、講演など、体力向上に向けたさまざまな取り組みを進めています。
 「体力」は人間が生活するうえで必要不可欠なもので、健康面だけでなく、心の成長にも大きく影響するものだと考えます。子どもが生涯を通じ、心身ともに健康で豊かな生活を送っていくためにも、体力向上への取り組みをより一層進めていく必要があります。
 子どもの体力向上は、一人一人の「生き抜く力」を培うために必要であり、本市のみならず、この国の明るい未来につながると信じています。

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#02 一人一人に適した服薬を 知っていますか? かかりつけ薬局 かかりつけ薬剤師
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【問】健康づくり課 電話 0465-47-0820
webID P22141
協力:公益財団法人小田原薬剤師会

いざというとき、私たちの健康を支えてくれる薬。
しかし、服薬方法や副作用などについて不安に感じることもあるのではないでしょうか。
薬とのつきあい方について、一人一人に寄り添った制度があります。

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かかりつけ薬局
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 市内に100か所以上ある薬局。あなたは、病院で処方箋をもらったら、どこの薬局に行くか決めていますか。
 いつも利用する薬局「かかりつけ薬局」を決めて、「お薬手帳」に記録することで、薬の調剤だけでなく、正しく服薬するためのアドバイスを受けることができます。また、日々の健康状態などを確認してくれるので、薬の飲み合わせや副作用などの不安も解消できます。
 薬と上手につきあっていくため、「かかりつけ薬局」を決めておきましょう。

「かかりつけ薬局」を決めていない場合
薬の重複や相互作用が心配です

「かかりつけ薬局」を決めている場合
あなたの薬を交通整理します

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かかりつけ薬剤師
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かかりつけ薬剤師
 昨年4月から、かかりつけ薬局の一人の薬剤師を、自分の「かかりつけ薬剤師」として登録できるようになりました。
 「かかりつけ薬剤師」には、24時間いつでも、薬の相談ができます。また、必要に応じて自宅などで薬の管理をしたり、処方について主治医に提案したりします。

かかりつけ薬剤師の資格
 「かかりつけ薬剤師」は、患者さんに対して大きな責任を担うため、一定の条件を満たした薬剤師のみ、なることができます。
 どの薬剤師が資格を持っているかについては、薬局で確認してください。

・3年以上の薬局勤務の経験
・同一の薬局に週32時間以上勤務
・当該薬局に半年以上の在籍
・研修成果を認定された「研修認定薬剤師」であること
・医療に関わる地域活動への参加

サービスを利用するには
 患者さんが希望した場合、同意書を交わすことで、サービスを利用できます。その後、かかりつけ薬剤師から、勤務表と24時間連絡が取れる連絡先を教えてもらいます。
 詳しくは、かかりつけ薬局にお問い合わせください。

サービス料
 「かかりつけ薬剤師」のサービスを受ける場合、「薬剤服用歴管理指導料」の代わりに「かかりつけ薬剤師指導料」がかかります。その差額は、一回につき200?320円です。
 保険が適用されるので、実際に患者さんが支払う金額は、1?3割です。

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病院に行くべきか判断に迷うときも
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公益財団法人 小田原薬剤師会常務理事 渡邊 千括 先生

 「かかりつけ薬剤師」を利用することで、多くのメリットがあります。
 例えば、「少し胃腸の調子が悪い」「最近、食欲がない」など、ちょっとした健康の悩みにも、「かかりつけ薬剤師」は対応します。
 薬剤師としての専門的知識と、ふだん飲んでいる薬やアレルギー歴などを考慮しながら、市販薬などで対処すべきか、病院に行くべきかアドバイスします。

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#03 合併した場合の行政サービス 検討・協議が進んでいます
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【問】企画政策課 電話 0465-33-1239
webID P21286

小田原市・南足柄市「中心市のあり方」に関する任意協議会

 人口減少・少子高齢化が進む中、本市と南足柄市は、安定的な行政サービスを提供し続ける体制をつくるため、昨年10月に「小田原市・南足柄市『中心市のあり方』に関する任意協議会」を設置し、検討・協議しています。

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これまでの協議結果
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全ての行政サービスが検討対象
 協議会では両市が合併した場合を想定し、そのメリットやデメリットを明らかにするため、現在行っている全ての行政サービスについて検討・協議していきます。
 その件数は3,284件(平成28年11月25日現在)にも及び、限られた時間の中で、漏れなく、効率よく検討・協議するため、全ての協議項目と事務事業をA?Cのランクに分けました。協議会では、Aランクの事務を中心に協議します。

合併の方式と時期
 協議を進めていくに当たり、合併の方式については、南足柄市域を本市に編入する「編入合併」を想定することとしました。これは、合併に伴う市民生活への影響や行政の停滞を最小限にとどめ、本市の都市機能の集積や中枢性を考慮したうえで、南足柄市域の住民自治や行政参画を保障するための対応策を十分に検証するためです。
 また、合併の時期は、市民への周知などに2?3年を見込み、「平成32年度中」を想定することとしました。
 なお、各事務事業の調整については、合併の方式に関わらず、両市対等の立場で実施していきます。

市議会議員の定数や在任など
 市議会議員の定数や在任などについては、協議会内に、両市の市議会議員8人で構成する「小委員会」を設置し、調査・審議することとなりました。調査・審議の結果については、第7回会議(5月下旬頃)までに協議会会長に報告することになっています。

メンバー
・本市…今村 洋一委員、大村 学委員、井原 義雄委員、加藤 仁司委員
・南足柄市…加藤 洋一委員、星崎 健次委員、池田 真一委員、岡本 俊之委員

協議項目および取り扱い区分
No/協議項目名/取り扱い区分
1/合併の方式/A
2/合併の時期/A
3/市の名称/A
4/事務所の位置/A
5/財産の取り扱い/A
6/議会議員の定数および在任などの取り扱い/A
7/農業委員会委員の定数および任期の取り扱い/A
8/地方税の取り扱い/A
9/一般職の職員の身分の取り扱い/A
10/特別職職員の身分の取り扱い/A
11/条例、規則などの取り扱い/A
12/事務組織および機構の取り扱い/A
13/一部事務組合などの取り扱い/A
14/使用料、手数料などの取り扱い/A
15/公共的団体などの取り扱い/A
16/補助金、交付金などの取り扱い/A
17/町名・字名の取り扱い/A
18/慣行の取り扱い/A
19/都市内分権/A
20/行政連絡機構の取り扱い/A
21/電算システムの取り扱い/A
22/新市まちづくり計画/A
23/その他の事務事業調整/B・C
24/中核市移行に関する事項/A
25/新たな広域連携体制に関する事項/A

[取り扱い区分]
Aランク:特に重要なもので、合併などの是非判断の大きな要素となるもの。
Bランク:Aランク以外のもので、両市の間で違いや格差が大きいもの。
Cランク:両市の間で違いや格差が小さく、市民への影響が小さいものや内部事務。

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皆で考えていくために
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 合併した場合の新市の将来ビジョンを示す「新市まちづくり計画」に盛り込む将来像や基本方針、重要施策などを取りまとめていきます。その際の参考にするため、1月から両市の市民各10人、計20人で構成する、全5回開催予定の「新市まちづくり市民懇話会」をスタート。合併した場合の市をどのようにしたいか、その実現に何が必要かなどについて、ワークショップ形式で話し合っています。
 懇話会は公開です。興味のある人は見学にお越しください。

懇話会の開催予定
回数/日時/場所
第4回/3月9日木曜日午後7時から/南足柄市役所4階401・402会議室
第5回/3月28日火曜日午後7時から/小田原市役所6階601会議室

第5回会議 傍聴のご案内
日時 3月28日火曜日午後1時30分?
場所 小田原市役所7階大会議室
内容 各種事務事業調整など
定員 20人程度(県西地域2市8町在住・在勤・在学の人)
   ※定員を超えた場合、開始15分前に抽選。

協議会だよりの発行
 協議会では、会議結果などを詳しく伝えるため、1月に『協議会だよりVOL.1』を発行。広報小田原2月1日号とともに配布した他、両市の公共施設や金融機関などに置いてあります。
 今後は、4か月に1回程度発行する予定です。

※会議資料や議事録などについては、協議会ホームページをご覧ください。

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至誠・市政
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「大地讃頌、そして森・里・川・海へ」
小田原市長 加藤 憲一

 毎年3月にコンサートを行う市民合唱団に、今年は数年ぶりに参加しています。新しいホールの建設を応援する目的で始まったこのコンサートは11回めを迎え、今年は3月5日日曜日、市民会館において「オーケストラで歌う!市民による『大地讃頌』」と題し、合唱曲の金字塔ともいわれている同曲を終曲とする7曲からなる「混声合唱のためのカンタータ『土の歌』」を、大勢の皆さんと一緒に歌います。作曲された佐藤眞さんご自身が指揮をされる、とても貴重な機会です。
 この曲には、私自身とても思い入れがあります。一つには、この曲は私が合唱の歓びを知った原体験であること。中学時代、私は野球部員でしたが、市内中学校の合唱大会メンバーとしてにわかに集められた運動部男子の一人として、この曲をバスパートで合唱。その歌詞と旋律の美しさは、私の心に強く刻まれました。のちに農業に携わり、文字どおり大地に立ってその恵みに与っていた日々にも、この曲のことはたびたび思い出されました。さらに、作詞者である大木惇夫は私の自宅からもほど近い谷津にかつて住んでいたこと、北原白秋に師事しておられたことなど、さまざまなご縁を感じてきた曲です。市内小・中学校の卒業式などでこの曲が歌われるたび、涙せんの緩みとともに聴き入ったものです。
 私が知っていたのは終曲である「大地讃頌」だけでしたが、それに先立つ6曲の中には、土に種を播き、いのちの糧を得る歓び、しかし戦争や核によってその土を汚してきた悲しい歴史と、人の愚かさ、平和への深い祈りが描き出されます。そのうえで改めて、母なる大地の恩寵に感謝を捧げ讃えようと呼びかける終曲。全7曲を通してこそ、実に深いメッセージが語られることを、今回初めて知りました。
 4月からスタートする「第5次小田原市総合計画」の後期基本計画には9つの重点テーマを掲げますが、その中に「豊かな自然や環境の保全・充実」を明確に位置づけます。そこには、現代社会にさまざまな課題はあっても、その一番の根っこで、私たちの生命を健やかに支え養う自然環境、すなわち大地をしっかりと守ろうとの、強い思いを込めました。折しも、環境省から「森・里・川・海」をつなぐ環境施策のモデル地域として小田原は選ばれています。合唱団への参加を通じ、母なる大地を守る取り組みへの思いを新たにしているところです。

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#04 申請書類が届いていませんか? 臨時福祉給付金の申請が始まります
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【問】福祉政策課 電話 0465-33-1667
(制度に関しては)厚生労働省相談窓口 電話 0570-037-192
webID P20914

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今回が最後の給付
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 平成26年4月に、消費税率が5パーセントから8パーセントに引き上げられました。
 その影響を緩和するため、所得の少ない人に対し、制度的な対応を行うまでの暫定的・臨時的な措置として「臨時福祉給付金」を給付してきました。
 今回の「臨時福祉給付金(経済対策分)」は国の経済対策の一環として、平成29年4月から31年9月までの2年半分を一括して給付します。
 なお、臨時福祉給付金としての給付は、今回が最後となります。

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申請について
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対象者
対象者診断チャート
(1)平成28年1月1日に小田原市に住民登録がある
(2)28年度分の市民税は課税されていない
(3)28年度分の市民税が課税されている人の扶養に入っていない
(4)生活保護を受けていない
(1)~(4)を全て満たしている人は支給対象者となる可能性があります。(1万5,000円)
((1)平成28年1月1日に小田原市に住民登録がない場合、小田原市での対象にはなりません。平成28年1月1日に住民登録があった自治体にお問い合わせください。)

給付までの流れ
(1)2月24日金曜日に、市が対象の可能性がある世帯に申請書類を発送。
(2)申請書に必要事項を書き、必要書類のコピーを添え、8月4日金曜日までに返信用封筒で郵送(当日消印有効)。
(3)市が、平成28年度の市民税の課税状況を確認、申請書を審査。
(4)3月30日木曜日から、市が順次、給付決定者の指定口座に入金。

問い合わせ
(1)コールセンター 電話 0570-001-257
(2)相談窓口 市役所2階 福祉政策課(18番窓口)
開設期間 2月27日月曜日~8月4日金曜日(土・日曜日、祝・休日を除く)
開設時間 午前8時30分~午後5時15分

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注意!
不審な電話や、振り込め詐欺
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 市や厚生労働省が給付金に関して、世帯構成や金融機関の口座番号、申請状況などについて、電話やメールで問い合わせることは、絶対にありません。
 自宅や職場などに、市役所や厚生労働省の職員をかたった電話がかかってきたり、メールが届いたりした場合、迷わず、福祉政策課や最寄りの警察署、または警察相談専用電話(♯9110)にご連絡ください。

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#05 おだわら情報
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約半数が未設置
住宅用火災警報器
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【問】予防課 電話 0465-49-4428
webID P08418

 火災で亡くなった人の約7割が65歳以上の高齢者で、その多くは逃げ遅れが原因といわれています(総務省統計資料から)。
 住宅用火災警報器を設置していると、火災を早期に発見でき、初期消火や早期避難など、大切な命や財産を守ることができます。
 市では、全ての寝室、寝室が2階以上にある場合は階段の上部に、住宅用火災警報器(煙式)の設置を義務づけています。
 市内100世帯(無作為抽出)を対象に、住宅用火災警報器の設置状況について訪問調査したところ、約半数が未設置でした。
 まだ設置していないご家庭は、大切な命を守るため、必ず設置してください。

市内における住宅用火災警報器設置率
設置世帯/40パーセント
※条例に適合した全ての部屋に設置している。

一部設置世帯/15パーセント
※一部の部屋のみ設置している。

未設置世帯/45パーセント
※全く設置していない。

未設置世帯の内訳
一戸建て/91パーセント
集合住宅/9パーセント

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3月1日水曜日から室内でも聞けます
防災行政無線
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【問】防災対策課 電話 0465-33-1855
webID P22118

 市と市内でケーブルテレビ事業を運営している「株式会社ジェイコムイースト小田原局」(J:COM 小田原)は、3月1日水曜日から、防災行政無線の放送内容を、受信機を通じ、自宅や職場などの屋内でも聞くことができるサービスを開始します。
 これにより、屋内などで聞き取りにくかった防災行政無線の放送内容を、屋内でも確実に聞き取ることができるようになります。
 また、受信機は、災害時に持ち出して、FMラジオとして使用することもできます。

申し込み・問い合わせ J:COMカスタマーセンター 電話 0120-914-000
受付時間 午前9時~午後6時、年中無休
利用料(月額・税抜) J:COM未加入者500円
           J:COM加入者 300円
           ※加入月を含む1年間は無料。
           ※工事費が発生する場合があります。詳しくは、問い合わせ先まで。

提供される情報
放送区分/種類/放送時間
緊急/全国瞬時警報システム(J-ALERT)からの情報(緊急地震速報、国民保護情報、特別警報など)/24時間随時
緊急/避難勧告、避難指示など/24時間随時
緊急/行方不明放送、振り込め詐欺注意喚起など/原則、午前10時?午後8時
通常/夕方のチャイム/夏季(4~9月)午後5時:冬季(10~3月)午後4時

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中河原配水池
3号配水池の給水開始と1号配水池の耐震化
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【問】工務課 電話 0465-41-1226
webID P22096

 市内給水区域の約6割に給水している「中河原配水池」。これまで、1号配水池、2号配水池の2つから給水してきましたが、安定的な給水や災害対策のため、新たに3つめの3号配水池を造っています。
 平成27年2月から建設工事を始めた3号配水池は3月上旬に完成し、3月中旬から、家庭や事業所への給水を開始します。その後、建設から約40年が経過している1号配水池の耐震化工事に着手する予定です。
 災害に強い水道を実現するため、今後も水道施設の耐震化に取り組んでいきます。

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文化振興条例制定に向けて
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【問】文化政策課 電話 0465-33-1707
webID P22089

 文化は、人と人とのつながりを生み出します。そのつながりが新しい価値を生み出し、心豊かに暮らすことのできるまちをつくります。
 文化を守り育て、新しい文化を創っていくことができるのは、市民一人一人です。
 文化を将来にわたり発展させていくため、市では文化振興条例の制定に向けた準備を進めています。

シンポジウム
私たちが文化を創る ~文化振興条例制定に向けて~
 文化の重要性を知り、小田原のまちに文化の力を花開かせることを目的に、シンポジウムを開催します。

日時 3月25日土曜日午後2時~4時30分
場所 小田原市民会館 小ホール
内容 講演
   平田 オリザさん(劇作家・演出家)
   テーマ 文化によるまちづくり なぜ今、地域に文化が必要なのか
   公開座談会
   白井 英治さん(ヴァイオリニスト)
   萩原 美由紀さん(NPO法人アール・ド・ヴィーヴル理事長、市教育委員)
   加藤 憲一(小田原市長)
   進行 鬼木 和浩さん(横浜市文化観光局文化振興課施設担当課長(主任調査員))

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「おだわらメールマガジン」配信中!
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【問】広報広聴課 電話 0465-33-1262
webID P07313

 毎日の生活に役立つ行政情報などを、Eメールで配信しています。9種類のメールマガジンから必要なものを登録すると、情報を受け取ることができます。

 市ホームページ、または二次元バーコードから登録してください。

9種類のメールマガジン
種類/配信内容/配信日
(1)おだわら表情いいメール/「広報小田原」の情報/毎月1日と15日(4月からは毎月1日)
(2)市長のメールマガジン/「市長の日記」/随時
(3)ママパパ子育て知恵袋メール/子育てに関するミニ情報:対象 妊娠中から、2歳までのお子さんをお持ちのママ・パパ/毎月1回(0歳児のみ月2回・号外有り)
(4)防災メール/「防災行政無線」の内容や災害情報/随時
(5)おだわら環境メールニュース/生活に役立つ、環境に関する情報/随時
(6)おだわら安心・安全メール/不審者情報や犯罪情報など、安心・安全に関する情報/随時
(7)こらーぼ~協働のまちづくりメール~/市政に参加できる情報や、インターネットを利用したアンケート情報:対象 市内在住・在勤・在学の18歳以上/随時
(8)健康づくりメールマガジン/大人の健康づくりなど、健康に役立つ情報/毎月25日(号外有り)
(9)おだわら・文化/文化イベントのお知らせ/毎週火曜日

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市民の声を生かして 5月から 「広報小田原」が変わります
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【問】広報広聴課 電話 0465-33-1262
webID P21769

 市では、これまでよりも「読みやすい」「分かりやすい」「手に取りやすい」を目指し、広報紙をリニューアル。行政情報を効果的に発信し、市民が容易に入手できる環境づくりに取り組んでいます。

発行回数を月1回に
 5月号からはタブロイド判(現在の約2倍の大きさ)にし、月1回の発行にします。
 また、多くの人に読んでもらうために配架場所を増やし、市内の駅やコンビニエンスストアなどでも入手できるようにします。
 なお、移行前の4月15日号は休刊し、現行のA4判の4月1日号「広報小田原」に「おだわらいふ」を合冊して発行します。

市民ニーズを反映
 昨年4・5月に、市民2,000人(無作為抽出)を対象に「小田原市から提供する情報入手に関するアンケート」を実施。718人から回答がありました。新しい広報紙には、市民の皆さんから寄せられた結果を、できるだけ生かしていきます。

市に関する情報入手方法
 市民が市に関する情報を入手する方法は、「市の広報紙」が約8割を占めています。年齢が高くなるほどその割合が高く、60歳以上では約9割。20?39歳でも、約6割が広報紙から情報を入手しています。

市に関する情報入手方法(複数回答有り)
市の広報紙/80.5パーセント
回覧板/58.5パーセント
フリーペーパー・タウン紙/40.9パーセント
新聞/28.0パーセント
自治会/25.2パーセント
市のホームページ/23パーセント
テレビ/19.6パーセント
広報掲示板/16.4パーセント
口コミ/13.2パーセント
ポスター/12.1パーセント
ちらし/11パーセント
ラジオ/4.7パーセント
市以外のホームページ/1.7パーセント
市のフェイスブック/1.3パーセント
市のツイッター/1.1パーセント
市以外のフェイスブック/1.1パーセント
市以外のツイッター/0.4パーセント
その他/3.2パーセント

広報紙を読んでいますか?
 「毎号読んでいる」が最も多い約3割。「毎号読んでいる」「ほとんど毎号読んでいる」「たまに読む」を合わせると8割以上の人が、広報紙を読んでいます。

広報紙を読んでいますか?
毎号読んでいる/31パーセント
ほとんど毎号読んでいる/29パーセント
たまに読む/23パーセント
ほとんど読まない/9パーセント
読まない/8パーセント

望まれる発行回数
 「月1回がよい」が約6割を占め、「現状の月2回がよい」の約4割よりも高くなっています。「月1回がよい」は世代が低いほど多く、20?59歳では6割以上、60歳以上では約5割でした。
 「月1回がよい」を望む人の中には、「経費が削減されるのであれば」という条件を付けた人も多くいました。
 発行回数の見直しが、経費削減につながるようにしていきます。

望まれる発行回数
月1回がよい/58パーセント
現状の月2回がよい/38パーセント
発行しなくてよい/2パーセント
その他/2パーセント

広報紙に必要と思う情報
 「税や国民健康保険、社会保障制度の説明・各種手続きの案内」が6割以上。また、「イベントや講座」「市の重要施策や市政」「防災・防犯」「まちの話題・できごと」は、約5割が望んでいます。
 新しい広報紙では、ニーズに合わせた情報を届けられるよう努めます。

広報紙に必要と思う情報(複数回答有り)
税や国民健康保険、社会保障制度の説明・各種手続きの案内/64.3パーセント
イベントや講座/51.7パーセント
市の重要施策や市政/49.8パーセント
防災・防犯/47.5パーセント
まちの話題・できごと/45.1パーセント
市の歴史や文化、みどころ/36.2パーセント
市の財政状況/35.2パーセント
健康・スポーツ/31.0パーセント
子育て/22.2パーセント
特集的な読み物/19.5パーセント
活躍する市民の紹介/15.2パーセント
その他/2.2パーセント

マチイロで読む広報紙
 「広報小田原」の配信登録者数は、800人を超えています。
 一度ダウンロードした広報紙は、インターネットに接続していなくても閲覧できます。

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#06 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 3月/〈連載〉キラリ 若人
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おひさまマルシェ2017 
~3.11に学び3.11からはじまる地域づくり~
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主催・問 W-BRIDGEプロジェクト 電話 090-7008-4455(小山田)
日時 3月11日土曜日午後0時15分~4時30分
内容 ・ステージパフォーマンスダンス(M.G.Factory)、ライブ(藍坊主・藤森真 一、小田原ユースウインドアンサンブル)、書道(堤千恵子)
   ・フォーラム「F(食べモノ)E(エネルギー)C(福祉)+M(お金)自給圏構想は地域を救えるか?」 など

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ときめき国際学校研究発表会
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主催・問 文化政策課 電話 0465-33-1703
日時 3月12日日曜日午後1時30分~3時
内容 オーストラリア・マンリー(現 ノーザンビーチ市)との青少年交流に参加した「ときめき親善大使」による活動報告

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おだわら・コドモ・アート
春のカラーテープアート@ハルネ小田原
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主催・問 文化政策課 電話 0465-33-1706
日時 3月19日日曜日午前9時30分~午後0時30分
内容 「花」をテーマに、ハルネの壁をカラーテープで装飾
対象 小学生以上(4年生以下は保護者同伴)
定員 20組程度(申込先着順)
持ち物 脚立(持参できる人)
講師 三ツ山 一志さん(造形家・横浜市民ギャラリー主席エデュケーター)
申込 3月17日金曜日までに電話で。

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おだわら木の広場~木の温もりを感じよう~
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主催・問 農政課 電話 0465-33-1491
日時 3月25日土曜日午前10時~午後4時
内容 ・小田原城ジャングルジム
   ・ヒノキのボールプール
   ・かまぼこつみきコーナー
   ・端材クラフト体験

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ハルネギャラリー
展示予定
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おだわらスイーツプレミアム…開催中~3月6日月曜日
関東学院大学国際研修センター開設記念「材表研ミュージアム」…3月7日火曜日~

webトップページ 小田原地下街「ハルネ小田原」ホームページ http://www.harune-odawara.com/

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さらなる高みを目指し 新たな舞台へ
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青木 りん さん

2016年全国高等学校総合体育大会・2016年国民体育大会  陸上女子400メートル 優勝

 昨年の全国高等学校総合体育大会、続く国民体育大会でも優勝し、今年度の小田原市民栄誉賞を受賞した青木りんさん。
 女子陸上界で日本記録保持者を多数輩出してきた東邦銀行と福島大学からスカウトされ、高校卒業後も陸上を続けることを決意しました。今春から、昼間は銀行で働き、終業後に陸上の練習。夜間は大学で勉強という多忙な生活が始まります。
 東邦銀行では、女子400メートルの日本記録保持者である千葉(旧姓:丹野)麻美さんが指導に当たる予定。「今までは雲の上の存在でしたが、千葉さんの記録を狙えるところまで努力してきたと思っています。51秒台を目指して頑張りたいです」と、気合十分に話します。
 「不安と楽しみが半々。新しい環境に少し不安はありますが、速い選手と走るのが楽しみ」
 今年、ロンドンで開催される世界陸上選手権や、2020年東京オリンピック競技大会への出場を見据え、新たな舞台に踏み出します。

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#07 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[23]
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みんなが「知りたい!」「広めたい!」地域の自慢を紹介します。

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東富水地区
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東富水地区は、小田急線の蛍田駅・富水駅が最寄り駅で、田園に囲まれています。
地区内にある「小田原アリーナ」や「小田原テニスガーデン」は利用者も多く、活気に満ちた明るいまちです。
各種大会が開催される週末は、特ににぎわいます。

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連携が強いまち
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 東富水地区は、各種団体の連携が強く、夏祭り、高齢者昼食会、敬老行事などが盛んに行われています。また、防災訓練や交通安全総ぐるみ大会などの地域活動には、多くの住民が積極的に参加し、地域全体の連携が図られています。
 平成26年6月には、地域の課題解決のために活動する地域コミュニティ組織「絆ふかめたい東富水」を設立。これまでに、各種団体の活動や課題の共有、見守り活動の際に使うのぼり旗や防犯ベストの購入、認知症予防体操教室の企画・開催などに取り組んできました。今後も、各種団体の連携を強め、子どもからお年寄りまで安心して住み続けることができるまちになるよう、活動していきます。

東富水地区自治会連合会 会長 金子穗積さん

 8月に東富水小学校で行う「東富水納涼サマーフェスタ」は、今年度で7回めを迎えました。自治会連合会が中心に、各種団体と協力して、夜店、盆踊り、抽選会、生バンド演奏などの出し物を分担しています。各種団体が工夫を凝らした夜店は大変にぎわい、行列ができるほどです。「夜店あり、踊りあり」の一夜を、子どもから高齢者まで、2,500人以上が楽しみます。
 このサマーフェスタは、「地域に『元気』を呼ぼう」と掲げて、地域住民の「親睦を深める場」「交流の場」として始めた取り組みです。東富水地区住民の「元気」を、市全体に発信できたらよいと思っています。

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支え合う、優しいまちを目指して
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 東富水地区は、見守りや触れ合い活動が活発な地域です。
 一人暮らしの高齢者を対象とした昼食会を月1回開催し、先月、400回を迎えました。
 平成24年4月には、ごみ出しや電球の交換など、日常生活で困ったことを解決する生活応援隊「ささえあいセンター東富水」が、市内で初めて立ち上がりました。メンバーは70人を超え、これまでに、延べ100人が活動しています。
 また、月2回自治会単位で行う小学生の下校時の見守りを通じて、子どもとの触れ合いも大切にしています。

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#08 〈連載〉健康だより Vol.11
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延ばせ健康寿命
脳血管疾患死亡率が高い小田原市。
あなたやあなたの家族を守るのは、暮らしの中のちょっとした心掛けです。
ここでは、今日から生かせる予防法など、お役立ち情報をお届けします。

【問】健康づくり課 電話 0465-47-0820

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第11通
「働き盛りの脳血管疾患予防~早期発見には、健康診断が大切です~」
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(協力:神奈川県小田原保健福祉事務所)

定期健康診断を受けていますか
 労働安全衛生法では、常時働いている人に対し、事業者が行う年1回の定期健康診断の受診を義務づけています。職場での健康診断を受け、自分の体と法律を守りましょう。
 また、受診するだけでなく、結果をしっかり見ましょう。「要精検・要再検」の判定が出たらできるだけ早めに受診し、改善に取り組むことで健康を保つことができます。

40?74歳の国民健康保険加入者は、市の特定健診を受けましょう。自分がどの健康診断を受けるのか分からないときは、「健康診断があなたの未来を変える!」リーフレットで確認しましょう。
健康診断があなたの未来を変える! → 検索

出前講座も活用して!
 「県西地区地域・職域連携推進協議会」と市では、事業所の規模に関わりなく、事業所へ出向いて、働き盛りの皆さんに役立つ健康情報の提供や健康チェックをする「健康出前講座」を行っています。
 出前講座で血圧測定すると、若い人に自覚症状がない血圧の高い人が見られ、「塩分の取りすぎはさまざまな病気の原因になるので気をつけたい」という感想が寄せられています。
 「健康出前講座」をご利用希望の際は、お申し込みください。
申込 小田原保健福祉事務所企画調整課 電話 0465-32-8000(内線3222)
   市健康づくり課 電話 0465-47-0820

健康応援レシピ
脳血管疾患を予防するためには、塩分を控えた料理を食べることが大切です。
「鮭のイタリアンソテー」
働き盛りの人は、血液や筋肉を作る、たんぱく質をしっかり摂取することも大切です。鮭は吸収のよい良質なたんぱく質を多く含み、コレステロールを抑えて血液の流れをよくします。

1人分の塩分0.7グラム

材料(4人分)
・生鮭 50?80グラム×4切れ
・酒 適量(大さじ2)
・こしょう 適量
・小麦粉 大さじ1と小さじ1
・オリーブ油 大さじ1
・バター 16グラム
・にんにく(みじん切り) 10グラム(1欠け)
・たまねぎ(薄切り) 200グラム(1個)
・トマト(角切り) 200グラム(1個)
・えのきたけ(根元を落とし、半分の長さに切る) 40グラム(1/2袋)
・ほうれん草(5センチメートルに切る) 80グラム(1/4束)
・コンソメ(果粒) 2グラム A
・中濃ソース 小さじ2 A

作り方
(1)生鮭に酒を振り、冷蔵庫で10分置く。
(2)鮭の水気を拭き、こしょうを振り、小麦粉をまぶす。
(3)フライパンでオリーブ油を熱し、(2)の鮭を焼き、皿に盛る。
(4)フライパンでバターとにんにくを熱し、たまねぎ、トマト、えのきたけを加え、よく炒め、煮詰める。
(5)(4)にほうれん草を加えて炒め、Aを加えて混ぜ、(3)の鮭にかける。

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次回は…
「健康具だくさん味噌汁コンテスト入賞作品」をお届けします。
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